書誌詳細

カードゲームで本当に強くなる考え方

  • 著者名茂里/憲之∥著
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2025.10

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
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所蔵事項

  • 登録番号00016680
  • 請求記号798-モ
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 新書
  • Map
  • 所蔵状態所蔵

書誌事項

  • 書名カードゲームで本当に強くなる考え方
  • 書名ヨミカードゲームデホントウニツヨクナルカンガエカタ
  • 著者名茂里/憲之∥著
  • 著者ヨミモリ,ノリユキ
  • 叢書名ちくまプリマー新書
  • 叢書番号505
  • ISBN9784480685353
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者筑摩書房
  • 出版年2025.10
  • 出版者・頒布者地域名 東京都 
  • ページ167p
  • サイズ18cm
  • 価格900

資料コード

表現種別 機器種別 キャリア種別 付属のキャリア種別
テキスト 機器不用 冊子
  • 件名遊戯
  • 内容文献:p164~167
  • 内容紹介勝てると思ったのに勝てないのはなぜか。カードゲームはどのようなもので、その実力とは何か。確率的センス、認知バイアス、メタ読みなど、プロプレイヤーとしての経験から得た、カードゲームに強くなれる理論を伝える。
  • 著者紹介『Magic:The Gathering』元プロプレイヤー。「一般TCG理論」を提唱し、noteに文章を執筆。

内容細目

タイトル 著者 ページ
はじめに
第1章 カードゲームの本質
 1 カードゲームの難しさの正体
 勝てると思ったのに勝てないのはなぜか/「再現性」という幻想/カードゲームは人生の縮図である
 2 ゲームの本質をつかむための理論
 「攻撃の無力化」はなぜ弱いのか/理論はツールの1つ
 3 上達するとはどういうことか
 勝者のゲームと敗者のゲーム/敗者のゲームに勝つことが「上達」なのか/勝者のゲームで勝つために
 4 カードゲームの本質は「数理と心理」
 なぜ当然のことが難しいのか?/不完全な人間と現実のあいだに生じるズレ/より洗練された「直感」を身に着ける
第2章 カードゲームの数理
 1 ツールとしての確率を使いこなす
 確率のためのセンス/確率とは何か/確率計算の先に勝利はあるか?/よりよいスタート地点に立つための理論/確率で判断ができる場合
 2 起こりうる場合の数と起こらない確率
 順列-並べ方のパターン/組合わせ-n枚のカードからm枚を選ぶ/余事象-ある事象が起こらない事象
 3 条件の下での確率
 本当にそんなに運が悪かった?/直感に反する確率/2つ以上のことが同時に起こる確率/考慮しきれない条件をどう扱うべきか
 4 確率の取りうる幅
 なぜ期待値だけでは不十分か/点ではなく幅で見る/引きたいカードと期待値の罠/確率が導く“いいセンス”
 5 結果を解釈する
 対戦結果にはどの程度の意味がある?/メタ読みの幻想-ただ1つの正解は存在するのか
第3章 カードゲームの心理
 1 私たちの世界は認知でできている
 認知していないものは選べない/行動経済学から学ぶ判断の非合理
 2 非合理の中の正解
 美人投票から見るメタゲームの本質/先に進むのは一歩だけ/都合のいいデータを集める心理
 3 なぜ人はデッキを弱くするのか?
 「お得感」と実際の「得」は違う/プロスペクト理論/デッキを弱くする心理
 4 最善手の発見を妨げるもの
 「当たり前」が答えを遠ざける/手段と目的の逆転/勝ちたい気持ちに遊び心を添える
 5 あなたの上達を妨げる心理
 わかったつもり/なぜ失敗の重要さに気付けないのか/報われる努力を考える
第4章 真に上達するための練習
 1 ミスは永遠になくならない
 本当に「もっと練習する」だけでいい?/チーズの穴をミスがすりぬけていく
 2 チームを組むということ
 ただプレイするだけが練習じゃない/個人競技でもチームに意味はある/反論は「人格否定」でも「論破」でもない
 3 「よい言語化」とはなんだろうか
 誰のための言語化なのか/複雑な経験や知識を圧縮する道具/間違える勇気、間違いを認める勇気
 4 理論を持つことこそが練習効率を高める王道
 点と点をつないで理論を作る/ストーリーでゲームを見る準備/結果に広がりを見る
 5 ゲームに一貫性を作る
 トレードオフとボトルネック/一貫性の上にデッキタイプがある
第5章 デッキビルダーとして考える
 1 デッキビルダーの視点を持つ意味
 情報時代にデッキ作りは意味がない?/デッキビルダーとしてゲームを見る/強化と適応/作るのが難しいデッキ
 2 デッキを作ろう
 仮説を持つ/遊び心でチューナーからビルダーになる/カードを見る
 3 デッキを作る練習
 車輪の再発明は悪くない/練習中に引き出しを作る
 4 デッキ制作は総合競技
 デッキ構築は“勝者のゲーム”/数字を見る、数字の見方を考える/結果論より選択幅/負けたくない心理に囚われない/仮説となる一貫性を持つ/仲間の力を借りる
 5 “完璧主義”にはならず、完璧を目指す
 とりあえずやってみれば得をする/それでも前に進むということ
あとがき-可能性への投資
 後悔なく楽しむ
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