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言語存在論

  • 著者名野間/秀樹∥著
  • 出版者東京大学出版会
  • 出版年2018.11

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号11049841
  • 請求記号801 ノ
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館埼玉県立熊谷女子高等学校
  • 配架場所 展示5
  • Map
  • 所蔵状態所蔵

ブックリスト

書誌事項

  • 書名言語存在論
  • 書名ヨミゲンゴソンザイロン
  • 著者名野間/秀樹∥著
  • 著者ヨミノマ,ヒデキ
  • ISBN9784130860543
  • 国名コードJP
  • 言語コードjpn
  • 出版地東京
  • 出版者東京大学出版会
  • 出版年2018.11
  • 出版者・頒布者地域名 東京都 
  • ページ13,380,66p
  • サイズ22cm
  • 価格5500

資料コード

表現種別 機器種別 キャリア種別 付属のキャリア種別
テキスト 機器不用 冊子
  • 件名言語哲学
  • 内容文献:巻末p41~66
  • 内容紹介朝鮮言語学・日韓対照言語学の第一人者が、「言語はいかに在るのか」という問いに正面から向き合い、〈言語〉を根源から問いなおす。「言語の存在様式と表現様式」「真偽論・時制論・命名論」などを収録。
  • 著者紹介言語学者。東京外国語大学大学院教授などを歴任。大韓民国文化褒章受章。「ハングルの誕生」でアジア・太平洋賞大賞受賞。ほかの著書に「日本語とハングル」など。

内容細目

タイトル 著者 ページ
第1章 言語存在論とは何か
 1 言語存在論と言語の学
 2 言語場論
 3 日本語は在るのか?
 4 言語場と〈文脈〉
第2章 言語の存在様式と表現様式
 1 音と光
 2 言語の存在様式と表現様式
 3 〈話されたことば〉から〈書かれたことば〉へ
 4 〈書かれたことば〉はいかに生まれるのか
第3章 音が意味と〈なる〉とき、光が意味と〈なる〉とき
 1 言語に係わる意味
 2 〈書かれたことば〉が意味となるとき
 3 〈話されたことば〉が意味となるとき
 4 ことばは意味となったり、ならなかったりする
 5 〈意味が通じる〉ことから出発する虚構の形而上学
 6 発話者と受話者の〈意味〉はなぜ異なるのか
 7 〈意味するもの〉と〈意味されるもの〉の統一という擬制
第4章 〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉
 1 〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉の仕掛け
 2 オト=言語音として在り、ヒカリ=文字として在る
 3 〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉の〈時間〉
 4 〈形音義トライアングル〉の仕掛け
 5 引用論
 6 〈話されたことば〉の複数の話し手と複数の聞き手
 7 〈書かれたことば〉におけるテクストの書き換えと重層的産出
 8 IT革命と言語の存在様式、表現様式の変容
 9 言語の存在様式と表現様式の区別が言語教育へ突きつけるもの
第5章 発話論・文論
 1 言語存在論という問いから言語の内を見る
 2 談話とテクスト、そして発話
 3 文とはいかなる単位か
 4 単語(word)の桎梏、文(sentece)の桎梏
 5 言語を語る〈文〉の病
第6章 主述論・省略論
 1 〈主語-述語文〉中心主義の桎梏
 2 言語事実における〈主語文〉と〈非主語文〉、〈述語文〉と〈非述語文〉
 3 〈省略〉論
 4 ことばが話し手の「意図」や「目的」の結果だという目的論的言語観
第7章 真偽論・時制論・命名論
 1 言語外現実
 2 〈非文〉と真偽値、〈非文〉と自然さ
 3 「普通の文」と「普通でない文」は連なった広野に在る
 4 〈不自然〉を胚胎する言語
 5 空想も嘘も矛盾も語る言語
 6 自らに背理する言語
 7 言語存在論が問う時制論
 8 命名論
第8章 動態としての言語・動態としての意味
 1 〈言語静態観〉の桎梏
 2 間言語的煩悶
 3 動態としての意味、〈意味同一性〉という物神化
 4 〈教え=学ぶ〉言語