刑事司法とジェンダー
- 著者名牧野/雅子‖著
- 出版者インパクト出版会
- 出版年2020.10
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所蔵事項
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書誌事項
- 書名刑事司法とジェンダー
- 書名ヨミケイジシホウトジェンダー
- 著者名牧野/雅子‖著
- 著者ヨミマキノ，マサコ
- 版増補
- ISBN9784755403071
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 出版地東京
- 出版者インパクト出版会
- 出版年2020.10
- ページ255p
- サイズ19cm
- 価格¥2200
- 件名性犯罪
性差
- 内容文献:p230〜244
- 内容紹介刑事司法は性暴力加害者をどのように扱ってきたのか? 性暴力加害者の経験に肉薄し、彼らの責任を問う法のあり方をジェンダーの視点から検証する。2017年の性犯罪についての刑法改正以降の状況を増補。
- 著者紹介1967年富山県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。同大学非常勤講師。龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員。著書に「痴漢とはなにか」がある。
内容細目
| タイトル | 著者 | ページ |
|---|---|---|
| 序章 | ||
| 一 ジェンダーの視点 | ||
| 二 加害者の責任追及 | ||
| 三 先行研究 | ||
| 四 研究の対象と方法及び構成 | ||
| 一章 性犯罪処罰規定と政策の歴史 | ||
| 一 日本近代刑法の制定 | ||
| 二 戦後の性犯罪をめぐる法と政策 | ||
| 三 被害者保護の潮流 | ||
| 四 性犯罪者の再犯防止政策 | ||
| 二章 強姦事件における犯行動機の立証 | ||
| 一 事件の概要・加害者調査の経緯 | ||
| 二 動機の立証過程 | ||
| 三 捜査書類に書かれるもの | ||
| 四 動機捜査の前提 | ||
| 五 動機の語彙と付与 | ||
| 三章 加害性の追及 | ||
| 一 加害者の悪質さ | ||
| 二 被害者の貶め | ||
| 三 刑事裁判の目的 | ||
| 四章 強姦加害者の語り | ||
| 一 強姦以前 | ||
| 二 強姦行為 | ||
| 三 強姦の非犯罪化 | ||
| 四 強姦の世界観 | ||
| 五 加害意識 | ||
| 六 犠牲者意識 | ||
| 終章 | ||
| 一 加害者に着目して見えてくるもの | ||
| 二 法を有効に用いるために | ||
| 三 加害者の再犯防止に向けて | ||
| 増補 性暴力を許さない社会のために | ||
| 一 一一〇年ぶりの刑法改正 | ||
| 二 主な改正点 | ||
| 三 残された課題 | ||
| 四 性犯罪被害防止対策の問題 | ||
| 五 フラワーデモ〜無罪判決と刑法改正 |