書誌詳細
現場で使える食物アレルギー児のための指導マニュアル : 一般医・小児科医,コメディカル,保育士のための便利なガイダンス
- 著者名大谷智子著 : 畔柳佳枝著
- 出版者診断と治療社
- 出版年2008.12
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計6
所蔵事項
- 登録番号0062094
- 請求記号493.931//O 84//ge
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名現場で使える食物アレルギー児のための指導マニュアル : 一般医・小児科医,コメディカル,保育士のための便利なガイダンス
- 書名ヨミゲンバデツカエルショクモツアレルギージノタメノシドウマニュアル
- 著者名大谷智子著 : 畔柳佳枝著
- 著者ヨミオオタニ,トモコ
- 出版地東京
- 出版者診断と治療社
- 出版年2008.12
- 内容第1章 食物アレルギーの基礎知識
1 アレルギーが起こるしくみ
A 定義と分類
B 食物アレルギーの発症機序(原因)と予後
C 食物アレルギーの症状
1)アナフィラキシー即時型症状
2)非即時型症状
D 食物アレルギーの原因となる食品
2 診断に必要な検査
A 問診
B 検査
1)好酸球数
2)総IgE値
3)特異的IgE抗体
4)ヒスタミン遊離試験(HRT)
5)皮膚テスト
6)食物経口負荷試験
3 治療のすすめ方
A 食事療法
B 薬物療法
1)インタールR
2)ヒスタミンH1拮抗作用のある抗アレルギー薬
4 救急時における診断と処置
A アナフィラキシーの定義と特徴
B 症状と重症度分類
C 対応
1)プレホスピタル
2)医療機関での対応
第2章 実際の食事指導のすすめ方
1 食物除去の考え方
1)目的
2)すすめ方の基本
2 除去食の指導
1)除去食指導基準
2)指導基準の決定方法
3 食事日誌の活用
1)記録のつけ方
2)原因食物を見つけ出す
3)栄養管理
4 原因食物の除去食と代替食の指導
A 鶏卵〔卵除去の場合の栄養指導〕
B 牛乳〔牛乳除去の場合の栄養指導〕
C 小麦〔小麦除去の場合の栄養指導〕
D 大豆〔大豆除去の場合の栄養指導〕
E 米〔米除去の場合の栄養指導〕
F ソバ
G ピーナッツ・ナッツ類
H 魚類
I 甲殻類,軟体類
J 肉類
K 果物,野菜
5 離乳食のすすめ方
1)1回食(前期:5-6カ月頃)
2)2回食(中期:7-8カ月頃)
3)3回食(後期:9カ月以降)
6 献立計画の指導
1)発育・発達と食生活
2)食事摂取基準
3)栄養状態の把握
4)除去食のない場合の献立作成
5)除去食のある場合の献立作成
6)栄養計算結果について
7)献立作成のアドバイス
7 食品表示の見方
1)表示対象食品
2)注意喚起表示
3)代替表記,特定加工品表記,対象外食品例
4)加工食品ラベルの専門用語
5)問題点
8 授乳期の食事指導
1)鉄分を多く含む食品を摂る
2)カルシウムを多く含む食品を摂る
3)適度な水分を摂る
4)乳脂肪分,糖分の摂り過ぎに注意
5)エネルギーの摂り過ぎに注意
6)アレルギーのリスクを考慮する
9 妊娠中の食事指導
1)発症予防に関して
2)妊娠時のn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取
10 除去食の解除
1)除去食の解除を目的とした負荷試験適応の判断(耐性獲得の判断)
2)除去期間と解除のための負荷試験時期
3)低アレルゲン化した食品を利用した負荷試験
4)耐性獲得のための食物負荷試験後の対応
第3章 食事指導・相談におけるコツ
1 信頼関係を築くには
1)問診の重要性
2)今までの治療を全面否定しない
3)厳しい要求はしない
4)患者側の希望も受け入れて
5)希望をもたせる
2 除去食療法の患児,家族への影響と対策
A 除去食療法の患児への影響と対策
1)栄養充足への不安
2)集団給食などでの差別
3)食べたいという欲求への対応
4)行動の制限
B 家族(特に母親)への影響と対策
1)心理的負担
2)食生活上の負担の増加
3 除去食療法をすすめる上での問題
A 治療の中断
1)除去食療法による疲弊の場合
2)合併症の悪化の場合
B 思い込みによる除去食療法への誤った対応
1)根拠のない除去食療法の場合
2)除去食解除が不安な場合
4 アナフィラキシーへの対応
1)アドレナリン自己注射器(エピペンR)について
2)エピペンRの使用について
3)重篤なアナフィラキシーを起こした患児と保護者への対応
5 日常生活や保育園・幼稚園・学校での対応
A 日常生活での注意点
B 給食への対応
1)除去食のみの対応
2)代替食を含めた対応
3)献立による対応
C 除去食指示書の書き方
D アナフィラキシー時の対応について
付録(A-K)
索引