書誌詳細
あきらめないで重症アトピー性皮膚炎もきっとよくなる
- 著者名眞鍋穰著
- 出版者芽ばえ社
- 出版年2006.3
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0064434
- 請求記号494.8//Ma43
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名あきらめないで重症アトピー性皮膚炎もきっとよくなる
- 書名ヨミアキラメナイデジュウショウアトピーセイヒフエンモキットヨクナル
- 注記「食べもの文化」2005年9月号別冊として発行したものを単行本にしたもの
- 内容「うちの子はもう治らないのでは」と心配のお母さんへ。アトピー性皮膚炎の原因としての食物アレルギーへの対応を中心に、重症例を紹介しながら、ひとりひとりの原因対策を探ります。
主な目次
プロローグ アトピー性皮膚炎の起きるメカニズムは?
第1章 乳幼児期のアトピー性皮膚炎の食事療法(卵単独の食物アレルギー;卵と牛乳、卵と大豆など2、3項目のアレルゲンの事例;当初卵が食物抗原陰性で後から陽性になった事例;ジンマシンを契機に卵・牛乳・大豆アレルギーがわかった事例)
第2章 重症アトピー性皮膚炎児(不必要な除去で栄養失調になった例;多種目抗原陽性であきらめず除去で改善した例;食物アレルギーなのに除去しないで栄養失調になって来院した事例;専門病院で外用ステロイドのみで治療されていた事例;ヒビデン浴が奏功して改善した例;3歳児初診で多種目抗原陽性で発達障害を疑われた例)
第3章 黄色ブドウ状球菌の作用(黄色ブドウ球菌とは?;皮膚消毒の仕方)
第4章 重症アトピー性皮膚炎の合併症(白内障を合併・・・白内障が皮膚状態の改善と平行して改善した例;カンジダアレルギーに網膜剥離を合併;黄色ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群;伝染性難属腫(いわゆる水いぼ))
第5章 真菌アレルギー・カンジダアレルギー=イーストコネクション(イーストコネクションとは?;カンジダアレルギーの事例;イーストコネクション事例15例;いったん改善後も消毒中止で再び悪化している事例;乳児期は卵、牛乳アレルギー、いったん改善後カンジダアレルギー発症;乳児期にカンジダアレルギーを発症した事例;イーストコネクション除去と酸性水で改善;イーストコネクションで使う薬;イーストコネクションで問題いなる食品)
第6章 重症食物アレルギー多種目抗原除去の実施の仕方(多種目抗原陽性事例;食物除去のポイント;何をどう除去するのか?)
第7章 RAST陰性の食物アレルギーと残留抗生剤、残留農薬アレルギー(RAST陰性の場合でも実は食物アレルギーがある場合;食物が原因でないことも;食物そのものでなく、残留抗生剤や残留農薬が原因のことも)
第8章 アナフィラキシーを起こす事例(カリフラワーでアナフィラキシー;兄の菓子を食べてアナフィラキシー;運動誘発性のアナキラフィシー;兄が口にしたストローでジンマシン;ブドウ糖でジンマシン;食品および食品添加物の原材料と製法からその混入成分を知ること)
第9章 食物アレルギー以外の悪化原因による重症化したアトピー性皮膚炎(ペットの毛・フケによるアレルギー;花粉によるアトピー性皮膚炎の悪化;室内汚染物質によるアトピー性皮膚炎の悪化(シックハウス症候群)やアレルギー;歯科金属のアレルギー;洗剤;その他)))
第10章 アトピー性皮膚炎に似ている他の疾患など(アレルギー性接触性皮膚炎;尋常性乾癬;疥癬;水いぼをかきむしって湿疹化したもの;皮膚黄色ブドウ状球菌感染;掌蹠膿庖症)
第11章 アトピー性皮膚炎の増加・難治化の要因について(残留抗生剤・残留農薬/大気汚染 ジーゼル排ガスDEP・窒素酸化物NO2;室内汚染物質 揮発性有機化合物VOCなど)
第12章 アトピー性皮膚炎に対する薬物療法の基本(外用薬;内服薬;医薬品の薬効成分によるアレルギー。医薬品の添加剤の成分によるアレルギー;アレルギー用医薬品に含まれる主な添加剤;市販薬について)
学校生活での注意 学校給食を中心に (食物アレルギー児の給食への対応;給食献立表の実例と具体的チェック;給食以外の学校での注意点) あとがき