書誌詳細
私の声が聞こえますか : 認知症がある人とのコミュニケーションの可能性を探る
- 著者名マルコム・ゴールドスミス著 ; 寺田真理子訳
- 出版者雲母書房
- 出版年2008.11
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計28
所蔵事項
- 登録番号0062079
- 請求記号S 05//G 61//wa
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名私の声が聞こえますか : 認知症がある人とのコミュニケーションの可能性を探る
- 書名ヨミワタクシノコエガキコエマスカ
- 著者名マルコム・ゴールドスミス著 ; 寺田真理子訳
- 著者ヨミテラダ,マリコ
- 注記監訳 : 高橋誠一
参考文献: p324-329
- 内容第1章 こだまはゆっくりと返ってくる
認知症とは何なのでしょうか。認知症があってもコミュニケーションをとることはどの程度可能なのでしょうか。
第2章 サービスについての意見を聞く
認知症がある人に、自分が利用しているサービスについての意見を聞くことは可能なのでしょうか。
第3章 誰かそこにいるの?
認知症への医学的アプローチと社会的アプローチの関係、そして認知症という経験について探求します。
第4章 人はそれぞれ異なる方法で影響を受ける
人の性格はそれぞれ異なるので、認知症による影響もまたそれぞれ異なります。認知症ということでひとくくりにしない、パーソンセンタードなケアが求められます。
第5章 コミュニケーションは可能
コミュニケーションの可能性を示す二つの長期的な事例を検討し、より良いコミュニケーションを可能にする方法を考察します。
第6章 力を奪うこと
認知症がある人は、人々の態度によって力を奪われ、無力感を学習してしまいます。しかし、多くの方法によって力を与えることができるのです。
第7章 時間とペースの感覚
認知症がある人とのコミュニケーションでは、ゆっくりと相手のペースに合わせる必要があります。時間のプレッシャーがある中でこれにどう対応するかを模索します。
第8章 ライフストーリーの価値
ライフストーリーを活用して認知症がある人の人生を理解することで、コミュニケーションを容易にします。
第9章 環境の影響
環境がコミュニケーションに影響を与えることを認識し、障害となるものを取り除きます。
第10章 非言語コミュニケーション
非言語コミュニケーションの重要性を認識し、スキンシップや音楽などの活用への試みを考察します。
第11章 挑戦的な行動(チャレンジング・ビヘイビア)
挑戦的な行動をコミュニケーションの試みとして捉え、理解し、対応することを学びます。
第12章 グループワーク
グループワークがコミュニケーションに与える効果が今後期待されています。
第13章 告知すべきか、せざるべきかーそれが問題なのか
認知症の告知への賛成論と反対論、そして告知にまつわる諸問題を検討します。
第14章 内省的結論
各章のまとめと総括。