• 書名地域福祉と住まい・まちづくり : ケア付き住宅とコミュニティケア
• 書名ヨミチイキフクシトスマイマチズクリ

• 著者名上田耕蔵
• 著者ヨミウエダコウゾウ

• ISBN4761511710

• 出版地京都
• 出版者学芸出版社
• 出版年2000

• ページ191p
• サイズ19cm

• 内容はじめに
  １章　超高齢社会へどう対応するか
  １　福祉と住宅が問われた―あらわになった住宅の貧しさ
  ２　仮設住宅は２１世紀を予見した―超高齢社会の到来
  仮設は超高齢社会
  高齢者は馴染んだ地元に住みたい
  孤独死が顕在化した
  心のケアの雛形ができた
  ３ 地域型仮設が証明したコミュニティケアの有効性
  ≦グループホームケア事業と生活支援員（ＬＳＡ）派遣事業≧
  意外に高い長楽公園仮設住民の満足度
  ＬＳＡの生きがい
  閉じこもり防止に効果を上げるＬＳＡの活動
  地域型仮設住宅でのＬＳＡの業務
  地域型仮設におけるコミュニティケアの経験
  ４ 21世紀に生かすセーフティネットの経験
  ５ 地元にあってこそ特養が生きる
  ６ 社会保障としての公営住宅
  公営住宅の大量供給
  家賃補償
  集合住宅で求められるコミュニティづくりの支援
  ７ シルバー住宅とコミュニティづくりの経験
  シルバー住宅とは
  ≦医療･福祉･住宅の統合を目指すシルバー住宅≧　
  ８ ふれあいをめざすゆるやかなコレクティブ住宅
  コレクティブ住宅の概要
  コミュニティ形成における利点と問題点
  コレクティブ住宅の今後の発展
  ９ 虚弱高齢者も入れるグループハウス
  １０ ボランティア活動の事業化・ＮＰＯへの発展
  ＮＰＯへの支援
  「駒どりの家」の社会福祉法人化
  住民が作る特養―駒どりの郷（仮称）
  地域福祉へのボランティアの役割
  １１ 21世紀的なまちの世話人―高齢者介護支援センター
  管理人がこのまちにはいない
  公営住宅における孤独死
  契約以外の住民にも対応
  シルバー住宅の警報装置
  高齢者介護支援センターの仕事
  特養はまちの心の支え
  まちの再生へ向けて
  ２章　日本の社会保障とＮＰＯ
  １ 在宅介護重視だからこそ必要とされるケア付き住宅
  震災における住宅と福祉の経験
  日本の福祉施設と高齢者住宅
  公的介護保険と住宅
  ２ 公的介護保険にみる中ぐらいの政府と市民社会の到来
  公的介護保険にみる政府の大きさ
  震災にみる日本の社会保障レベル
  ≦自立と支え合い、市民社会の到来、市場と国家≧
  ３ 効率的な日本の社会保障―それでもすべては満足できない
  日本の社会保障給付費
  国民負担率
  家計負担率
  各国医療制度と医療費コスト
  ２１世紀の社会保障負担
  ４ サンフランシスコのＮＰＯ―厳しい現実と明るく強い活動
  サンフランシスコでのカルチャーショック
  サンフランシスコ市でＮＰＯが栄える背景
  サンフランシスコ市「９８年活動計画まとめ」
  対貧困に取り組むＮＰＯ
  アメリカ、日本、ヨーロッパのＮＰＯの違い
  ５ ドイツのＮＰＯとオールタナティブ住宅建設
  ドイツのＮＰＯ
  ドイツのまちづくりへの住民参加
  ハンブルク市アルトナ区オッテンゼン地区
  住宅づくりの自助活動を支援するＮＰＯ
  シュタッツバウ有限会社の特徴
  アメリカとドイツのＮＰＯ
  　
  ３章　心とコミュニティ
  １ 支え合いが幸せの条件
  コモン（common）にする
  直後・避難所
  仮設
  公営住宅
  ２ うわさ話ができるコミュニティを
  コミュニティとうわさ話
  コミュニティとは何か？
  コミュニティ再生の方向
  ３ 心は体と家、人びとの繋がりの中にある
  老人ホームに入ること
  フェーススケールによる心のＱＯＬ評価
  ４　ヒトの心の４要素と医療・介護・住まい
  心のベクトル４要素
  ヒトの自立
  社会における各要素
  ≦伝統社会と現代社会におけるヒトの心の４要素≧
  ヒトの一生における心ベクトルの４要素
  医療、介護、住まいにおける心の４要素
  ５ 激変する家族と地域―２１世紀にヒトは耐えられるか
  家族・地域共同体の外部化と社会保障
  ヒトは耐えられるのか？
  注
  おわりに