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書誌詳細
日本辺境論
- 著者名内田樹著
- 出版者新潮社
- 出版年2009.11
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号9006278
- 請求記号b 91//uchi//ni
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 内容日本人とは辺境人である―「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。
常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。
日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。
丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。
読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。
1 日本人は辺境人である(「大きな物語」が消えてしまった;日本人はきょろきょろする ほか)
2 辺境人の「学び」は効率がいい(「アメリカの司馬遼太郎」;君が代と日の丸の根拠 ほか)
3 「機」の思想(どこか遠くにあるはずの叡智;極楽でも地獄でもよい ほか)
4 辺境人は日本語と共に(「ぼく」がなぜこの本を書けなかったのか;「もしもし」が伝わること ほか)
「とにかく読め、これが結論です」──養老孟司氏絶賛!
いつも世界の中心から外れている辺境の民──それが日本人である。なぜいつも他国を気にするのか。なぜ「オバマ演説」が日本に生まれないのか。司馬遼太郎、「水戸黄門」、レヴィ=ストロース、憲法、日の丸・・・・・・様々なテーマを自由に飛び回る。著者ならではの「ビック・ピクチャー(大風呂敷)」が堪能できる、これぞ最強の日本論。