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書誌詳細

実践をふりかえるための教育心理学 : 教育心理にまつわる言説を疑う

  • 著者名大久保智生, 牧郁子編
  • 出版者ナカニシヤ出版
  • 出版年2011.4

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計3

所蔵事項

  • 登録番号0067952
  • 請求記号371.4//O 54
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名実践をふりかえるための教育心理学 : 教育心理にまつわる言説を疑う
  • 書名ヨミジッセンオフリカエルタメノキョウイクシンリガク
  • 著者名大久保智生, 牧郁子編
  • 著者ヨミオオクボ,トモオ
  • ISBN9784779505317
  • 出版地京都
  • 出版者ナカニシヤ出版
  • 出版年2011.4
  • ページix, 227p
  • サイズ21cm
  • 注記引用文献あり
  • 件名教育心理学
  • 内容1 「心の教育」は有効か―「心の時代」を超えて「命の教育」へ―(伊藤哲司) 
    1 「心のノート」の登場と「心の時代」  
    2 「心のノート」を使った学生たちの声から
    3 「心のノート」問題の本質  
    4 「心の教育」から「命の教育」へ―「心の時代」を超えて―  
    2 モンスターのような親は増えたのか―親の怒りと訴えの背後にあるもの―(小野田正利)
    1 やっかいで激しいクレーム  
    2 モンスターという言葉の危うさ  
    3 本当に「増えて」いるのか  
    4 トラブルを大きくさせない,長引かせない  
    3 日本の子どもの学ぶ意欲は低いのか―学習意欲を巡る3つの「思い込み」を吟味する―(村山 航) 
    1 日本の子どもは国際的にみて意欲が低いのか  
    2 相対評価は意欲に悪影響を与えるのか  
    3 意欲の評価は不可能なのか  
    4 思い込みを捉えなおすことで変わること  
    5 おわりに 
    4 「全国学力・学習状況調査」は学力の現状を客観的に知るための科学的な調査か―「初期状況」にみるポリティクス―(森田英嗣) 
    1 はじめに  
    2 「全国学力・学習状況調査」の「意義・目的」,そしてその出自  
    3 調査の設計とそこに至る議論  
    4 「専門家検討会議」の「議事概要」にみる調査設計 5 「全国学力・学習状況調査」の今後  
    5 授業は誰のために行われているのか―「子どものため」といえる授業実践を考える―(岸 俊行)
    1 授業は誰のために行われているのか  
    2 授業を捉える視点と測定  
    3 子どものための授業を行うためには  
    6 今の子どもを指導することは難しいのか―子どもの力を引き出す学級経営―(龍野聡平)
    1 今の子どもを指導することは難しいのか  
    2 子どもの力を引き出す教育とは  
    3 今の子どもを指導することは難しいことではない
    7 問題児と向き合うことが生徒指導なのか―荒れる学校とどう向き合うか―(加藤弘通)
    1 指導力がある教師とは  
    2 「荒れる学校」の問題行動をしない生徒がもつ問題  
    3 学校の荒れと生徒指導のダブルスタンダード化  
    4 直接的な指導から間接的な指導へ  
    5 再び指導力がある教師とは  
    8 いじめられる側にも問題があるのか―いじめ現象の理解といじめ対策実践の再考―(戸田有一) 
    1 いじめられる側にも問題があるのか  
    2 いじめの報告数が減ればいいのか  
    3 いじめ対策実践と効果測定の再考 
    4 国内のピア・サポート実践  
    5 いじめ対策実践の最前線  
    6 協働への期待  
    9 現代の子どもや若者は社会性が欠如しているのか―コミュニケーション能力と規範意識の低下言説からみる社会―(大久保智生)
    1 子どもや若者の社会性の欠如に注目が集まる現代  
    2 現代の子どもや若者の社会性の欠如に関する言説の検証  
    3 なぜ現代の子どもや若者の社会性が問題になるのか  
    4 現実の問題に対応していくために  
    10 社会的スキル訓練をすれば,すべての人づきあいの問題は解消するのか―社会的スキル訓練の実際と実施時の留意点―(宮前義和) 
    1 社会的スキル訓練をすれば,すべての人づきあいの問題は解消するのか  
    2 社会的スキルとは何か  
    3 社会的スキル訓練の実際  
    4 社会的スキル訓練を適切に用いる 
    11 子どもは教師に相談するのか―子どもの被援助志向性にそった教育相談のあり方―(水野治久)
    1 子どもは教師に相談しない  
    2 子どもの相談に対する抵抗感 
    3 教師は子どもをどのように援助すればよいのか  
    12 「学校不適応」の生徒は「障害(病気)」なのか―スクールカウンセラーからみた学校現場―(松嶋秀明) 
    1 「この子は障害(病気)ですか?」にどう答えるか 
    2 スクールカウンセラーは「問題」にどうかかわるのか
    3 子どもの問題を解決にみちびく大人の関係性  
    4 生徒の「生活」を支えるためにSCができること 
    13 職員室は「仲よく」できているのか―学校現場における協働性の実際―(牧 郁子) 
    1 職員室は「仲よく」できているのか  
    2 職員室が仲よくできないわけ  
    3 教師同士が「仲よくする」には―自分そして子どもたちのために― 
    14 学校は,校長のリーダーシップ次第であろうか―学校組織づくりにおける校長のリーダーシップについて―(淵上克義)
    1 集団・組織におけるリーダーシップの役割についての再考  
    2 学校成果を生み出す校長と教師集団の相互影響関係  
    3 学校組織の力量向上のための新たな提案  
    15 「地域の教育力」は衰退したのか―学校と地域の協働による「地域の教育力」の顕在化を考える―(時岡晴美)
    1 「地域の教育力」は衰退したのか  
    2 「地域の教育力」への期待と効果  
    3 「地域の教育力」の顕在化に向けて