• 書名乙女の日本史　文学編
• 書名ヨミオトメノニホンシ

• 著者名堀江宏樹, 滝乃みわこ [著]
• 著者ヨミホリエ，ヒロキ

• 叢書名角川文庫
• 叢書番号19268, [ほ22-1], [ほ22-2]

• ISBN9784041031650

• 出版地東京
• 出版者KADOKAWA
• 出版年2014.7

• ページ258p
• サイズ15cm

• 注記[正編] : 東京書籍 (2009年8月刊) の単行本に加筆・修正し、文庫化したもの
  文学編: 実業之日本社 (2010年10月刊) の単行本に加筆・修正し、文庫化したもの
  ブックジャケットのシリーズ番号: ほ22-1, ほ22-2
  主な参考文献: 巻末

• 件名日本 -- 歴史
  伝記 -- 日本

• 内容第一章　上代文学
  日本人は昔から擬人化好き『万葉集』
  アマテラスは男か女か？－『古事記≒日本書紀』
  日本神話に近親愛が多いのはなぜ？『古事記』
  いつたい何を学ぺぱいいのか？アブない神仏の世界－『日本霊異記』
  肉食系女流歌人・坂上郎女－『万葉集』
  乙女のための参考図書
  週刊歴女
  特別読みきり①　古代のほうが現代的？キャリアウーマンことはじめ
  第二章　平安文学
  男を拒絶するヒロインの誕生－『竹取物語』
  「嫌がるお姫様」に萌える、困った読者たちＩ『落窪物語』
  恋愛上手な未亡人・紫式部－『紫式部日記』
  肉食ガール桐壺、変態の森ガール源典侍－『源氏物語』…
  おじさんの「男性自身」礼賛ポイントー『本朝文粋』
  元祖・おひとりさまが嫌った「えせさいわい」－『枕草子』
  『源氏』に入れ込んだオタク少女の嘆きＩ『更級日記』
  個性を貫いたヒロインたち『虫愛づる姫君』『とりかぺぱや物語』
  シュールすぎる「ほんとうにあった○○な話」－『今昔物語集』
  乙女のための参考図書
  週刊歴女
  特別読みきり②平安時代の百合の花園
  第三章　中世文学
  アツくてイイ女が「貞女」たった時代－『吾妻鏡』
  乙女目線の文学批評の誕生－『無名草子』
  妻は夫の財産のひとつにすぎない？－『沙石集』
  余情の美・藤原定家の人生をかけた恋歌－『新古今和歌集』
  式子内親王は誰に恋していた？－『小倉百人一首』
  セレブを夢みた尼さん・阿仏尼１『うたたね』
  書下ろしコラム1経験豊富な毋から娘へメッセージ『阿仏の文』
  本当は子どもが読めない昔話『伽草子』
  困った「おじさん史観」の誕生：戦国時代の『源氏物語』
  たくましい女と武将メイク『おあん物語』
  乙女のための参考図書
  週刊歴女
  特別読みきり③：「性」は「聖」？エログロ後白河プロデュースの世界
  特別読みきり④：義経はセックスシンボル？二次創作ポルノの歴史
  第四章　近世文学
  文学が作り出したヒーロー・真田幸村
  こんな女は捨てられて当然！？『女大学』
  好きな大が男色家でもあきらめない女～『好色五人女』
  じつはサラリーマン・マニュアル『葉隠』
  俺、一度もムラムラしたことないよ｜『修行録』
  お上に抵抗し続けた浮世絵師・歌麿『太閤五妻洛東遊観之図』
  男の娘が二人も大活躍☆『南総里見八犬伝』
  元恋人のおっさん同士がお伊勢参『東海道中膝栗毛』
  「ふつうの奥様たち」の窮屈な暮らしＩ『武家の女性』
  歌に見る、幕末男子のオレ様愛『三千世界の烏を殺し』
  乙女のための参考図書
  週刊歴女
  特別読みきり⑤堀江宏樹の歌舞伎入門
  第5章　近現代文学
  明治男が描いた、ホモソーシヤルな濃い絆『こころ』
  漱石と子規の友情『柿食へば　鐘が鳴るなり　法隆寺』
  じつは近代的草食男子・森鴎外『ヰタ・セクスアリス』
  芥川があこがれた貞操ドリームー『藪の中』
  斎藤茂吉の悶絶ラブレターー『なぜこんなにいい女体なのですか
  素顔は腹黒！？清純派・樋口一葉『たけくらぺ』
  ゆるふわガール・岡本かの子の冷徹な本音－『老妓抄』
  賢治の奇妙な恋愛―『小岩井農場』
  太宰治の乙女な魅力Ｉ『女生徒』
  美少女搭載おじさん型モビルスーツ・谷崎―『痴人の愛』
  川端康成「美しい日本の」少女たちＩ『朝雲』
  乙女のための参考図書
  週刊歴女
  書き下ろしコラム：明治から平成まで９イケメン文章図鑑
  特別読みきり⑥少女小説と「エス」の世界
  特別読みきり⑦ヒロイン像・ヒーロー像にみる近現代の男女観
  主な参考文献