• 書名チャレンジング行動から認知症の人の世界を理解する : BPSDからのパラダイム転換と認知行動療法に基づく新しいケア
• 書名ヨミチャレンジングコウドウカラニンチショウノヒトノセカイオリカイスル

• 著者名イアン・アンドリュー・ジェームズ著
• 著者ヨミヤマナカ，カツオ

• ISBN9784791109265

• 出版地東京
• 出版者星和書店
• 出版年2016.3

• ページxix, 193p
• サイズ21cm

• 注記監訳: 山中克夫
  原タイトル: Understanding behaviour in dementia that challenges
  文献: p177-187

• 件名認知症
  認知行動療法

• 内容　　　監訳者まえがき　解説にかえて
  　　　日本語版に寄せて　
  　　　序文　
  第１章　チャレンジング行動(challenging behavior)とは何か　
  　定義
  　チャレンジング行動の特徴　
  　チャレンジング行動の分類体系　
  　チャレンジング行動のマネジメント：治療プロトコル　
  　まとめ　
  第２章　チャレンジング行動の原因とアセスメント　
  　はじめに　
  　背景情報　
  　　　生物学的要因　
  　　　心理的要因　
  　　　社会的要因　
  　　　さまざまなチャレンジング行動の生物・心理・社会的な原因　
  　行動の基盤となっている本人のとらえ方・考え
  　評価尺度　
  第３章　向精神薬を使ったチャレンジング行動の治療　
  　はじめに　
  　問題の概要　
  　チャレンジング行動の治療に用いられる向精神薬　
  　　　抗精神病薬　
  　　　ベンゾジアゼピン系（鎮静剤）
  　　　抗うつ薬　
  　　　抗てんかん薬　
  　　　抗認知症薬　
  　考察　
  　まとめ　
  第４章　心理的アプローチとその他の非薬物的アプローチ
  　はじめに　
  　一般的な非薬物的アプローチ　
  　介護実践を改善する
  　環境調整　
  　心理的アプローチ
  　心理的アプローチ：「予防」と「介入」
  　　　主流の予防的アプローチ　
  　　　その他の予防的な心理的アプローチ　
  　　　介入的アプローチ　
  　　　標準的な介入アプローチ　
  　　　ケアラー・センタード／パーソン・フォーカスト・アプローチ　
  　まとめ
  第５章　アセスメントと治療のための概念モデル　
  　はじめに　
  　概念モデル　
  　　　認知症の概念化　
  　　　チャレンジング行動に特化した概念モデル　
  　事例　
  　まとめ
  第６章　ニューキャッスル・チャレンジング行動臨床チーム(NCBT)：私たちの臨床モデル　
  　はじめに　
  　ＮＣＢＴのアプローチの手順　
  　アセスメント期の手順と構造：話を聞く，確認する
  　　情報共有セッション（ISS）:合意を得る　
  　　見立て：ストーリーの集約　
  　　　背景情報　
  　　　チヤレンジング行動の機能的アセスメント　
  　　介入計画の作成と支援　
  　　NCBTの取り組みの成果　
  　　まとめ　
  第７章　事例研究　
  　　はじめに　
  　　事例１　ゴードン　
  　　事例２　ジョン　
  　　事例３　イサベル
  　　事例４　ベッッイー　
  　　ＮＣＢＴで使用する介入
  　　まとめ　
  第８章　サービスの開発と提供　
  　はじめに　
  　サービスの改革　
  　　　提言8　
  　　　提言7　
  　　　提言5　
  　NCBTの設立と活動について　
  　研究　
  　　　トイレの使用に関する研究　
  　　　ドールセラピー　
  　　認知症ヶアにおける嘘　
  　　その他の研究　
  　まとめ　
  　　文献　
  　　索引　
  ＜図　一覧＞
  図1.1　チャレンジング行動の氷山モデル　
  図1.2　チャレンジング行動のマネジメント・プロトコル　
  図2.１　ＡＢＣ分析にＮＣＢＴのアプローチで用いた項目を加えた行動チャートの例　
  図2.2(a)介護者の反応や信念を組み込んだチャレンジング行動のチャート　
  図2.2(b)記入例　
  図3.1　抗精神病薬の副作用　
  図4.1　非薬物的アプローチの種類，関係，それらのアプローチのプロセス　
  図4.2本人と介護者のコミュニケーションを促進するためのウェディングケーキ・モ　　　　　デル　
  図4.3　ウェルビーイングに関連したテーマ
  図4.4　ダンスによる精神運動療法によって想定される効果　
  図4.5(a)軽度認知症の人の見立て　
  図4.5(b)中等度から重度の認知症の人の見立て　
  図5.1　認知症の概念化(ＣｏＤ)
  図5.2　病気の障壁に隠れたその大らしさ
  図5.3　認知症の行動問題の概念モデル　
  図5.４　Cohen-Mansfieldの欲求充足困難モデル　
  図5.5　言語的アジテーションのマネジメントへのアプローチの例(ＴＲＥＡモデル)
  図5.６　Jamesのチャレンジング行動(ＪＣＢ)モデル　
  図5.７　ＮＣＢＴの臨床モデル　
  図5.8　テイラー夫妻の三徴のマッピング　
  図6.１　ＮＣＢＴによる見立ての概略図　
  図6.2　NPIとＮＰＩ-Ｄの結果　
  図7.1　ゴードンの見立てシート　
  図7.2　ジョンの見立てシート　
  図7.3　イサベルの見立てシート　
  図7.4　ペッツィーの見立てシート　
  図7.5　介入前にみられた否定的な流れの典型例　
  図8.１　ＮＣＢＴが行う活動
  ＜表　一覧＞
  表1,1　一般的なチャレンジング行動　
  表1.２　Cohen-Mansfieldの質問の一部（身体的／非攻撃的行動）
  表1.３　ＮＣＢＴのチャレンジング行動のカテゴリー　
  表2,1　叫びの生物・心理・社会的な原因　
  表2.2　性的脱抑制の生物・心理・社会的な原因　
  表2,3　攻撃の生物・心理・社会的な原因　
  表2.4　衣服を脱ごうとする行動の生物・心理・社会的原因　
  表2.5　歩き回る行動（目的がある場合・ない場合）の生物・心理・社会的原因　
  表2.6　逃げようとする行動の生物・心理・社会的原因　
  表2.7　チャレンジング行動に影響を与える本人の考えや思い　
  表2.8　チャレンジング行動に関する尺度やツール　
  表2.9　前頭葉機能観察尺度(FOT)
  表2.10紹介時（初診時）にスクリーニングを行うべきチャレンジング行動の原因　
  表2.11チャレンジング行動の原囚となりうる認知機能障害　
  表3.1　チャレンジング行動の治療に用いられる薬　
  表3.2　Bisharaによる三つの場面において選択された向精神薬トップ5　
  表4.1　非薬物的なアプローチとそのエビデンス　
  表4.2　スタッフと協働で行うＬＣＡＰＳガイドライン　
  表5.1　心の中の考えとあらわれた感情との関係　
  表6.1　スタッフと協働で行うＬＣＡＰＳガイドライン
  表6.２　ＮＣＢＴの14週(5 + 9週）の介入モデルの各ステージ
  表6.3　スタッフに求められるスキル　
  表6.4　心の中の考えとあらわれた感情との関係（表5.1再掲)
  表6.5　あらわれた感情が欲求の特定や介入計画の作成に役立つ例　
  表7.1　質問と回答　
  表7.2　ジョンの前頭葉機能観察尺度（ＦＯＴ）の結果　
  表7.３　ＮＣＢＴによる介入の概要　
  表8.1　チャレンジング行動専門の各臨床機関が担当する地域の人口特性　
  表8.2「自分の家以外でトイレを使うとき，下記の行動をしますか」に対する回答のまとめ