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書誌詳細
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料理と帝国 : 食文化の世界史紀元前2万年から現代まで
- 著者名レイチェル・ローダン [著] ; ラッセル秀子訳
- 出版者みすず書房
- 出版年2016.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0071602
- 請求記号383.8//L 36
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名料理と帝国 : 食文化の世界史紀元前2万年から現代まで
- 書名ヨミリョウリトテイコク
- 著者名レイチェル・ローダン [著] ; ラッセル秀子訳
- 著者ヨミラッセル,ヒデコ
- 注記原著の出版事項: University of California Press, 2013
参考文献: 巻末p21-63
- 内容謝辞
はじめに
第一章 穀類料理の習得 紀元前2万年-紀元前300年
世界の食の地図 紀元前約1000年
穀物と都市、国家、軍
上流食と下流食、都市と農村、各「文明」の食文化と遊牧民食文化
古代の食事観
古代食文化についての考察
第二章 古代帝国の牲(にえ)としての大麦・小麦食文化 紀元前500年-紀元400年
メソポタミア食文化からペルシャのアケメネス朝宮廷食文化まで
アケメネス朝食文化への反応としてのギリシャ食文化
マケドニア、ギリシャ、アケメネス朝食文化からヘレニズム食文化まで
アケメネス朝食文化からインド・マウリヤ朝食文化
王国の食文化の代わりとしての共和政ローマの食文化
共和政ローマ食文化から帝国的、ヘレニズム文化的なローマ食文化へ
キビ食文化から漢王朝の食文化へ
メソアメリカのトウモロコシ食文化
紀元200年の世界の食文化の地図
第三章 仏教が変えた南アジアと東アジアの食文化 紀元前260年-紀元800年
神政国の食文化──いけにえの儀式から世界宗教のルールへ
アショーカ王の勅命──仏教が変えたインド食文化 紀元前250年-紀元1200年
僧と僧院──南、東、北に広がった仏教食 紀元前250年-紀元1200年
僧と僧院──仏教が変えた中国の食文化 紀元200-850年
中国における儒教、道教、仏教食文化 850-1350年
仏教が変えた朝鮮と日本の食文化 550-1000年
第四章 イスラム文化が変えた中央アジアと西アジアの食文化 800-1650年
ワインの河、ハチミツの河──ペルシャ・イスラム食文化 700-1250年
ハンのスープ──トルコ・イスラム食文化とモンゴル食文化 1200-1350年
「生、煎る、焦がす」のトルコ・イスラム食文化 1450-1900年
オスマン帝国の食文化
ムガル帝国の食文化
第五章 キリスト教が変えたヨーロッパとアメリカ大陸の食文化 100-1650年
パンを分ける──キリスト教的食事観の形成 100-400年
東ローマ帝国からビザンティン帝国の食へ 350-1450年
ローマ帝国食文化からヨーロッパ諸国のカトリック食文化まで 1100-1500年
イベリア半島諸王国カトリック食文化の世界への広がり 1450-1650年
1650年前後の世界の食地図
第六章 近代食への序章 北ヨーロッパ 1650-1800年
近代西洋の食事観の根源
ヨーロッパ上流食としてのフランス料理の登場
オランダのブルジョア食──フランス上流食の代わりに登場した共和政食
お国料理としてのイギリスのジェントリ層食文化
ヨーロッパ帝国の下流食
1840年の世界の食地図
第七章 近代の食 中流食のひろがり 1810-1920年
都市部の給与所得者層の中流食
都市部の労働者階級の中流食
地方の貧困層の下流食
フランス上流食の国際化
食品工場
牛肉やパン、家事以外ならなんでも──カウンターキュイジーヌ
世界の食の地図、1910年前後
第八章 現代の食 中流食のグローバル化 1920-2000年
現代の食における西側諸国と社会主義の対立
「お国料理」の普及
小麦粉、包装肉、牛乳、果物、野菜のグローバル化、および料理の専門化
カウンターキュイジーヌ
食の世界地図2000年
終わりに
原注
訳者あとがき
参考文献
索引