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保育者の関わりの理論と実践 : 教育と福祉の専門職として

  • 著者名高山静子著
  • 出版者エイデル研究所
  • 出版年2019.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0074699
  • 請求記号P 3//Ta56
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 幼児教育
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名保育者の関わりの理論と実践 : 教育と福祉の専門職として
  • 書名ヨミホイクシャノカカワリノリロントジッセン
  • 著者名高山静子著
  • 著者ヨミタカヤマ,シズコ
  • ISBN9784871686341
  • 出版地東京
  • 出版者エイデル研究所
  • 出版年2019.6
  • ページ147p
  • サイズ26cm
  • 注記参考文献: p142-145
  • 件名保育
    幼児教育
  • 内容  はじめに
    第一部 理論編
    Iなぜ、専門性に基づく関わりが必要なのか
     1 なぜ、専門性に基づく関わりが必要なのか~子どもの「保育」の観点から
      (1)乳幼児期の関わりが自分を取り巻く世界への信頼感を育む
      (2)乳幼児期の関わりが子どもの自己イメージをつくる
       (3)保育者のふるまいが子どもの行動モデルとなる
      (4)乳幼児期の子どもの行動理解と集団の保育には、専門知識が不可欠
     2 なぜ、専門性に基づく関わりが必要なのか~保護者の「子育て支援」の観点から
       (1)保護者が親として成長することを支えることが可能になる
      (2)保育所と認定こども園は高い福祉ニーズを持つ家庭が利用する場
       (3)専門的な関わりによって不幸の再生産を防止できる
     3 なぜ、専門性に基づく関わりが必要なのか~専門職の観点から
      (1)専門職は根拠に基づいて行為する
      (2)複雑な状況に対応するためには原則が不可欠
       (3)省察し向上するためには専門知識が不可欠
      (4)言語化によって関わりの質を保証できる
    Ⅱ関わりの原則~子どもでも保護者でも同僚でも実習生でも
     1 人間観~人間をどんな存在として見るか
      (1)ソーシャルワークの人間観に学ぶ
      (2)自分の見方によって相手の見え方が変わる
      (3)場により状況によって変わる存在
      (4)人の心は環境に開かれ常に変化している
      (5)違う能力を持ち補いあって生きる
     2 支援の目的と価値
      (1)保育は、幸福追求を支援する仕事
      (2)保育者は社会全体の幸福のために働く専門職
      (3)関わりの目標と価値
      (4)エンパワメント・ストレングス視点
      (5)目的に立ち戻るには「何のため」と問うこと
     3 保育者の姿勢と態度
      (1)相手が子どもでも保護者でも実習生でも共通する姿勢と態度
      (2)どの仕事でも職務を遂行する上で必要な姿勢と態度
      (3)専門職の倫理に基づく姿勢と態度
      (4)保育者としての姿勢と態度
     4 関わりの5つの基本
     5 保育者が抱える関わりの矛盾
    第二部 実践編
    I大人と子どもに共通する関わりの技術
     1 肯定的(ポジティブ)な関わり
      (1)肯定的(ポジティブ)な態度を持つ
      (2)ストレングス視点を持つ
      (3)自分の強みに焦点をあてる
      (4)むやみにほめることの危険性
      (5)人生の主役はその人自身
     2 相手を尊重し自己決定を促す関わり
      (口相手を尊重し自己決定を促す関わりの全体像
      (2)状況をつくり自分で選び決められるようにすること
      (3)相手に関心を向け考えや価値観等を知ろうとすること
      (4)応答的であり相手の話をよく聞くこと
      (5)相手の感情や考え、能力や価値観を受容すること
      (6)一緒に悩むこと
    Ⅱ乳幼児と関わる技術
     1 生活の仕方や社会のルールを知るための関わり
      (1)保護者が悩むしつけの方法
      (2)子どもの意志を尊重するか迷うのはどんなときか
      (3)「子どもを尊重する」ことと「子どもの行動を受け入れる」ことの違い
      (4)子どもに伝わりやすい言葉で伝える
      (5)発達段階に合わせた言葉を使う
      (6)個別の関わり以外の技術を使う
     2 子どもの安心と安全を支える関わり
      (1)カウンセリング以外の方法を使う
      (2)してはいけない行動を防止する
      (3)大人の怒りが子どもへ与える悪影響を知る
      (4)好ましくない行動、許しがたい行動への対応を知る
      (5)自分の怒りをマネジメントする方法
      (6)自分は何を許しがたいかを知る
     3 孑・どもの学びを支える関わり
      (1)乳幼児は有能な学び手である
      (2)子どもが乳幼児期に習得する学びのスキル
      (3)学びを支える保育者の関わり
      (4)保育者の言葉の具体例
      (5)子どもが習得する言葉と保育者の語彙
     4 集団を対象にした関わり
      (1)集団を対象に関わる職務
      (2)集団に話をする際の環境づくり~話に注意を向けることができる環境をつくる
      (3)集団への話し方~保育者が注意を相手(子どもや保護者等)に向ける
      (4)集団への話の内容~参加を促し肯定的でわかりやすい内容を話す
      (5)顔の表情、言葉の表情
    Ⅲチームの質を高める関わりの技術
     1 自分の意見や限界を伝える
      (1)身につけたい意見の出し方
      (2)アサーティブな自己表現を身につける
      (3)I(アイ)メッセージで伝える
      (4)目標に向かって意見を出す
      (5)不当な攻撃にはどのように対応するか
      (6)攻撃されても自分を攻撃しない
     2 互いの強みと弱みを生かした関わり
      (1)すべての人に完璧に関わることはできない
      (2)多様性も、また豊かさ
      (3)保育者や実習生を指導するとき
    IV 専門職にはふさわしくない関わりをなくす
     1 教育と福祉の専門職にふさわしくない関わり
      (1)保護者への人権侵害
      (2)保育者の偏見が子育てに及ぼす影響
      (3)保育の専門職としてふさわしくない言葉
     2 ふさわしくない関わりをなくす環境づくり
      (1)関わりの質は物的環境と時間の環境に影響を受ける
      (2)物的環境を変えれば保育者に気持ちのゆとりが生まれる
      (3)時間の環境を整えればゆったりと関わることができる
      (4)望ましい関わりのモデルがあれば関わりの質は高まる
      (5)人による差を埋める行動規範や服務規程の作成
      (6)それでも体罰や暴言が改善されないときには
     3 ふさわしくない関わりをなくす専門知識
      (1)関わりの質に影響を与える専門知識~相手が保護者でも子どもでも
      (2)専門職としての自覚と専門知識が増えれば、保護者へのふさわしくない関わりが減る
      (3)発達の知識が増えれば子どもへのふさわしくない関わりが減る
      (4)子ども観・遊び観・保育が子どもへの関わりに影響する
      (5)保育の専門性が高まれば保護者からの信頼も高まる
    第三部 演習編
     関わりの質を高めるスキルアップ演習
      演習1 支援のゴールのイメージを明確にして具体的な関わりを考える
      演習2 一人ひとりの子どもや保護者を把握し、理解する
      演習3 肯定的(ポジティブ)な見方と表現を知る
      演習4 肯定的(ポジティブ)な話し方を知る
      演習5 受容的な関わりを身につける
      演習6 赤ちゃんや幼児を尊重するとは
      演習7 生活のスキルや社会のルールの伝え方
      演習8 学びを支える保育者の言葉を増やす
      演習9 保育者者の語彙(ボキャブラリー)を増やす
      演習10 言葉の表情を豊かにする
      演習11 わかりやすく説明する
      演習12 主張的(アサーティブ)な伝え方を身につける
      演習13 1(アイ)メッセージで伝える
      演習14 自分の強みと関わりの特徴を知る
      演習15 不適切な関わりをチームで共有化する
      演習16 信頼を得る保育者の姿を共有化する
      演習の解説・コメント
       おわりに
       言葉の選択と定義について
       参考文献
       謝 辞