ユニバーサルファッション : おしゃれは心と身体のビタミン剤 = Universal fashion
- 著者名見寺貞子, 笹﨑綾野著
- 出版者繊研新聞社
- 出版年2020.3
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所蔵事項
書評
森永夕美先生のお勧め資料です(「家事支援の技法Ⅰ・被服」:授業担当 森永夕美)
- 記入者森永夕美 先生
- 記入日2022年03月10日
書誌事項
- 書名ユニバーサルファッション : おしゃれは心と身体のビタミン剤 = Universal fashion
- 書名ヨミユニバーサルファッション
- 著者名見寺貞子, 笹﨑綾野著
- 著者ヨミミテラ,サダコ
- ISBN9784881243367
- 出版地東京
- 出版者繊研新聞社
- 出版年2020.3
- ページ164p, 図版 [8] p
- サイズ24cm
- 注記引用・参考文献: p162
- 件名ファッション
ユニバーサルデザイン
ファッション
ユニバーサルデザイン
- 内容第1章 時代を表現するデザイン
1 求められる社会環境への対応
1 モノづくリ(デザイン)の歴史
2 持続可能な社会への取り組み
3 少子高齢社会への対応
4 ダイバーシティ社会の推進
5 マイノリティから学ぶ社会
6 ライフサイクルの変化への対応
7 情報技術の進展が促す劇的変化
2 今日的社会テーマとデザイン
1 サスティナブルデザイン
2 地域の文化をデザインに
3 人間中心のユニバーサルデザイン
第2章 ユニバーサルファッションのプロセスと手法
1 社会性の視点とビジネス視点
1 ユニバーサルファッションの社会性
2 拡大する高齢者市場
2 ユニバーサルフアツションの効果
1 装う行為が心身を活性化させる
2 残存能力の活性化
3 QOLの向上
4 社会参加の促進 029
3 ユニバーサルファッションのデザイン視点
1 衣服設計までのプロセス
2 デザイン視点
①多様な身体特性の把握
②着用者の好み「感性情報」の把握
③生活環境や生活場面への対応
○コラム ファッションに無縁な男の独り言
第3章 シニアのおしゃれ学
1 いつまでもおしゃれな女性でありたい
1 高い「健康」「ファッション」への関心
2 第一印象は視覚情報から
3 多様な「おしゃれ」の意味
2 「高齢者の衣生活」その問題点と対策
1 まずは「身体特性」を知る
2 体型変化による問題点と対応
3 生理機能の低下による問題点と対応
4 運動機能の低下による問題点と対応
3 素敵に歳を重ねる
1 おしゃれに装う基礎知識
①ライフスタイルに合わせて楽しむ
②美しい姿勢と笑顔がおしゃれの基本
③若々しく見える色の使い方
④柄を使って個性を表現
⑤体型カバーはシルエットでできる
⑥服飾小物でおしゃれ度アップ
⑦メイクアップで相乗効果
⑧理想の自分をイメージする
2 理想の自分を創る工夫
①背を高く見せたい人へ
②背を低く見せたい人へ
③細く見せたい人へ
④ふっくら見せたい人へ
⑤お腹まわりを隠したい人へ
⑥丈・分量とバランスの良い関係
⑦顔・首と襟ぐリ・襟形との良い関係
⑧顔色と衣服の色との良い関係
⑨テイストによるイメージ分類
3 季節の移り変わりを楽しむ
4 日本の伝統デザインを取り入れる
<衣生活に関する意識調査>
◎コラム「心」と「体」の健康がオシャレの秘訣
第4章 障害者の身体特性と衣生活
1 障害の基本的な考えと身体動作
1 障害の分類
①機能障害(Impairments)
②能力障害(Disabilities)
③社会的不利益(Handicaps)
2 日常生活動作(ADL)とは
3 生活を補助する福祉用具
2 障害者と衣生活における問題点
1 肢体不自由者の疾病と衣生活
①片麻痺
②四肢麻痺・対麻痺
③慢性関節リウマチ
④脳性麻痺
⑤進行性筋ジストロフィー
⑥四肢欠損・切断者
2 その他の障害者と衣生活
①膀胱・直腸障害
②聴覚障害
③視覚障害
④認知障害
⑤悪性腫瘍
○コラム 障害者がオシャレをすること
第5章 ユニバーサルファッションの工夫
1 商品企画・デザインの工夫
1 多様な体型に適応する衣服を
2 身体に合わせる工夫
①背中が曲かっている人
②腰が曲かっている人
③おなかが出ている人
④ウエストとヒップの差が少ない人
3 整理整頓の工夫
①ポケットや小物を使う工夫
②置き忘れやしまい忘れへの工夫
③自分のものがわかる工夫
4 片麻痺者に合わせる工夫
5 車いす使用者に合わせる工夫
①上着の工夫
②ズボンやスカートの工夫
③袖が擦れることへの工夫
④ポケットの工夫
⑤褥瘡への工夫
⑥雨の日の工夫
⑦固定ベルトを使う人への工夫
⑧バンドリムを握る力の弱い人への工夫
6 松葉杖を使う人
7 義足や下肢装具を使う人
8 日の不自由な人への工夫
9 安全・安心の工夫
①危険防止への工夫
②他者から視認しやすい工夫
10 生理機能に合わせる工夫
①体温調節の工夫
②保温性の工夫
③吸湿性や通気性の工夫
④敏感肌への工夫
⑤身体に負担のかからない工夫
⑥衛生面の工夫
11 着脱しやすい工夫
①残存能力に合わせる副資材
⑦伸縮性のある素材
③着脱しやすいゆるみと形
④滑りがよくなる裏地使い
12 生活シーンに合わせる工夫
①食事行為とエプロン
②就寝行為とパジャマ
③着脱行為と肌着
④排泄行為と下着&ズボン
誰もが楽しめる施設の工夫
1 バリアフリーのまちづくり
①だれもが店内に安全に入ることができる
②だれもが来店目的を達成できる
③危険・不安をなくす
④会計を円滑にできる
⑤だれもが円滑に施設を利用できる
○コラム 薬とカラーユニバーサルデザイン
第6章 ファッション産業のアプローチ
1 ファッション産業の現状
1 高齢社会とネット社会の共存
2 革新する生産システム
3 ファッション企業の取り組み
①ボディファッション
②服飾資材
③カジュアルウェア
④スポーツ関連企業
2 デザイナーたちの取り組み
1 作品にも社会的メッセージ
2 時代を映すファッションの役割
3 ユニバーサルファッション発信への取り組み
1 ユニバーサル情報が簡単に入手
○コラム 自分の足型を知り、快適な靴を選ぶ
第7章 ユニバーサルファッション実現への試み
1 教育の試み
1 期待される次世代の取り組み
2 研究の試み
1 ユニバーサルボディの研究開発
2 肢体不自由者の体型特性の把握と衣服設計の実践・評価
①体型特性に適合した衣服制作
②今後の展開
3 片麻痺者に配慮した衣服設計指針の研究
①衣服設計・選択の留意点
②体型特性に適した衣服形態
③衣服設計の指針と展望
4 がん患者に配慮したヘアハットの調査研究
①ヘアハットヘの意識と市場
②ヘアハットの現状
3 地域連携の試み
1 しあわせの村との連携
①一人ひとりを大切にする「意識づくリ」
②誰もが参画できる「しくみづくリ」
③安全・安心で快適な「まちづくり」
④みんなが使える「ものづくリ」
2 KIITOとの連携
①デザイン発信の拠点
②高齢者とのモノづくリ
3 兵庫県警との連携
①反射材の効果を検証
②おしゃれな反射材グッズの開発・普及
4 社会活動の試み
1 高齢者・障害者のファッションショー
2 減災ファッションの推進
3 企業との取り組み
4 市民セミナー
5 ニューメディアの積極的活用
5 海外との試み
1 中国と日本の中高齢女子の体型特性と衣服設計指針の研究
2 中国との取り組み
3 韓国との取り組み
Oコラム『防災・減災と音楽』
第8章 誰もがファッションを享受できる社会へ
1 北欧の暮らしからユニバーサル社会を学ぶ
1 北欧とは
2 暮しの北欧デザイン
3 福祉施設の北欧デザイン
4 街中の北欧デザイン
2 ユニバーサルな土壌が育まれたまち「神戸」
1 神戸ファッション都市宣言
2 復興に求められた産官学民の連携
3 ユニバーサルな地域モデルに
付録 知っておきたいデザインと衣服の基礎
1 生活とデザイン
1 デザインの意味
2 デザインの条件
3 デザインの領域
①プロダクトデザイン
②スペ¬スデザイン
③コミュニケーションデザイン
2 生活とファッションデザイン
1 ファッションの意味
2 ファッションの漸進性
3 ファッションデザインとは
3 生活の中の衣服
1 衣服の意味
2 衣服の起源と着用動機の発展
3 自己実現の欲求を表現
4 衣服の分類
1 形態・服種による分類
2 着用動作による分類
3 ライフスタイルによる分類
5 衣服と身体
1 さまざまな体型を知る
2 衣服とサイズ
3 衣服と動作
4 衣服の採寸
6 衣服の構成要素
1 素材
①繊維の種類
②布地の種類
③柄の種類
④素材感とイメージ
⑤加工の種類
2 色彩
①色とは
②色の三属性
③色のトーン
④色立体
⑤カラーイメージ
⑥カラーコーディネート
⑦膨張・進出色と収縮・後退色
⑧色の視認度
3 形体
①シルエット
②シルエット分割
③アイアール
④テイスト分類
7 品質管理
1 品質表示
2 取扱い絵表示
3 洗濯の方法
4 しみ抜きの方法
5 破損や体型変化への修理方法
CONCLUSION
引用文献・参考文献
協力企業 1
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