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書誌詳細
道具曼陀羅 [正]
- 著者名村松貞次郎文 ; 岡本茂男写真
- 出版者毎日新聞社
- 出版年1976.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0019995
- 請求記号561.7//Mu62
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 著者名村松貞次郎文 ; 岡本茂男写真
- 著者ヨミムラマツ,テイジロウ
- 内容職人衆に捧げる
百舌のノコギリ:巨人の風格
異形のノミ:道具の哀れ
形見のコガタナ:痩我慢の鮎
竜眠斎のナタ:“御一新”の刀匠
カンナ供養:苦楽をともにして
船大工のツバノミ:佐渡の民俗博物館
船大工のチョウナ:海がつないだ文化
石峯寺のオガ:昔の技術革新
忘れもののスミツボ:実用の美
帰ってきたカンナ:銘・淡路の夕凪
薪挽きノコ:三代の愛用品
伊之助のノコギリ:息づく道具文化
助左衛門のノコギリ:鉄の門も挽き切る
兼房のクギヌキ:何気ない名作
用と美への奉仕
秘伝のサシガネ:名工壷屋藤兵衛
面取りガンナ:意匠心の基本
西洋のカンナ:さすがに合理的
東照宮の儀器:国宝の装い
東大寺のスミツボ:大仏殿元禄再々建
柄付きのコガンナ:船大工を偲んで
南京ガンナ:強いて申せば機械なんきん
手づくりのコガンナ:意外性の面白さ
平次郎八寸両刃:浮木も挽き切る
牧角峰の切出し:娘いとしさの銘
名倉砥・天井:さわやかな研ぎ味
縞の名倉砥:鈍色の研ぎ汁
大工のマサカリ:「法隆寺大工 常一」
奈良のヤリカンナ:大伽藍のかげに
小野の和バサミ:するどく、やさしく
京の合砥:「他に類ひ鮮し」
本山合砥:石と人との交流
石堂のコテノミ:着脱自在の発想
曲がり柄のゲンノウ:偏屈職人の奇想
剣先の刳りコガタナ:台屋の寿鯉翁藤兵衛
遺品のハヅチ:哀れをとどめる指の痕
運寿のカンナ:一粒の種に涙の…
歪とりのコヅチ:執念の指の痕
向う待ちノミ:沈黙の対話
ネパールのノミとツチ:かおる原初の道具の心
ゲンノウ群像:変わり鍛冶の意地
十能ノミ:下駄屋の遺品
玉鋼のカミソリ:父祖の屈辱を
三日月のノミ:青く燃える職人の執念
手製のハヅチ:三代の鋸鍛冶
粋と意地
善作の叩きノミ:行方知れずの名工
一対のキワガンナ:きまったその姿
是秀作のカンナ:“嵯峨の秋”の清涼
神雲夢のカンナ:自在の鍛冶の業
友情のカンナ:銘・比良乃夕映
打ち出しのツチ:誇りをこめて
餅肌のカンナ:けずらねど削る心に
紗綾彫りのアカツボ:古くて新しい道具
自作のアカクボ:非凡な意匠心
日本の南京カンナ:職人の心意気
対の刳りコガタナ:是秀の天敵・人愛
石堂二寸ガンナ:最高の切れ味
石堂作押入れノミ:大工の誇りと気どり
鮎の切出し:技と心の余裕が
夫婦のカンナ:仕事場の女房
“一発”のゲンノウ:微妙なバランス
善作の突きノミ:にっこり棟梁
与板の大ガンナ:ベラボー鍛冶の意地