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書誌詳細

乱世の子ども

  • 著者名結城陸郎編
  • 出版者第一法規出版
  • 出版年1977.5

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0021344
  • 請求記号370.8//N 77//(7)2
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名乱世の子ども
  • 書名ヨミランセノコドモ
  • 著者名結城陸郎編
  • 著者ヨミユウキ,リクロウ
  • 叢書名日本子どもの歴史
  • 叢書番号2
  • 出版地東京
  • 出版者第一法規出版
  • 出版年1977.5
  • ページ296p, 図版[1]枚
  • サイズ19cm
  • 注記参考文献: p293-296
  • 件名児童 -- 歴史
  • 内容『日本子どもの歴史』刊行の趣意
     序 章 乱世の子ども像
            子どもは「小さなおとな」  武士の子どもの典型 
     公家・貴族の子どもの典型  庶民の子どもの典型  子どもは私物  子どもたちの心意気
       第一章 伝統文化を背負う貴族の子ども
    一 年齢ごとの祝い
             武家社会に生き続けた貴族文化  家族制度にしばられた子どもたち
             家庭で行われた訓育  結婚の心得と胎児への心遣い
      新生児への心遣いと家庭の儀式  百日後の風習・儀式 
     成人への首途式  元服年齢の諸相
          二 伝統文化を背負う子どもたち
             朝廷は文化の中心  勉学の筋道  読書始の儀式  手習始の儀式               読書始の年齢  読書・学習の場は学問所  勉学のコッは反復練習         
          三「めのと」と「父」と「家訓」
    家庭教育の主役  慕われる「めのと」  教育者としての親
    畏敬される親(父)と家訓  家訓のいろいろ
          四 成長への心の糧7
             祖父祖母の物語  子どもたちの歌声  
    水は方円の器に随い、人は善悪の友による  僧侶・隠者の友人観  武士の友人観  友人論の普及と公家の友人観
    子どもにおける友人観の出現
       第二章 文武にはげむ武士の子ども
          一 武家の社会と暮らし
             凋落の貴族に代って  一族のちぎり  一族を統率する惣領
             衣と食と住と  弓矢取る身の習と仏教と  貴族文化にあこがれて
             一夫一婦の風潮  親子は主従の関係にも似て
         二 武士の名のもとで
             武士道の源流  名を惜しむ心  主君への忠誠  親への孝行
             文を左にし武を右にするは古の法  神仏を崇める心  
             女子のしつけ 武家の子どものありよう  凛然たる小さなおとな
          三 武家の子どもの成長と教育
    胎児に対する教育的配慮  嬰児とその養育  教育の始まる幼児期
             教師としての乳母  訓育の始まる少年前期  
             少年後期と本格的教育の実施  学校教育に比すべき寺入り 
     元服  準成人期の教育と家訓
    第三章 懸命に生きる庶民の子ども
        一 貧困と窮乏の下で
           荘園の底辺生活者  貧困を極めた衣食住  
    商工業の発展と座の形成  労働はおとなと共に  度重なる天災
    餓死流亡  身売り・売子  医療の貧困と疫病の流行  
    為政者による救済活動
       二 開かれる学習の場
           「寺入り」の普及と教育施設の設立  読・書中心の実用的教育
           寺入りした子どもたちの日常
    第四章 乱世の于どもの日々
      一 宗教にみる子どもの世界
           賽の河原と地蔵菩薩  受胎にまつわる奇談 
     信仰心を芽生えさせるもの
      二 乱世の犠牲となる子どもたち
           「聖教滅尽」の世情  子捨ての実態  子殺しの実態 
     子売りの実態  子どもの隠れ場  神仏にスーパーマンをみる子ども
           子どもをとりまく環境と犯罪
      三 芸を相伝する子どもたち67
           舞楽  稚児舞  猿楽・田楽
    四 働く子どもたら74
      農村に働く子どもたち  漁村に働く子どもたち  
    職人になる子どもたち
    五 たくましく遊ぶ子どもたち
        室内の遊び  戸外の遊び  遊びの歴史的意味
    参考文献
    あとがき