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書誌詳細
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子どもを見なおす : 子ども観の歴史と現在
- 著者名堀尾輝久著
- 出版者岩波書店
- 出版年1984.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0023961
- 請求記号370.8//Ko21//14
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名子どもを見なおす : 子ども観の歴史と現在
- 書名ヨミコドモオミナオス
- 目次序 子どもの状況と子ども論
1 『積木くずし』と『トットちゃん』
2 子どもが見えなくなった
3 子ども論の流行
4 新しい子ども観をさぐる
I 子ども観の歴史から
1 子育てと子どもの歴史に学ぶ
(1) ヨーロッパにおける子どもの歴史
(2) 近代における「子どもの発見」
アリエスとルソー/子どもの弱さと可能性/子どもの無垢/近代思想の三つの側面
(3) 日本の子育て文化の歴史から
外国人の見た日本の子ども/天皇制国家と子育て文化/戦後改革の精神
2 「子どもの権利」の思想に学ぶ
(1) 子どもの権利の歴史
人権思想の発展のなかから/ルソーにおける子どもの権利/工場立法と義務教育法/家族関係の変化のなかから/国際新教育運動/世界人権宣言と児童権利宣一言
(2) わか国における子どもの権利思想の発展
(3) 子どもの権利の諸相
親子関係における子の権利/「大人と子ども」関係における子どもの権利/新しい世代としての子ども・青年の権利
(4) 子どもの権利の内容
(5) 子どもの権利の特殊性
3 「子どもを発達的に見る」思想に学ぶ
(1) 発達の可能態としての子ども
(2) 哲学における発達の視点
ヘーゲルの弁証法/進歩の思想
(3) 進化論における発達の視点
(4) 教育思想における発達の視点
ルネサンスの思想/ルソーから新教育運動へ
(5)教育実践における発達の視点
(6) 発達の視点とはなにか
発達のダイナミズム/個人の発達と人類の発展
11 子どもを発達的にとらえる
1 子どもをどうとらえるかI具体的な事例から
青年の自然としての暴力/つっぱりの意味/非行と幼児期の教育/ある登校拒否/親の自立と子の自立
2 教育の目的と発達の課題
発達の課題としてとらえる/現代の教育目的/一人前に育てる/青年期の三つの発達課題/人間教育の課題/未来をどう描くか
3 発達段階と教育制度
発達段階にふさわしい教育とは/発達には回り道がある/けんかをして成長する/早期教育と遊び/九・十歳の壁/思春期の問題と学校制度
4 「世代の断絶」から「新しい対話」へ
非行対策的な発想/地球時代の世代対立/新しい世代への期待/互いに学び合う/心の扉のハンドルをまわす
おわりに―自立と連帯への旅