• 書名教育内容の現代化 : 学校では何をどう教えるべきか
• 書名ヨミキョウイクナイヨウノゲンダイカ

• 著者名木原健太郎編著
• 著者ヨミキハラ，ケンタロウ

• 叢書名現代教育講座
• 叢書番号4

• 出版地東京
• 出版者第一法規出版
• 出版年1975.6

• ページ6, 288p
• サイズ22cm

• 注記参考文献あり

• 件名教授法

• 目次第一部　現代化への志向
  　第一章　社会の進歩と教育内容の現代作
  　　一　社会構造の変化と教育内容の思想性
  　　二　柔構造の教育
  　　三　「永久的教科」と「進歩的教科」
  　　四　教育システムの諸類型
  　　五　教育内容の政治力学
  　　六　「成熟社会」の教育
  　第二章　学問の発達と教育内容の再構成
  　　一　教育内容の構成要素
  　　　　　生活のための知識と問題
  　　　　　学問の発達の成果
  　　二　学問中心の教育内容
  　　　　　学問の発達の成果の受容
  　　　　教科の領域
  　　　　教科の構造
  　　　　発見的方法
  　三　人間中心の教育内容
  　　　　学問中心の教育内容の吟味
  　　　　知識と問題の統合
  第三章　教科の「現代化」
  　一　近代化と現代化
  　　　　近代化の指標
  　　　　アメリカ化
  　　　　近代化の完成
  　　　　近代の超克
  　二　国語科の問題点
  　　　　総合教科
  　　　　読み書き能力
  　　　　日教組の改革案
  　　　　入門期の指導法
  　　　　安易な日本回帰
  　三　算数科の問題点
  　　　　　計算第一主義
  　　　　　暗算文化
  　　　　　数教協の結成
  　　　　　算数ぎらい
  　　　　　現代化の問題点
  　四　社会科の問題点
  　　　　　イデオロギー教科
  　　　　　まず没価値性
  　　　　　社会学習のジレンマ
  　　　　　多元的視点の導入
  第二部　現代化の動向
  　第四章　知能のシンクロファゾトロン計画
  　　　一　「知能の加速器計画」の課題―教授－学習と知的発達の関連メカニズムの探求
  　　　二　理論的思考の形成を目指す教科構成の新方式
  　　　　　　概念形成および一般化の形式－帰納的・経験的方法
  　　　　　　概念形成および一般化の内容的、理論的方法
  　　　　　　経験（論）的思考理論の批判および新しい教科構成方式の提案
  　　　　実験的教授プログラムの概要
  　三　研究の一般的結論と問題点
  　　　　一般的結論
  　　　　「シンクロファゾトロン計画」に対する疑問、異議
  　結びにかえて
  第五章　教育内容の膨張と精選
  　一　精選の意義
  　二　学校におけるミニマム・エッセンシャルズを求めて
  　三　教育内容の改造
  　　　　一般的動向
  　　　　一割軽減の実施
  　四　教育方法の改革
  第六章　カリキュラムの地域化と開放化
  　一　学校改革とカリキュラム
  　二　コンセンサスの不在と暫定カリキュラム　
  　三　「地域教育センター」の構想
  　四　開放カリキュラムの要請
  　五　構造分析の動向
  　第七章　テクノロジーの展開
  　　一　教育の技術論理
  　　ニ　教育内容の構成論理
  　　三　教材構成の現代化
  　　四　集団操作のテクノロジー
  　　五　湘互作用分析システムの開発
  　　六　プログラム―アナライザーとシンクローファックス
  　　七　ラジオーテレビジョンの利用
  　　八　個別指導のテクノロジー
  　第八章　教育機器と教育産業
  　　一　教育改革と教育方法の改善
  　　二　日本経済調査協議会報告
  　　三　教育産業論の系譜
  　　四　教育産業の現況
  　　五　教育の技術革新と学校
  第三部　未来への展望
  　第九章　実験社会のカリキュラム―スウェーデン
  　　　一　実験社会としてのスウェーデン
  　　　二　教育改革のための実験
  　　　　　　実験と改革の経過
  　　　　　　教育改革実験期の諸問題
  　　　三　新しい義務教育段階の学校―基本学校のカリキュラム　
  　　　　　　基本学校1962年版カリキュラムとその問題点
  　　　　　　基本学校の新教育課程―1969年版
  　　　四　新後期中等教育機関のカリキュラム
  　　　　　　後期中等教育機関の完全総合制化
  　　　　　　新高等学校のカリキュラム
  　第十章　これからの教育内容－まとめと課題の提示
  　　　一　問題の所在―教育の現実的把握に立脚する改革
  　　　二　現代的「教養」の創造－国民共通の新しい“普通教育”の探究
  　　　三　知的教育の徹底－教育内容の現代化の主張
  　　　四　教育内容の“現実化”－学校の“人間化”の意味するもの
  　　　五　教育課程の全体構造の構築の課題－教育課程再編成の視点
  索　　　　引