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学ぶことと子どもの発達

  • 著者名稲垣佳世子 [ほか] 執筆
  • 出版者岩波書店
  • 出版年1987.11

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0029599
  • 請求記号370.8//I 95//(11)2
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名学ぶことと子どもの発達
  • 書名ヨミマナブコトトコドモノハッタツ
  • 著者名稲垣佳世子 [ほか] 執筆
  • 著者ヨミイナガキ,カヨコ
  • 叢書名岩波講座教育の方法
  • 叢書番号2
  • ISBN4000103024
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年1987.11
  • ページxviii, 366p
  • サイズ21cm
  • 件名学習法
    教授法
    学習心理学
  • 内容はしがき
    I 学ぶことと子どもの発達  堀尾輝久
     1 人間:学ぶ存在
      (1)生きることと学ぶこと
     (2)子どもであることと学ぶこと
     2 発達と学習と教育
     (1)「生活と教育の結合」の意味するもの
     (2)発達と学習と教育
    (3)教育的価値
     3 わかるとはどういうことか
     (1)「わかる」とは何か
     (2)もう一つのわかり方
     (3)できることとわかること
     (4)情報知と了解知
     (5)「わかる」ことにおわりはない 
     4 学びの場としての学校の再生を
     (1)発達と学習の権利
    (2)現実の学校
     (3)自己学習能力を育てる
    Ⅱ 発達と学習のとらえ方
     1 感情と知性 藤永 保
     1 道徳性と知性
     (1)教育の目標 
     (2)非行と道徳性 
     (3)非行は人格特性か
     (4)非行と動機構造
     (5)非行の特徴 
     (6)非行の二つの源泉
     2 創造性の人格要因
     (1)能力心理学 
     (2)知能と性格 
     (3)知能概念への反省
     (4)知能と創造性 
     (5)創造過程 
     3 情操教育論
     (1)幼児の道徳教育
     (2)情操教育論 
     (3)知的教育と情操教育
    (4)情操とは何か 
    2 わかることの深まりと広がり:理解の劇場モデル 上野直樹
      主  題
      道具だて
    第一幕 浮力と重さ
      第二幕-運動の第三法則(作用反作川の法則)
      第三幕-慣性質量と重力質量の理解
      終幕-劇場を変えること
      背 景
      (1)メタファーの復権
      (2)劇場を変えるもの
     3 つまずきとゆらぎ  岡本夏木
      1 発達の契機として
      2 生活者としての子ども
      3 「経験の子」としての人間
      4 発達的変化のしくみ
      5 ある少女の場合
      6 二つの自分
      7 「言行不一致」は悪か
      8 「ゆらぎ」の中に自己を見る
      9 つまずきと自我成熟
      10 九歳の峠
      11 閉じられた経験と社会的背景
     4 遊びと学習 須藤敏昭
      はじめに
      1 遊びと学習と労働
      (1)遊びとは何か 
      (2)学習という活動の位置
      2 学校教育の歴史の中で
      (1)[新教育]における遊びへの着目
      (2)「新教育」批判と教育の[現代化] 
      (3)教育の現代的病理の中で
      3 遊びと学習の新しい関係の創造
      (1)遊びの中での学び
    (2)遊びをとりいれた授業(学習) 
      (3)授業(学習)に遊びの精神を‘
     Ⅲ 発達環境と学習
     1 家 庭 庄司洋子
      1 子どもにとって家庭とは何か
       (1)運命としての出身家庭
        (a)「生まれ」と「育ち」の受容 (b)不公平の源泉
        (2)家族という集団
        (a)家族関係の特殊性 (b)親子関係の特殊性
      2 近代家族像の形成
        (1)家族の小規模化
        (a)核家族化の進行 (b)子どもの数の減少
        (2)雇用者家族の増加
        (a)消費集団としての家族 (b)家族関係の変容
        (3)近代的子ども観の定着
        (a)緊密な親子関係 (b)子どもをもつ意味
      3 発達環境としての現代の家庭・
        (1)家庭という「社会」 
        (a)愛着関係の成立 (b)親・ききっだい’祖父母
       (2)モデルとしての親
        (a)性別モデル (b)生活モデル (c)関係モデル (d)人生モデル
        (3)家庭におけるしつけと教育
        (a)「豊かな社会」の家庭生活 (b)しつけと教育の混迷
      4 課題と展望
        (1) 家庭における学習の課題
        (2) 密室からの子どもの救出
        (3) 家族をひらくという課題
     2 地 域 藤岡貞彦
      1 「地域社会と学校」問題の登場する時
      2 「地域の教育力を取り戻すために」:東京都社会教育委貝会議の提言
      3 「地域の教育ネ″トワークを築くために」: 川崎市教育懇談会の提言
      4 「地域の教育力」の理論的解明
      5 教育における地域認識の再生
    6 教育研究において地域をどう考えるか
      7 《発達と地域》の架橋
    8 地域に子育て協同組合を
    3 文 化 小鵤秀夫
     はじめに
      1 歴史的背景丿近世日本の子育て
      2 社会的・文化的背景1学習と問題解決への勁機づけの社会的形成
      (1)日本の子どもの粘り強さI心理検査の成績かyり 
      (2)差を生むのは何か
      (3)最近のわが国の状況の影響
      3 教授と学習の過程に関する見方
      (1)それぞれの文化がもつエスノ心理学
      (2)集中力を養う初期の訓練
      (3)現在の教授・学習方法の共通特徴 
      4 現在の教育の背景にある問題点と課題
    Ⅳ 生活経験と学校経験:知識の獲得を中心に  稲垣佳世子
      1 対照的な日常生活経験と学校経験
      2 日常生活で獲得される知識や技能の適応性 
      3 日常生活で学ぶことの限界
      4 学校教育の利点と弱点
      5 これからの学校教育のめざすこと
    V 障害児の発達からみた学校野村庄吾:‘
      はじめに 
      1 学校批判と障害をもつ子
       (1)脱学校論者からの批判
       (2)障害をもつ子らの「学校」状況
       (3)障害をもつ子の教育1その矛盾とインパクト
        (a)障害をもった子らは、手厚く見守られているか?
      2 学校の現実
       (1)障害児学級(特殊学級)の多様化
       (2)普通学級の中で
    (3)訪問学級と「学校の論理」
       (4)「不登校」と学校へのこだわり
      3 障害をもつ子らのニードにこたえて:学校の再生はあるか
       (1)生産の図式から消費の視点へ
       (2)「教習所型」学校と「共同体型」学校
    (3)「劇場型」学校と認識の発達・
    (4)学校の知と教師・
    (5)今、障害児の学校から