目次まえがき 序章 教育における身体についての問題 前川峯雄 I 教育において身体はどのように問題にされたか II 戦後はどんなことが問題になっているか 第一章 人間存在における身体と精神 杉靖三郎 I 人間の生命について II 人間の形態 III 生命と人間 IV 機械と人間 V 身心の相関 VI 人間としての存在 第二章 身体観の史的展望 杉靖三郎 I 身体観の変遷―生理学・医学的立場から― II 精神身体医学の成り立ち 第三章 脳の発達と教育 時実利彦 I 脳の構成 II 脳の発達 III 生の営みと三つの統合系 IV 脳幹・脊髄系の機能 V 大脳辺縁系の機能 VI 新皮質系の機能 VII 脳の機能と教育 第四章 しつけ・訓練・鍛練 中脩三 I 発達の概念 II 人間の発育 III 新しい胎教 IV 基本的生活習慣のしつけと訓練 V 遊びと興味 VI 意志行為の発達と習慣の形成 VII 適期 VIII しつけの性差 IX しつけの盲点 第五章 健康教育 大塚正八郎 I 健康の本質 II 健康教育の意義・目標・領域 III 健康教育の研究と活用 IV 健康教育の実際 第六章 体育―からだづくりとその生理学的背景― 広田公一 I からだづくりの基本的原則 II 筋力とそのトレーニング III 持久性とそのトレーニング IV スピードとそのトレーニング V 柔軟性とそのトレーニング VI 調整能力 第七章 レクリエーション教育 前川峯雄 I レクリエーションとは II 余暇意識と余暇活動 III 余暇利用の実態 IV レクリエーション教育 第八章 教育における身体および健康の問題 I 肥満児 石河利寛 II 運動嫌い 平井信義 III 安全教育 大島正光 IV 選手制度 神田順治 V 発育のアクセレレイション 久松栄一郎 第九章 特殊教育対象児童のための病態生理 はじめに 寿原健吉 I 視覚障害児(盲・弱視児) 大山信郎 II 聴覚障害児(ろう・難聴児) 藤田馨一 III 知能障害(精神薄弱児) 上出弘之 IV 運動機能障害(肢体不自由児) 小池文英 V 言語障害(言語障害児) 神山五郎 第十章 遺伝と国民体位の向上 安倍弘毅 I 体位の意義 II 国民体位の現状 III 本位と身体要因 IV 本位と環境要因 終章 健康な人間(共同討議) 前川峯雄 鈴木清 村井実 吉田昇 東洋 長尾十三二