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書誌詳細
運動の制御
- 著者名日本バイオメカニクス学会編
- 出版者杏林書院
- 出版年1979.12
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0021879
- 請求記号780.193//Sh69//sh3
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
2F書庫
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 著者名日本バイオメカニクス学会編
- 著者ヨミニホンバイオメカニクスガッカイ
- 注記第3回キネシオロジー・セミナー(1976)の報告をまとめたもの
文献: 節末
- 目次 はしがき
序 章 神経生理学領域における運動の制御に関する最近の知見
I 運動の中枢性制御に関する最近の知見 荒木辰之助
1 PT cell の特性
(1) fast PT cell とslow PT cell
(2) PT ceil の軸索側枝
2 PT cellの活動パターン
(1)自発性活動
(2)随意運動時の活動
(3)運動待機状態における活動
3 脊髄運動ニューロンに対するPT cell の作用機構
(1)α運動ニューロンに対する大脳皮質運動野(錐体路)の刺激効果
(2) fastおよびslow α運動ニューロンに対するPT cell の作用
(3) fastおよびslow PT cell のfastおよびslowα運動ニューロンに対する作用
(4)霊長類におけるPT cell とα運動ニューロソの接続
(5) PT cell からα運動ニューロンに対する投射パターン
(6)γ運動ニューロンに対する大脳皮質運動野の支配
4 錐体路その他の下行路の破壊による運動障害
5 大脳-小脳経路による運動制御
II 運動の末梢性制御についてR.B. Stein・
第1章 骨格筋ならびにその支配調節のしくみについて
I ネコのslowおよびfast脊髄運動ニューロンに対する錐体路および錐体外路系の支配機
構 河合洋祐・遠藤 克昭・伊東啓八郎・重永 凱男・荒木辰之助・丹生治夫
1 実験方法
2 結果
(1)大脳皮質運動野の刺激により運動二。一ロソに誘発されるシナプス電位のパターン
(2) fastおよびslow錐体路細胞の活動による運動ニューロンのシナプス電位
(3)錐体外路系(内側縦束,ダイテルス核および赤核)の刺激により運動ニューロンに誘発されるシナプス電位のパターン
3 考察
4 要約
II 哺乳動物運動単位と筋線維の組織化学的,機械的および電気的特性に関する研究
的場秀樹・森田俊介・皆川孝志・丹生治夫
1 序言
2 運動単位の機能的特性
3 slowおよびfast muscle の電気的特性に対するanoxiaの影響
4 加齢時にみられるfiber type の移行とその性差
5 まとめ
Ⅲ 急速負荷解放に伴う活動電位抑制の潜時について
山下謙智・徳原康彦・林 幸信・熊本水頼
1 実験方法
2 実験結果
3 論議・
4 要約・
Ⅳ 動作前抑制現象からみた脳性マヒ児の動作分析
青木 久・三田勝己・小宮三弥・矢部京之助
1 はじめに
2 実験方法
3 結果と考察
(l)動作に先行するsilent period の出現率
(2)反応時間
(3)加速度
(4)最大加速時間
4 要約
V 筋感覚における判別能の検討渡辺 俊男・・・
1 実験方法・
2 実験結果
3 討論
4 結語
座長所見 丹生 治夫
第2章 表面誘導筋電図からみた運動単位活動の特性について
I 随意収縮時におけるヒト単一運動単位の特性
大森俊夫・長津平二・長谷川豪志・森本 茂・倉田 博・増田 允
1 緒言
2 実験方法
3 実験成績
4 実験成績に対する考察
Ⅱ 随意運動におけるヒト単一運動単位の特徴づけ
倉田 博・森本 茂・増田 允・大森 俊夫・長谷川豪浩
1 要約
2 緒言
3 実験方法
4 実験成績
5 実験成績に対する考察
Ⅲ 表面筋電図の放電周波数からみた各種運動パターン特性
室 増男・永田 晟・北本 拓
1 研究目的
2 研究方法
(1)実験対象
(2)各種運動パターン
(3)表面筋電信号の誘導とそのデータ処理システム
3 結果と考察
(1) 50m全力疾走時のパワー・スペクトル
(2)各種運動パターソ
(3)表面筋電図の周波数分析の意義
4 要約
Ⅳ 単極,双極誘導法でえられる表面筋電図の検討
小林茂夫・西薗秀嗣一宮下充正一
1 序
2 方法
3 筋電図記録
4 結果
(1)表面電極でとらえられた単一運動単位の活動電位
(2)振幅確率密度分布
(3)パワースペクトラム
5 論議
(1)振幅確率密度分布
(2)パワースペクトラム(周波数成分)・
6 要約
座長所見 倉田 博一
第3章 制御理論的立場から見た身体運動調節の機構について
I 腕運動調節の制御理論的解析 永田 晟・室 増男・北本 拓・
1 緒言
2 研究方法
(1)運動制御システムの構成・
(2)実験システムの確立
(3)運動過渡応答と周波数応答
(4)外部負荷発生による運動補償要素の付加
(5)データ処理法と評価
3 結果と考察
(1)過渡応答の場合
(2)周波数応答の場合・
(3)外部負荷を付加した場合
(4)腕運動制御系の評価
4 要約
I 運動学習における系列情報の処理過程調枝 孝治・,
1 研究目的
2 研究方法
3 結果と考察・
(1)系列パターンの学習効果・
(2)系列パターンの位置効果・
Ⅲ 前方跳躍および上方跳躍における運動制御 大築立志・定本朋子
1 研究目的
2 方法
3 結果
(1)クレーディンタ(grading)について
(2)再現(reproduction)について
4 論議
(1)クレーディンク能力と再現能力の差異について
(2)クレーディンクおよび再現の手掛りについて
(3)再現能力について
5 結論
Ⅵ ボールの的当てからみた運動の制御 豊島進太郎・星川 保
1 実験の手続き
(1)投球の方法
(2)投てき目標
(3)投動作の記録
(4)被検者
2 結果
(1)投げだされたボールの初速度と投射角について
(2)目あきの状態で投げたときの初速度と投射角について
(3)目かくしをして投げた場合の初速度と投射角について
(4)被検者に目標位置を投球ごとに言語で教示した場合のボールのばらつきについて
3 考察
V 身体運動制御系のモデル 小林 一敏
1 はじめに
2 身体運動制御系モデル
(1)モデルの構成原理
(2)運動効果器機構
(3)条件反射化調節系
(4)技能的調節系
(5)技術的調節系
(6)身体運動制御系のカスケード系モデル
3 カスケード制御系モデルの一考案
4 要約
座長所見 小林 一敏
第4章 幼小児の発育発達過程に見られる身体運動制御のしくみについて
I 発育・発達からみた投能力 角田俊幸・稲葉勝弘・宮下充正
1 日的
2 方法
3 結果と考察
4 結論
II 幼小児における走運動の習熟過程の筋電図的研究
後藤幸弘・岡本 勉・辻野 昭・熊本水頼
1 緒言
2 方法
(1)被験者
(2)記録方法
3 結果ならびに考察
4 総括
Ⅲ 幼小児における水泳運動の習熟過程の筋電図的研究
岡本 勉・徳山 広・吉沢正尹・岡 秀郎・熊本水頼
1 緒言
2 方法
(1)被験者
(2)被験筋
(3)記録方法
3 結果ならびに考察
4 総括
Ⅳ 姿勢制御能の発達とその特徴~4歳から12歳~ 渡部 和彦
1 序論
2 方法
(1)生体移動装置の特徴と測定手順
(2)姿勢変化量の定量解析
(3)被検者
3 結果
4 考察
(1)生体移動装置による測定の妥当性
(2)姿勢制御能の差異
(3)姿勢制御能の発達とその特徴
V 先天性両下肢欠損症(congenital amelia)の移動運動例
矢部京之助・三田勝巳・青木 久・村地俊二・野上 宏
1 はじめに
2 方法
3 結果と考察・
4 要約
座長所見 宮下 充正
第5章 実際の身体活動に見られる運動制御のしくみについて・
I 浮身のコントロール宮畑虎彦・小林一敏・・
1 はじめに
2 浮心の位置の測定
3 浮身のコントロール
(1)身体部分(腕,脚など)の位置の変化による重心と浮心の位置関係の変化
(2)関節を固定して身体を直線的に保ち水平に浮くための筋力的コソトロール
(3)呼吸のコントロール
4 浮身のコントロールと泳法の技術
5 まとめ
Ⅱ 構えの姿勢の研究 EMGと重心動揺秕跡を手掛りとして
石井喜八・入川松博
1 方法
2 結果および考察
(1)重心動揺軌跡
(2)筋電図
Ⅲ 歩行速度と歩容 小林 武次
1 実験方法
(1) 被検者
(2)撮影条件
(3)歩行条件
(4)フィルム分析
(5) EMG,ゴニオグラム,バゾグラム
(6)筋長および筋長の変化速度の推定
2 結果
(1)各種歩行速度における歩行パターン
(2)各種歩行速度における筋電図
3 考察
(1)歩行パターンの分析
(2)歩行中の筋電図
4 結論
Ⅳ 筋緊張と解緊の波及の研究 石井喜八・三宅 香・村本和世
1 実験方法
(1)運動・動作
(2)筋電図
2 結果および考察
(1)部分緊張が他の部位に緊張をおよぽす影響
(2)部分解緊が他の筋群の解緊におよぽす影響
3 要約
V 跳躍の踏切における神経・筋の働き方に関する研究:予備緊張を中心に
阿江通良・渋川侃二・金原 勇・山口幸雄
1 緒言
2 実験
3 結果と考察
(1)予備緊張の強さ,タイミングが跳の踏切,踏躍高などにおよぽす影響
(2)跳躍における踏切脚の動きが予備緊張におよぼす影響
4 結論
座長所見 熊本 水頼