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書誌詳細

PTA改革の課題

  • 著者名禰津義範著
  • 出版者国土社
  • 出版年1974

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0014052
  • 請求記号370.8//H 84//29
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名PTA改革の課題
  • 書名ヨミPTAカイカクノカダイ
  • 著者名禰津義範著
  • 著者ヨミネズ,ヨシノリ
  • 叢書名ホームライブラリー
  • 叢書番号29
  • 出版地東京
  • 出版者国土社
  • 出版年1974
  • ページ228p
  • サイズ18cm
  • 件名P.T.A.
  • 内容第一章 PTAの当面の課題 
     1 総会を空洞化させない
     2 学校の後援団体化から脱皮する
       会則の目的条項から、後援団体的性格を削除する /PTAの仕事は親の手へ  親も教師も、ひとりの会員として、仕事も恩恵も平等であれ 
     3 教育への意識を転換する
       親は教育の第一次責任者である /テストの結果が悪いのは教師の責任である /親がまず、発言する / 考え、問いただす運動を強化する /
    会員のだれひとりも不利に落とし入れない /
    とにかく、水銀を飲んでみてくれ /「耐える力」の欠如にもとづくというが/
    教育は防犯対策ではない / 欲望の浄化高揚こそ大切である/
    「知育の徹底」を期する / 野球ばかができがち、考え直せ 甲子園の名門校/
    戦争になって困るより、なぜ戦争に反対しなかったのか 
    第二章 PTAの四つの目的とあり方 
     1 学習活動い
      ○何を学習するか
       中央・国の次元で問い、目を光らせる / 教育の歴史を学習する/
     社会的問題をタブーとしない / ペーパーテストがあって、教育がない /
     憂えるべき「教科授業の不成立」 / 授業で勝負、宿題のないのは、いい学校 /  あすの授業はどう進むか / 勉強は試験のためか / 形よりも、中身で /
    同じことを、二度教えない / 「普通課程」に比重をかける / 教師は労である 労働の尊さを知る/ 禁欲の倫理を説くなかれ / 
    勉強を教えることができなくとも 
      ○どのように学習するか
       学級(学年)ごとのPTAはオーソドッグスだが / 
    部落(地区)ごとのPTAに比重をかける / 家庭訪問は警察パトロールではない 毎日の経験や考えたことを出し合うことから/ 一人の百歩より、百人の一歩 
      2 実践活動
      3 教育運動
       〝また金か″と親のため息 / 教師は親の加害者となっていないか
       教室から出て、戦う / 三割以下の自治の限界を知る /
     同じような条件の地区と手を結ぶ / 
    親の「教育運動」を拒否する校長は、悪い教師像の縮図である 
      4 文化活動
    第三章 教育はいかにあるべきか 
    1 学 校
       なぜ、学校に集まって、教育を受ける必要があるのか / 
    「清掃」をいかにヽ教育的に位置づけるか / 班学習 /
    「能力別学級編成」に反対する / どのように、教育機器を導入するか/
     学校は、家庭教育に口出しすべきではない 
     2 教 師
        教師は親の人生経験に学べ / 教師よ、うぬぼれることなかれ/
    〝ひらめ先生″は〝深海魚生徒”をつくる / 同朋同行 /
        “変わり者先生”に、子どもは魅力を感じる /〝でも・しか先生”こそに教育の核 教組推薦の教頭・校長は是か非か 
     3 親
        PTAへの加入は任意である / 世帯加入でなく、個人加入制に/
     まず、母親に期待する / 物分かりのいい、かっこいい親になろうとするなかれ  
     真の権利意識をもとう /「よく聞き取る」ことができる /
     ほめ方がとんちんかんでは逆効果 / 
    その場しのぎの不良化防止対策ではだめである /
    クラブ活動と家庭学習は両立する / 教育手段の乱用は弊害私大である
    自分の行動に喜びを感じる人間になる / 相手に理解させる努力を
    学歴偏重の社会風潮をなくせ / 親のない子どもへの配慮を 
     あとがき