• 書名山とつきあう
• 書名ヨミヤマトツキアウ

• 著者名岩田修二著
• 著者ヨミイワタ，シュウジ

• 叢書名自然環境とのつきあい方
• 叢書番号1

• ISBN4000066013

• 出版地東京
• 出版者岩波書店
• 出版年1997.5

• ページxii, 136, 10p
• サイズ19cm

• 注記文献: 巻末p5-10

• 件名自然保護
  山岳
  登山

• 内容はじめに
  １岩壁・岩稜の自然―穂高岳
  岩登りと落石の恐怖／落石と岩の割れ目／落石はいっおこるのか／凍結と融解が繰り返す／凍結・融解が落石をおこしているのか／年周性の凍結・融解による落石の発　　　生／大規模な崩壊はなぜおこるか／岩稜の凸凹／穂高岳にはなぜ岩壁があるのか／岩壁とのつきあい方－落石と崩壊の危険を避けるために
  ２砂礫地とお花畑の自然―白馬岳西側斜面
  縦走路のある山／白馬岳の地形―非対称山稜と二重山稜／白馬岳の気候環境／雪が生み出した高山帯／石ころだらけの砂礫斜面／角ばった石ころの層－表面角礫層／砂礫斜面の凍結・融解／凍結と融解で砂礫が動く／砂礫斜面での砂礫の移動量／雨と融雪でも砂礫が動く／砂礫の移動が植物の根を切る／表面角礫層の破壊が斜面をこわす／登山道がえぐられていく
  ３渓谷と河辺林の自然―上高地
  上局地の自然の魅力／人工的に破壊される梓川の自然／上局地自然史研究会／天然の砂防ダム／山はこわれていく／土石流／梓川は埋まってゆく／河原のケショウヤナギ群落／河道の変動で河辺林が変わる／河原の両側の連続する河辺林／ケショウヤナギ林の更新と維持／砂防工事・河川改修工事の結果おこること／工事にともなう建設現場周辺での破壊／上局地の自然の守り方
  ４ヒマラヤの自然と環境破壊
  世界最高峰チョモランマ／チョモランマ山頂での大量遭難／チョモランマの風成帯／世界最高所のゴミすて場／パンガでのなだれ事故／クンブ地域の観光地化と森林破壊／森林破壊はいつおこったのか／クンブ地域での人類活動／シェルパ族の暮らしの変化／たきぎの問題／クンブでおこっている文化と社会の変化
  ５山とのつきあい方
  山岳の危機／山の自然の変化と人間の圧力／山の地形変化は止められない／山の文化をこわさないために／入山制限／山とのおだやかなつきあい／本当に山を守るためには
  文献
  索引