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書誌詳細

むらの自然をいかす

  • 著者名守山弘著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年1997.7

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0047208
  • 請求記号450.91//Sh93//(7)6
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名むらの自然をいかす
  • 書名ヨミムラノシゼンオイカス
  • 著者名守山弘著
  • 著者ヨミモリヤマ,ヒロシ
  • 叢書名自然環境とのつきあい方
  • 叢書番号6
  • ISBN4000066064
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年1997.7
  • ページxii, 128, 12p
  • サイズ19cm
  • 注記文献: 巻末p5-12
  • 件名自然保護
    農村
  • 内容はじめに
    1農村を形づくっている環境
    集落樹林i屋敷林/関東地方の二次林/迅速渕図から読み取った江戸時代の植生/牛馬の餌を採るためにつくった入会草地/アカマツ林の多い区域/刈敷林から落葉採集の林へ/計画的な農村造成にいかされた農村の秩序性/農村の階層構造/調整者を必要とした江戸時代の農村/古くからある塊状集落/地形が反映する水田の配置
    2屋敷林、田や畑、二次林が守った生き物
    ミニ農村をつくる/水辺の配置/池さらいのローテーション/ため池の間隔が持つ意味/二次林の配置/二次林の管理方法ノフクロウが生活できる農村の構造/繁殖期のフクロウが必要とする環境と食餌内容
    3農業は生き物を守る働きをした
    水田の環境で生きてきた生物/洪水が起こりやすい環境のなかで生きてきた生物/水田造成は生物の生息空間をなくさなかったか/河川と水田を結ぶ生物の移動経路/物理的攪乱と環境の多様性/生き物と田植えの共存/干潟時代の鳥も水田を利用する/水田は後背湿地に戻せるか/火山活動が生んだ草原の自然史/雑木林のスプリングエフェメラル/雑木林の歴史的価値/伝統的農業がはたしてきた役割
    4天敵を利用するという考えが生物相を保全した
    物質収支・物質循環的な思考の誕生/植生遷移の考え方/生態学的な環境保全思想への発展/臭いを使った害獣防除ノニホンオオカミの臭いを使う/止まり木を設置して有益な鳥を耕地に招く/カエルに害虫を捕らせる
    5むらの自然をいかすI人と生き物の新たな共存を目指して
    生き物との共存の塲/水田―「特別栽培米」を活用する/生き物とふれあう場として水田を活用する/ムナグロを保護するための試算/調整水田の面積/クラインガルチンとしての活用/草地・二次林をいかす/農村の生き物を都市へ呼び込もう―都市で衰退するチョウ/トンボ相を衰退させる公園の池/都市公園の樹林に飛石の役目を持たせるために/これからの農村―人と生き物の新たな共存を目指して
      おわりに
      文献
      索引