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書誌詳細
宅老所「よりあい」の挑戦:住みなれた街のもうひとつの家
- 著者名井上英晴, 賀戸一郎著
- 出版者ミネルヴァ書房
- 出版年1997
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0048493
- 請求記号S 11//I 57
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名宅老所「よりあい」の挑戦:住みなれた街のもうひとつの家
- 書名ヨミタクロウショヨリアイノチョウセンスミナレタマチノモウヒトツノイエ
- 内容はしがき
プロローグ
1 宅老所「よりあい」の実践
1 宅老所「よりあい」での暮らし――ゆったりとした「よりあい」の一日
1 お迎え――「お寺で寄り合いのあるとです」
2 午前中――おしゃべりしたり歌ったり
3 お昼――今日のメニューはは?
4 昼下がり――思いおもいのくつろぎ
5 お送り――通いの人はお帰りの時
6 夕食――泊りや住み込みの人も加勢して
7 おやすみなさい――よい夢を
2 まちの中の民家で始まった宅老所「よりあい」の歩み
1 特養に勤めてはりきったが、限界を感じ辞めた三人
2 施設のここをこうすればいい、と教えてくれた特養
3 「ことぶき園」を見て、福岡でもやりたい
4 九十一歳の女性、そして伝照寺との出会い
5 「宅老所を作る会」をつくって
6 宅老所を始める
7 住職から貸家を借り受け改造する
8 改造なった民家の宅老所
9 開所祝いも寄り合い風
10 「よりあい」の利用者
11 住み込み始まる
12 デイサービスE型住宅
13 「第二よりあい」誕生と広がる宅老所づくり
3 「よりあい」に来ると介護を受けているお年寄りのイメージが変わる
1 九十六歳の安藤さん、只今妊娠中
2 楽しめば 徘徊止まって スイカ切る(別所さん)
3 チャンピオンベルトをはずして、神田さん娑婆への脱出
4 ところ変われば出口さんも変わる
5 かけっこの飯島選手は今も一番
6 「殺せ! 帰せ!」はどこへやら、渕上さん寺掃除
7 「よりあい」を産んで安らかな老後かな(大島さん)
8 押しかけて 遠慮もせずに 居候(後藤さん)
9 今日もベッドでよりそう老夫婦!?(細田さんと伊藤さん)
10 ジュリアナは 地行に移って お立ち台(犬養さん)
11 昼は女学校の同窓会、夜は親類の家になる(久家さん)
12 自慢のヒノキ風呂で身も心もあかぬけ
13 白髪軍団まちを行く
4 宅老所「よりあい」の運営
1 行政の補助もなし、運営資金に苦しむ(92年)
2 オリジナル衣料の販売も始める(93年)
3 福岡市の補助金を得られるようにはなったが(93年)
4 「よりあい」バザーへのご協力のお願い(94年)
5 補助はついたが、運営は大変。早く制度化を(94年)
6 福岡市のデイサービスE型事業を委託(95年)
7 「第2よりあい」の運営資金(95年)
5 宅老所「よりあい」でのケア
1 宅老所「よりあい」に関わる人々
2 宅老所づくりとケアの方針
3 痴呆性高齢者について
2 「よりあい」に学ぶことと宅老所への期待
1 宅老所の出現の社会的背景
1 老いの居場所としての家は、終の栖となるか
2 老いの居場所としての病院は、終の栖となるか
3 老いの居場所としての老人ホームは、終の栖となるか
2 宅老所とは何か
1 さまざまな宅老所の登場と開設の動機
2 各地の取り組みに見る「宅老所」像とその定義
3 宅老所の発達段階
3 宅老所「よりあい」ケアの特徴
1 大規模居住型施設ケアの限界
2 「よりあい」ケアの基本的要件
3 「よりあい」ケアを支える三つの力
4 「よりあい」ケアを支える四つの理念
5 「よりあい」ケアの特徴
4 宅老所を全国に広げよう
1 「よりあい」の実践に学ぶこと
2 「よりあい」の実践を充実させる課題
3 いま宅老所が果たしている役割
4 宅老所の未来と可能性
5 「よりあい」はグループホームを超える
エピローグ
註/参考文献
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及