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書誌詳細

介護のあのとき : 嫁、妻、女優の狭間で

  • 著者名南田洋子著
  • 出版者文化創作出版
  • 出版年1998.4

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0048681
  • 請求記号KKK//Mi37
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名介護のあのとき : 嫁、妻、女優の狭間で
  • 書名ヨミカイゴノアノトキ
  • 著者名南田洋子著
  • 著者ヨミミナミダ,ヨウコ
  • 叢書名マイ・ブック
  • ISBN4893871641
  • 出版地東京
  • 出版者文化創作出版
  • 出版年1998.4
  • ページ189p
  • サイズ20cm
  • 内容序章 嫁、妻、女優の狭間で
    義父が脳溢血で倒れて
    私の心をつなぎ止めてくれた長門の一言
    第一章 義父、介護の日々
    心おだやかでなかったお母さん
     役者・沢村国太郎の無念さ
     誤解されやすいお母さん
    夫への反発
     そんな醒めた目で私を見ないで
    その瞬間、吹き抜けていった一陣の風
    いまも耳に残るブザーの音
     介護の専門家を怒鳴りつけたお父さん
     一計を案じた紙おむつ
     すべてが手探りの中で
     洋子流“床ずれ防止”策
     女優の服とトレーナーと
    私を襲い始めた暗い陰
     「お金を盗られた」と言い張るお父さん
     便のついた一万円札事件
     甘いものが大好きだったお父さん
     音のような会話だったけれど
     そのとき見せた役者の執念
    一体、これでいいのだろうか1
     だれだって肉親がかわいいのは当然
     私の心の“つっかえ棒”はおばあちゃん
     介護する側とされる側と
     空しく響いた果てしのない笑い声
    何にもまさる一つの大きな愛
     だれにもわからない夫婦の暗い部分
     トク兄ちゃんのやさしさ、ていこねえの凄さ
    お父さん、ご苦労さま
     クレゾールの臭いにショックを受けた長門
     「少しでも長く寝たい」
     生きることへの執着か死への恐怖か
    壁の薄いシミーつにもきずな
    第二章 夫婦の絆とは何か
     夫婦にとっての大きな試練
     借金につぐ借金に追われた日々
     ついに、人間プロの失敗
     人を驚かせて喜ぶ長門の愛すべき性格
     「やられた!」あの忌わしき出版事件
      その後遺症を救ってくれた京マチ子さんの温かさ
     次々に起こった肉親の死
      最愛の妻に抱かれて死んでいった大好きだった兄
      弟の死はあまりにも突然に
      それは錯覚だったのか
     独りになった悲しみを乗り越えて
      小粋だった母までも
      「ヨーコ、ダイスキ!」
       改めて感じる長門の愛
    第三章 寄り添って生きる
     幸せになる考え方
      小さな不幸はちょちょいと消しゴムで消せるもの
      夫婦の関係をリフレッシュさせる趣味の効用
    夫婦で“病気”について考えるとき
     長門の症状は想像以上に重かった
      私は祈るような気持ちでいっぱい
      生死をさ迷った若いときの大手術
      「一病息災」の私の健康法
      もし、私かガンになったら
    私たちの老後
      子供を作れなかった寂しさと救い
      男と女は果てしのない線路だけど
      年老いた私たちらしい暮らし方を求めて
     あとがき