設定

文字サイズ
標準
特大
背景色
標準

書誌詳細

重度知的障害への挑戦

  • 著者名ボブ・レミントン編 ; 小林重雄監訳 ; 藤原義博, 平澤紀子共訳
  • 出版者二瓶社
  • 出版年1999.3

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0061793
  • 請求記号378.6//R 26
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名重度知的障害への挑戦
  • 書名ヨミジュウドチテキショウガイエノチョウセン
  • 著者名ボブ・レミントン編 ; 小林重雄監訳 ; 藤原義博, 平澤紀子共訳
  • 著者ヨミコバヤシ,シゲオ
  • ISBN9784931199637
  • 出版地大阪
  • 出版者二瓶社
  • 出版年1999.3
  • ページxvii, 461p
  • サイズ22cm
  • 注記文献: p397-441
    原著(Chichester : Wiley, c1991)の翻訳
  • 件名精神遅滞
    Behavior Therapy
    Mental Retardation -- therapy
  • 目次序文
    第1章 行動分析と重度知的障害:研究と応用との対話
       序
       行動分析と重度知的障害
          スキナーと実験的行動分析
          応用行動分析における長所
          応用行動分析における潜在的な短所
       応用行動分析における分析の継続的な必要性
          強化の概念化:随伴性により形成される行動
          強化の概念化:ルールに支配される行動
       本書の紹介
       セクション1「問題行動」の機能分析と介入
    第2章 重度の知的障害者のための強化子のアセスメントと評価
       序
       生起率の低い行動に対する強化子の同定
         好みの刺激のアセスメント
         既存の反応レパートリーの直接的な増加
          選択事態におけるプリファレンス
       高い確率で生起する行動による強化子の同定
          行動の機能分析
          強化子としての問題行動の使用
       要約と結論
    第3章 非嫌悪的手続きを使用した不適切行動の低減:分化強化スケジュールの評価
       序
       分化強化スケジュールについての論評
          他行動の分化強化(DRO)スケジュール
          代替行動の分化強化(DRA)スケジュール
          両立しない行動の分化強化(DRI)スケジュール
          低率行動の分化強化(DRL)スケジュール
       強化スケジュールを使用した研究の批評
          強化子の効力
          機能分析
          ベースラインデータ
          言語行動
          実施の容易さ            .
       結論
    第4章「問題行動」への介入としての機能的に等価な反応の形成
       序
          実験的アプローチ
          処方的アプローチ
       問題行動の機能のアセスメント
          臨床的直感
          構造的面接
          評定尺度
          入手可能な記録の再調査
          略式の観察
          形式的な観察
          スキャッタープロット
          セッティングイベント・チェックリスト
          アナログアセスメント
          要約
       機能的に等価な反応の指導
          危険な行動
          常同行動
          異常な言語
       結論
          機能的等価性の役割
          結果に関する示唆
          般化と維持
       要約
    第5章『問題行動』の機能分析へのアナログ方法論の適用
       序
       自然に生起している事象のアセスメントによる機能分析
       アナログ方法論を使用した機能分析
          正の強化仮説を評価している研究
       負の強化仮説を評価している研究
       正と負の両方の強化仮説を評価している研究
    結論
    第6章 不適応行動の機能分析における携帯型マイクロコンピュータの使用

    不適応行動の性質
       重度の行動問題の原因についての仮説
       環境的に従属した行動の分類法
    データの収集と分析
       データ収集:ハードウェア
       データ収集:ソフトウェア
       データ分析
    データ分析と分類法
       仮説から引き出された介入
    結論
    第7章 行動システムとしての個人のレパートリー:プログラムのデザインと評定のための示唆
       序
       歴史的背景
       多様な反応のための方法論
       反応間の関係についての理論的モデル
         行動的構成概念
         パーソナリティーと症候群的構成概念
       臨床例
          過剰行動
          建設的な行動
       反応の共変動についての臨床的示唆
          間接的な標的行動を用いた介入
          副次的効果
       アセスメント方法論への示唆
          臨床実験
       プログラムデザインと評定のための示唆
          プログラムデザイン
          研究デザイン
       結論
    セクション2 機能的なコミュニケーションと言語への行動論的アプローチ
    第8章 重度あるいは最重度の知的障害者のためのマニュアルサインによるコミュニケーション
       序
          サイン指導のための対象の選定
          指導するサインの選定
       サインの刺激性制御を転移させる手続き
       自発的で伝達的なサイン
          自発的サインの指導
          明らかな自発的サインの問題
       伝達的なサインと行動問題
       結論
    第9章 重度障害者のための補助的コミュニケーションシステムへの着手
       序
       代替的なコミュニケーションのためのシンボルの選定と使用
          シンボルセットの選定
          コミュニケーションボードへのアクセス技法の選定
       認知的な前提条件
          模倣
          物の永続性
          手段と目的
       コミュニケーション行動の機能クラスの指導
          コミュニケーション行動の機能クラス
          初期のマントとタクトのレパートリーの指導
          より複雑な場面への伝達的意図の般化
       自発的コミュニケーションの確立におけるより微妙な問題
       結論

    第10章 伝達的なサインの指導:命名と要求そして機能の転移
       序
          研究I:初期のサイン習得を指導する方法の比較
       自発的なコミュニケーションを生み出す試み
          確立化事象と要求行動の機能的制御
          マントの指導:プログラムされた転移
       言語機能の転移の出現に関する研究
          研究2:タクトからマントへの転移
          研究3:マントからタクトへの転移
       刺激等価性と言語機能間の転移
          転移についての初期の説明
          転移についての新しい説明
       結論
    第11章 刺激等価性:適応行動の形成への示唆
       序
       見本合わせ手続きと刺激等価性
          基本課題
          等価性の前提条件
          シドマンの基礎研究:等価性と読み
          徐々に出現する結果的な遂行
          組織的な追試と拡張
          等価性クラスと刺激の命名
          実践的で教育的な示唆
       等価性と文字つづり
          構成刺激
          教育的な意義
       等価性と統語的行動
       等価性と記憶
       結論
         セクション3 行動分析とサービス支援
    第12章 課題示範モデル:重度障害者への指導プログラム
       序
       背景となる研究
       課題示範モデルの原理
       課題示範モデルに使用されている手続き
          目標
       課題示範モデルについての研究
          研究1:1対1指導一数の同定
          研究2:I対1指導一単語の同定
          研究3:集団指導一課題示範モデル対標準的プロンプティング階層
          研究4:集団指導一課題示範モデル
       結論
    第13章 成人の重度および最重度の知的障害者のための効果的な住宅サービスの開発における行動原理の適用

    サービス計画への行動分析の適用
       第1段階:標的結果の同定
       第2段階:現在の環境についての行動分析
       第3段階:新たな随伴性の計画
       第4段階:実施と評価
    結論
    第14章 発達障害者の雇用における社会的・職業的要因
       序
          研究における問題
       職業スキルの訓練
          援助付き雇用:現在の状勢
          ジョブコーチ対同僚の訓練者
          障害を持つ労働者のための同僚が実施する訓練手続きの研究
          継続研究
       職場における社会的行動の測定
          社会的統合
          援助付き雇用における統合の査定研究
       職場での社会化の促進
          社会的スキル訓練
          関係への介入
       生態社会学的な見解
       結論
    第15章 対象者の行動の効果的な持続可能な変化:サービス環境における行動分析の役割
       序
       持続的な変化を生み出す際の問題
          持続的な変化をもたらすことの失敗
          般化と維持のためのプログラム   ’
          行動生態学
       持続可能な変化
          持続可能性の概念
          行動論的な持続可能性の原理
       サービス環境の行動分析
          行動システムの分析
          変化の維持に必要な結果条件
          変化の維持に要する先行条件
       持続的な変化の計画
          持続可能性の原理の適用
          サービスシステムの計画
          参加
       結論
    第16章 専門家の倫理:行動分析とノーマリゼーション
       序
       内容のない技術としての行動論的介入
       ノーマリゼーションの興隆
       専門家の倫理の枠組み
          善行と自律性
          善行、自律性、能力
          温情主義と問題行動
          専門家の倫理と徳目
          倫理的に考慮すべき問題:要約
       倫理とノーマリゼーション
       専門家の倫理と行動論的治療
          行動論的治療と共感
          「作用」と機能性
       問題行動と嫌悪性についての論争
           問題行動と行動変容法
           「嫌悪性」:用語の伝統的な使用と専門的な使用の混同
           「嫌悪性」:不十分なデータに基づいた議論の過剰な一般化
           「嫌悪性」:他者についての専門的な高潔さを尊重することの失敗
       結論
    REFERENCES
    索引
    監訳者あとがき
    編著者リスト・訳者紹介