• 書名食塩と健康の科学 : 減塩だけがよいわけではない!
• 書名ヨミショクエントケンコウノカガク

• 著者名伊藤敬一著
• 著者ヨミイトウ，ケイイチ

• 叢書名ブルーバックス
• 叢書番号B-1339

• ISBN9784062573399

• 出版地東京
• 出版者講談社
• 出版年2001.7

• ページ187, iiip
• サイズ18cm

• 注記参考図書: p186
  その他の主な文献: p187

• 件名塩

• 内容まえがき
  第1章　海と我々の体の意外な関係
  海水と血清は似ている
  海水の方が血清より濃度が高いのはなぜか
  我々の体には約100グラムの食塩が含まれている
  第2章　食塩への渇望
  食塩欠乏の悲劇　
  体内での食塩の役割
  食塩の体内での収支はどうなっているか
  我々は毎日必要量の5～10倍もの食塩量を摂取している
  古代、食塩は貴重な存在だった
  動物にも見られる食塩への異常な関心
  我々の先祖は菜食だった
  第3章　塩とカニバリズム
  世界におけるカニバリズムの特徴
  プリオン、狂牛病、カニバリズム
  女性とカニバリズム
  第4章　塩の種類
  塩とは
  塩はどう作られてきたか
  自然塩とは
  自然塩は本当に体によいか
  体内に含まれる微量ミネラルについて
  第5章　食塩嗜好はどんな要因で変化するか
  食塩嗜好とは
  生まれつきか、学習か
  ストレスは食塩嗜好を亢進させる
  その他のミネラル欠乏と食塩嗜好の関係
  第6章　塩の道と塩税
  塩の生産
  塩税とフランス革命
  中国での塩の生産
  ガンジーの「塩の行進」
  第7章　塩と健康
  健康とはどういうことか
  生体は主に食塩を保持する方向に働いている
  食塩の排泄を促進する因子
  食塩摂取の最も少ないグループで死亡率が高い
  ここでこの本を読むのを中止しないでいただきたい
  第8章　食塩とがん
  がん予防のための十五カ条
  食塩と胃がん
  味噌汁はがん予防に役立つ？
  第9章　食塩は高血圧にどう影響するか
  食塩は本当に血圧に関係しているか
  無食塩文化と血圧の関係
  食塩と血圧の関係は個人ではあてはまらない
  無食塩の生活と健康
  第10章　食塩はどのようにして血圧を上昇させるか
  食塩負荷は体液量、循環血液量を増加させる
  食塩負荷による循環血液量の増加はやがてもとに戻る
  第11章　食塩負荷によって血圧の上昇する人、しない人
  食塩感受性と非感受性
  食塩感受性ラットと食塩抵抗性ラット
  食塩感受性のメカニズム
  第12章　食塩感受性と奴隷貿易
  アフリカ系アメリカ人の血圧に関する特徴
  奴隷貿易中の高い死亡率
  現代人は食塩感受性に関して進化の途中にある
  第13章　治療としての食塩補給と食塩制限
  生命維持に最も重要な食塩の補給
  どんな病気で食塩制限が必要か
  高血圧に対する食塩制限
  食塩制限はどのようにするか
  第14章　食塩と他の栄養素の関係
  食塩摂取とタンパク質
  食塩とカリウム
  血圧に対する食塩とカリウムの関係
  高血圧にもいろいろある
  食塩とカルシウム
  食塩とマグネシウム
  食塩とアルコール
  降圧薬と食塩摂取量
  降圧薬と食塩嗜好
  第15章　食塩制限はどのようにするか
  適当な食塩摂取量とは？
  自分の食塩摂取量を知ること
  食塩の代用品はあるか
  食塩は主にどんな食べ物によって摂取されているか
  摂取総カロリーと外食に注意
  食塩制限で食塩嗜好はどう変わるか
  一九八五年頃の食事に戻ろう
  あとがき
  参考図書
  その他の主な文献
  さくいん/巻末