• 書名ホームヘルパーのためのヒヤリ・はっと介護事故防止ハンドブック : 安全・安心な介護のポイント
• 書名ヨミホームヘルパーノタメノヒヤリ・ハットカイゴジコボウシハンドブック

• 著者名加藤良夫編著
• 著者ヨミカトウ，ヨシオ

• 叢書名ホームヘルパー現任研修テキストシリーズ
• 叢書番号10

• ISBN489041570X

• 出版地東京
• 出版者日本医療企画
• 出版年2002.9

• ページ121p
• サイズ21cm

• 注記執筆者: 篠崎良勝

• 件名ホーム・ヘルパー
  老人福祉
  介護福祉
  事故

• 内容第１章　「介護事故」＆「ヒヤリ・はっと体験」の着眼点（「介護事故」
  「ヒヤリ・はっと体験」）
  1.「介護事故」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  　介護事故関連用語の整理，ホームヘルパーに過失がなくても、「介護事故」は［事故］，
  　４種類の被害，4種類の被害が連鎖反応しあう「介護事故」の事例
  【事例1】利用者が転倒によって「骨折」をした場合の被害範囲　
  【事例2】ホームヘルパーがおむつ交換時に「紙おむつを破損」した場合の被害範囲　
  【事例3】ホームヘルパーが利用者へ「○○さんも物忘れが多くなりましたね」と発した言葉の被害範囲
  【事例4】ホームヘルパーが利用者宅を「未訪問」した場合の被害範囲　
  【事例5】ホームヘルパーが［調理を失敗］してしまった場合の利用者への被害範囲　
  2.「ヒヤリ・はっと体験」　　　　　　　　　　　　　　　　
  　「ヒヤリ・はっと体験」とは「ＯＯ（し）そうになった体験」　
  　「ヒヤリ・はっと体験」と「介護事故」は紙一重　
  　「ヒヤリ・はっと体験」を見落とすホームヘルパー
  　リスクマネジメント（危機管理）の視点　
  　「内輪話」ではなく表に出しましょう　
  第２章　介護現場に見る９２の具体例
  1.身体介護
  　　歩行介助・見守り，車いす介助，ベッド回りで，車いすなどへの移乗・移動，外出時，　　送迎・通院介助，排泄介助，おむつ交換，清拭，入浴介助，食事介助・見守り，その他
  2.家事援助
  　　調理・後片づけ，掃除，洗濯，その他　
  3.痴呆の高齢者への対応
  4.医療関連の介助
  　たんの吸引，服薬介助，家事援助　
  第３章　ケースで学ぶ事故対応マニュアル
  　1.守秘義務
  　　　他の利用者の症状などをうっかり第三者に話してしまった
  2.家族の用事
  　　　家族に頼まれた用事で外出中、利用者がトイレをひっくり返した
  　3.遅刻
  　　　10分の遅刻のうちに利用者が転倒・骨折
  　4.入浴介助
  　　　本人の希望で入浴させたら、肺炎で入院する事態に
  5.移動介助
  　　ベッドから移乗の際に利用者が車いすから転倒し足を骨折
  　6.散歩
  　　一瞬目を離したすきに池に落ちて骨折
  　7.歩行介助
  　　一瞬目を離したすきに転倒して腰骨を骨折
  　8.通院介助
  　　病院のボランティアに付き添いを任せている間に転倒
  　9.ベッド介助
  　　腕の固定をゆるめたのがアダに。ベッドに手をはさんでしまった
  10.ベッドからの転落
  　　ベッド柵を外したままにして転落を招いてしまった
  11.医療行為
  　　薬剤管理を頼まれ、誤って多量投与
  12.掃除
  　　置きっぱなしにした掃除機に利用者がつまずいて骨折
  13.洗濯
  　　紛れ込んでいたおむつに気づかず、洗濯機を壊してしまった
  14.後片づけ
  　　頼まれて仕方なく使った高価な食器を破損
  15.調理援助
  　　ペットボトルの取り違えで利用者が激しい下痢に
  16.買い物
  　　ホームヘルパーが買ってきたお菓子がアレルギーショックの引き金に
  17.金銭管理
  　　痴呆の高齢者の求めに応じて帯代を渡してしまった
  18.痴呆①
  　　古い知人になりすまして訪問した客が現金を盗んだ
  19.痴呆②
  　　近所の人から預かっていたはずの猫が、室内を汚したと損害請求
  20.痴呆③
  　　散歩介助中に利用者が高校生にケガを負わせた
  第４章　ヒヤリ・はっと、介護事故を防止する（介護事故防止のキーポイントとは）
  1.はじめに
  2.介護事故防止のキーポイントとは
  　　業所の理念ははっきりしているか，介護事故防止への意識化、勣機づけを図っているか，情報を隠さない職場環境になっているか，コミュニケーションのとれた職場になっているか，ヒヤリ・はっとや介護事故の報告書を生かしているか，訪問介護計画が充実しているか，情報の共有化が図られているか　
  　【付録】　民間保険について