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書誌詳細

障害学の主張

  • 著者名石川准, 倉本智明編著
  • 出版者明石書店
  • 出版年2002.10

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号0063451
  • 請求記号369.27//I 66
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名障害学の主張
  • 書名ヨミショウガイガクノシュチョウ
  • 著者名石川准, 倉本智明編著
  • 著者ヨミイシカワ,ジュン
  • ISBN9784750316352
  • 出版地東京
  • 出版者明石書店
  • 出版年2002.10
  • ページ294p
  • サイズ20cm
  • 注記参考文献: 各章末
  • 件名身体障害者
    精神障害
    Disabled Persons
  • 内容前著『障害学への招待』での問題提起を受けて、さらなる論の深化をはかる。ジェンダーやセクシュアリティ、自閉や知的障害などの問題を盛り込み、規範的な議論から歴史社会学的なアプローチまで視角の幅を広げた障害学の新たな地平を切りひらく一冊。
    まえがき[石川准]
    第1章 ディスアビリティの削減、インペアメントの変換[石川准]
     1 財と権利と尊厳の分配システム
     2 「ディスアビリティ」の脱構築
     3 ディスアビリティの削減、インペアメントの変換
     4 平等と差異のディレンマ
    第2章 ないにこしたことはない、か・1[立岩真也]
     1 どんな主題なのか
     2 死なず痛くなければよい、とはいえ、できるにこしたことはない、か?
     3 できることは必要だが、私が、である必要はない
     4 支払いをみると、他人にやってもらった方が楽なことがある
     5 得たいものは、因習にこだわらなければ、様々に得られる、こともある
     6 そこに肯定されてよい世界が現れ、そしてそれは障害であることと両立する
     7 選択の幅が広い方がよいから、とも簡単に言い切れない
     8 他方、周囲の人にとってはないにこしたことはない
     9 補足1・「社会モデル」の意味
    10 補足2・差異と平等/社会モデルと文化派
    第3章 障害者を嫌がり、嫌い、恐れるということ[好井裕明]
     1 嫌がられ、嫌われ、恐れられる――被差別体験から
     2 障害者差別―――人が自らラベルを求めるとき[ニキ リンコ]
     1 目的
     2 中途で診断を受けるとは?
     3 診断遅延本来の問題と付随する問題
     4 方法・対象・範囲
     5 用語について
     6 自閉者自身から見た「自閉」とは
     7 自閉者同士の共感
     8 筆者の場合――診断まで
     9 筆者の場合――診断
    10 障害というラベリングによって安心すること
    11 未診断で成長するということ
    12 説明を求める思いを持つこと自体を否定されるとき
    13 制裁だけを先取りしてきた歴史
    第7章 能力と危害[寺本晃久]
     1 生来性犯罪者説の導入と否定
     2 刑罰と障害認識の変化
     3 問題の拡張~優生へ
     4 危害の政治学へ
    第8章 インペアメントを語る契機――イギリス障害学理論の展開[杉野昭博]
     1 『母よ! 殺すな』二〇〇〇。
     2 「障害者殺し」から社会モデル批判へ
     3 「旧・社会モデル」から「新・社会モデル」へ
     4 イギリスから日本へ――転倒した「歴史」
    あとがき[倉本智明]
    索引