• 書名これでよいのかケアマネジメント : 実践現場からの提言
• 書名ヨミコレデヨイノカケアマネジメント：ジッセンゲンバカラノテイゲン

• 著者名大野勇夫[ほか]編
• 著者ヨミオオノイサオ

• ISBN4272360426

• 出版地東京
• 出版者大月書店
• 出版年2003

• ページiv, 168p
• サイズ21cm

• 注記その他の編者: 相野谷安孝, 宇藤健司, 片野一之, 原島清 ; 参考文献: 章末　別タイトル: Care management

• 件名老人福祉 ; 介護福祉 ; 介護保険

• 内容◆第1部　座談会　いま、ケアマネジャーは　―その奮戦のもよう―
  ・利用者との関係で日々感じていること
  ・低所得層にのしかかる利用者負担
  ・限度額があるためのジレンマ
  ・ケアマネジャーへの過剰な期待と現実
  ・生活まるごとのかかわりが必要な仕事
  ・無報酬・低報酬の仕事
  ・1人50件は、はたして可能か
  ・サービス提供事業者の質をめぐって
  ・介護報酬の低さはどう見直すべきか
  ・ネットワークで支えるということ
  ・ケアマネジャーに集中する地域の生活問題
  ・チームケアマネジメントと事業者のネットワーク
  ・まとめにかえて
  ◆第2部　ケアマネジャーの困難と背景
  [1]ケアマネジャーの苦悩と介護保険制度
  はじめに―理念と現実のギャップ
  1　ケアマネジャーが抱える悩み
  2　ケアマネジャーのアンケートにも苦悩が
  3　介護保険成立の経緯とねらい
  4　抑制の源流、旧厚生省の「視点と方向」
  5　見直し・改善の課題とケアマネジャーへの期待
  コラム　高齢者の怒りと平成一揆
  [2]高齢者の生活問題―その実像は
  はじめに―生活問題とは
  1　生活問題を構成する諸要因
  2　高齢者の生活問題
  [3]ケアマネジメントの限界をどう克服するか
  1　ケアマネジメントの本質と二面性
  2　介護保険に組み込まれたケアマネジメントの限界
  3　生活相談としてのケアマネジメント
  ◆第3部　これからのケアマネジメント　―実践現場からの提言―
  [1]生活問題に対応するケアマネジメントのすすめ
  1　ケアマネジメントと生活相談
  2　ケアマネジメントによる共同関係の形成
  [2]チームケアマネジメント・システムをどうつくるか
  1　チームケアマネジメントの運営
  2　チームケアマネジメント実施におけるいくつかの留意点
  [3]アセスメント共有化の取り組み
  1　アセスメント＝課題分析について
  2　独自のアセスメントシートづくり
  3　現在の到達点
  4　広がらざるをえないケアマネジャーの役割
  5　アセスメントの共有による協同の営み
  [4]「ついのすみか」―施設生活とケアマネジメント
  1　利用受付からみえてくる「ついのすみか」への期待と施設の現状
  2　「生活の場」ゆえにアセスメントにこだわりを
  3　「ついのすみか」の実践はどうあるべきか
  [5]権利保障をめざすケアプランづくり
  1　要介護認定の仕組みの問題
  2　これまでのサービスが利用できない
  3　お金がなければ必要なサービスさえ受けられない
  4　ケアマネジメントからみた介護保険の問題点と、介護保障のあり方
  [6]単独型居宅介護支援事業所からの地域づくり
  1　走りながら考える
  2　利用者主体のケアマネジメントをめざして
  3　「生活リハビリ」のケアマネジメント
  4　ケアマネジャーはどこまでがんばれるか？
  [7]困難事例をめぐるカンファレンス
  1　今回のカンファレンスへの期待
  2　K氏のプロフィール
  3　K氏をめぐるケアカンファレンスの概要
  4　ケアカンファレンスにおけるチームアセスメント
  　巻末資料（アセスメントシート）