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書誌詳細

トルコ

  • 著者名鈴木董著
  • 出版者農山漁村文化協会
  • 出版年2003.10

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0061484
  • 請求記号596.02//Se22//(20)9
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架5
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名トルコ
  • 書名ヨミトルコ
  • 著者名鈴木董著
  • 著者ヨミスズキ,タダシ
  • 叢書名世界の食文化
  • 叢書番号9
  • ISBN4540032186
  • 出版地東京
  • 出版者農山漁村文化協会
  • 出版年2003.10
  • ページ292p, 図版[8]p
  • サイズ22cm
  • 件名食生活
    料理(トルコ)
  • 内容はじめに─イスタンブルの街角にて─
    ボスポラスのほとり、マルマラの岸/イスタンブル旧市街の雑踏/スパイスの芳香、露店の匂い/市場と食物屋と/食の宝庫
    第1章 トルコ料理は世界三大料理の一つ?
    トルコ料理は世界三大料理の一つ?/料理と自然/文明と文化/様々な文化と文化世界/文字圏と食文化/三大料理論と食文化圏
    第2章 トルコ料理の諸源流
    トルコ料理の諸源流/トルコ民族の伝統/トルコ民族とイスラムとの出会い/中央アジアからアナトリアへ/諸源流の融合の場としてのオスマン帝国/イスラム食文化の伝統/ビザンツの遺産と地中海の食材世界と
    第3章 オスマン帝国の遺産
    場としてのオスマン帝国の形成/オスマン帝国下における食材圏の拡大/食の文化の成熟器としてのイスタンブル/宮廷と「御殿風」/都と鄙と/年中行事と祝儀もの
    第4章 文化としての食の作法
    トルコの食の伝統的作法/「指食圏」としてのイスラム世界/イスラム的座食の作法/食卓のしつらえ/食器の品揃え/金器から中国陶磁器へ/二食制から三食制へ
    第5章 大地と海と食材と
    トルコ料理とその食材の空間的背景/アナトリアとトルコ領ヨーロッパ部の気候帯と生態系/麦と米との接点としてのトルコ/豆と芋と/茄子と胡瓜と/青物の色々/玉葱と人参とトルコ大根と/果物と木の実と/いま一つの陸の幸─家畜と家禽/川と湖の幸/海の幸/帝国の食材圏/食材圏としてのインドとその彼方の世界/中南米渡米の品々
    第6章 調味料とだしと
    塩調味料圏の一画/だしとしての羊汁/隠し味としての玉葱の役割/アクセントとしての酸味の役割/トマトの普及とその用法/バター圏とオリーヴ油圏と/甘味料の色々/ハーブとスパイス/辛味の変遷
    第7章 料理書に現れたトルコ料理の諸ジャンルの変遷
    古料理書に現れた料理の区分/最古の刊本料理書の料理の区分/オスマン食文化の総目録的料理書/現代の料理書の分類のいくつかの例
    第8章 前菜とサラダと
    メゼ─トルコ式前菜/サラダとジャジュク
    第9章 卵料理とスープと
    卵料理の用法/スープの色々/トルコのスープの品揃え
    第10章 ケバブとキョフテと魚と
    ケバブだけでない肉料理の多様性/料理書でのトルコ料理におけるケバブの位置/トルコ式焼肉の原型としてのチェヴィルメ/詰め物焼きドルマ/衰退しつつある料理名キュルバストゥ/ケバブの色々/串焼き系ケバブの色々/直火のトルコ式つくねと、その諸タイプ/クユとタンドルと/煮物的ケバブの数々/ケバブ以外の様々な肉料理/キョフテ─トルコ式肉団子/蔵物と頭と/羊以外の獣肉と鳥肉と/川と海の幸の食べ方
    第11章 野菜料理の豊富さ
    野菜料理の諸ジャンル/「坊さんが目を回した」─野菜料理の華/ゼィティン・ヤール・ドルマの数々/ピラーキー/温かい野菜料理の諸ジャンル/肉入りのドルマの品揃え/ムサカとトゥリュリュと/トルコ式煮豆の変遷
    第12章 パンとピラフとパスタと
    パン食圏としてのトルコ食文化/パンとパン焼きかまどと/パイの色々/お焼きとトルコ式ピッツァ/トルコ式麺類の乏しさ/マントゥのきた道/おかずとしてのピラフ/庶民の食事としてのブルグル・ピラフ/口がわりとしてのトゥルシュ
    第13章 酒なき世界の食卓の飲み物
    イスラムの戒律としての禁酒/水の貴さ/シャーベットの源流/宮廷風健康飲み物の味/それでも酒は禁断の美酒/メイハネの世界/馬乳酒と民族主義
    第14章 甘味の世界
    酒なき世界における甘味の優位/甘味のジャンルと種類/トルコ式プディングとその同類/焼き菓子づくし/サヴァランの源流/ヘルヴァという甘味/トルコ菓子の代表としてのロクム/エズメ─トルコ式半生/飴と砂糖細工/木の実や果物素材の甘味の色々/レチェルとシュルプ/ホシャプとコンポスト/コーヒーなき時代の嗜好飲料/コーヒーの到来/カフヴェの世界/トルコ・コーヒーの入れかた/トルコ・コーヒーの作法/喫茶の風習の伝来/カフヴェの変容
    おわりに─近代化と食の文化の変容─
    伝統と変化と/「西洋の衝撃」の到来/食文化における「西洋化」の進展/トルコ食文化の変化の緩慢さ/グローバリゼーションの深化と外食文化の変容/ノスタルジック・アナトリアとノスタルジック・オスマン風と/トルコ料理の海外への拡がり