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書誌詳細
新イラストによる安全な動作介助のてびき
- 著者名木村哲彦編 ; 川井伸夫, 岩崎洋, 山本吉晴著
- 出版者医歯薬出版
- 出版年2004
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計5
所蔵事項
- 登録番号0055799
- 請求記号S 04//Ki39
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名新イラストによる安全な動作介助のてびき
- 書名ヨミシンイラストニヨルアンゼンナドウサカイジョノテビキ
- 著者名木村哲彦編 ; 川井伸夫, 岩崎洋, 山本吉晴著
- 著者ヨミキムラテツヒコ
- 注記欧文標題は標題紙裏による ; 付録: p168ー178 ; 1版は「イラストによる安全な動作介助のてびき」
- 内容 ●第2版出版に寄せて■(木村哲彦)
●出版に寄せて■(木村哲彦)
第1章 動作介助の意義と目的 (川井伸夫)
[1] 動作介助の意義
(1)長期臥床(不活動状態)によって引き起こされる障害の予防と改善
1 筋萎縮と関節拘縮
2 低血圧
3 褥 瘡
4 便秘と失禁
5 全身的体力低下
(2)なんのために介助するのか(目的)
(3)患者は介助によってなにを得るか
[2] 介助の仕方を理解するための基礎知識
(1)姿勢と介助
1 姿勢の安定性に影響を及ぼす因子
2 代表的な姿勢
(2)関節運動の種類
1 姿勢と運動を表すための基本肢位
2 体の面と運動
3 動作と運動
(3)感覚の役割
(4)介助に利用されるてこ作用
1 第1のてこ
2 第2のてこ
3 第3のてこ
4 てこ原理の有効利用の実際例
(5)障害部位の表し方とその原因
1 四肢麻痺
2 対麻痺
3 片麻痺
4 単麻痺
(6)痙性と弛緩性
1 痙性
2 弛緩性
3 正常な感じ
(7)基本動作と応用動作
第2章 介助の基本原則 (川井伸夫)
[1] 介助の原則
(1)基本的考え方
1 他動運動から自動運動による動作の遂行へ
2 介助の量と部位を変えていく
3 介助のスピード
4 障害者に安心感を与える
(2)介助の原則
1 室内の配置
2 介助方法の選択
3 介助のための姿勢と位置
[2] 介助のための患者・障害者の評価
(1)患者・障害者について
1 疾患名・障害名
2 障害の部位と程度
3 関節運動(ROM)の制限
4 筋力
5 バランス
6 運動動作
7 理解力
8 合併する障害
9 痛 み
10 心理・精神状態
11 意 欲
(2)介助者について
1 障害の知識
2 介助経験の有無
3 体 格
[3] 介助のための基本的な手の握り方
(1)手首を握り合う
(2)手掌を握り合う
(3)指を組み合う
[4] 介助のための基本的な患者保持の仕方
(1)背部の保持
(2)前腕・肘の保持
(3)手掌の保持
(4)腋窩の保持
(5)骨盤の保持
(6)膝の固定
(7)下肢の保持
第3章 障害別介助の特徴と留意点(山本吉晴)
[1] 脳血管障害による片麻痺
(1)運動機能障害
1 運動麻痺
2 筋の無緊張あるいは緊張低下状態
3 健側上下肢について
4 バランス障害
(2)感覚・知覚障害
1 感覚・知覚障害
2 異常感覚と疼痛
(3)高次脳機能障害(「外傷性脳損傷による四肢麻痺」の項を参照)
(4)基本動作・歩行・ADL障害
1 留意点のまとめ
2 運動機能障害に対して
3 感覚・知覚障害に対して
4 高次脳機能障害に対して
5 基本動作・歩行・ADL障害に対して
[2] 外傷性脳損傷による四肢麻痺
(1)運動機能障害
1 運動麻痺(「脳血管障害による片麻痺」の項を参照)
2 筋の無緊張あるいは緊張低下状態(「脳血管障害による片麻痺」の項を参照)
3 バランス障害(「脳血管障害による片麻痺」の項を参照)
4 失調症
(2)感覚・知覚障害
1 感覚・知覚障害(「脳血管障害による片麻痺」の項を参照)
2 異常感覚と疼痛(「脳血管障害による片麻痺」の項を参照)
(3)高次脳機能障害
1 失語症
2 失行症
3 失認症
4 半側空間無視
5 記憶の障害
6 注意の障害
7 遂行機能の障害
8 行動と情動の障害
9 留意点のまとめ
10 運動機能障害に対して
11 感覚・知覚障害に対して
12 高次脳機能障害に対して
13 基本動作・歩行・ADL障害に対して
[3] 脊髄損傷による四肢麻痺・対麻痺
(1)運動機能障害
1 筋力の低下
2 麻痺筋の痙性
3 関節可動域制限
(2)感覚・知覚障害
(3)基本動作・歩行・ADL障害
(4)疼痛・異所性化骨・排尿排便障害・脳障害など
1 疼痛
2 異所性化骨
3 排尿排便障害
4 脳障害
5 留意点のまとめ
6 運動機能障害に対して
7 感覚・知覚障害に対して
8 基本動作・歩行・ADL障害に対して
9 疼痛・異所性化骨・排尿排便障害・脳障害などに対して
[4] 加齢・廃用症候群による動作障害
(1)加齢による動作障害
1 運動機能の低下
2 感覚機能の低下
3 骨粗鬆症
(2)廃用症候群による動作障害
1 運動機能障害
2 その他
3 留意点のまとめ
(1)加齢による動作障害
1 運動機能の低下に対して
2 感覚機能の低下に対して
3 骨粗鬆症に対して
(2)廃用症候群による動作障害
1 運動機能障害に対して
2 その他に対して
第4章 動作介助の実際
[1] 臥位のとらせ方(川井伸夫)
(1)臥位の種類と特徴(バランスのとりやすさ,利点,弊害,臥位の阻害因子)
1 背臥位(仰向け)
2 腹臥位(うつ伏せ)
3 側臥位
(2)背臥位のとらせ方
(3)腹臥位のとらせ方
(4)側臥位のとらせ方
1 悪い側を下にした側臥位
2 良い側を下にした側臥位
[2] ベッド上臥位での移動のさせ方(川井伸夫)
(1)臥位での移動と介助とは
(2)頭側への移動のさせ方
1 2人で全介助により移動させる方法
2 2人で全介助により移動させる方法(別法)
3 1人で全介助により移動させる方法
4 片肘で支持しながら背部,殿部(骨盤)を介助して移動させる方法
5 片肘で支持しながら殿部(骨盤)を介助して移動させる方法
6 両肘で支持しながら殿部(骨盤)を介助して移動させる方法
(3)尾側への移動のさせ方
1 2人で全介助により移動させる方法
2 片肘で支持しながら背部,殿部(骨盤)を介助して移動させる方法
3 片肘で支持しながら殿部(骨盤)を介助して移動させる方法
(4)側方への移動のさせ方
1 2人で全介助により移動させる方法
2 1人で全介助により頭部,殿部(骨盤),下肢の順に引き寄せて移動させる方法
3 膝立位からブリッジを使い殿部(骨盤)の挙上を介助して移動させる方法
4 ブリッジによる殿部(骨盤)の挙上を介助するその他の方法
5 健側に患側下肢をのせてブリッジ動作を行う方法
[3] 寝返りのさせ方(川井伸夫)
(1)寝返りの種類,必要性,必要な身体条件
1 正常な寝返りのパターン
2 スムーズな寝返りができるための身体条件
(2)背臥位から腹臥位への寝返りのさせ方
1 全介助の方法
2 部分介助の方法
[4] 起き上がりのさせ方(川井伸夫)
(1)起き上がった姿勢の種類(長座位,椅子座位),必要な身体条件
1 長座位
2 椅子座位
(2)起き上がりのさせ方
1 背臥位(仰向け)から長座位へ
2 背臥位(仰向け)から椅子座位へ
[5] 座位(岩崎 洋)
(1)座位について
1 座位の重要性
2 座位保持が困難な理由
3 座位姿勢保持での注意点
(2)座位の保持
1 長座位
2 椅子座位
[6] 座位での移動(岩崎 洋)
(1)長座位での移動
1 全介助:片麻痺,対麻痺,四肢麻痺,高齢者
2 部分介助:片麻痺
3 部分介助:対麻痺,四肢麻痺
[7] 座位からの立ち上がらせ方(川井伸夫)
(1)立ち上がりに必要な身体条件
1 椅子座位からの立ち上がり
2 この立ち上がり動作を通して必要な身体条件
(2)椅子座位からの立ち上がらせ方
1 全介助による方法
2 部分介助による誘導方法
3 杖を遠くについて立ち上がる方法
(3)長座位からの立ち上がらせ方
1 全介助による立ち上がらせ方
2 部分介助による立ち上がらせ方(殿部の介助)
[8] 立位保持のさせ方(川井伸夫)
(1)立位保持に必要な身体条件(筋の働き,関節の固定)
(2)立位保持のさせ方
1 全介助の方法
2 部分介助の方法
3 長下肢装具使用の場合
[9] トランスファー(移乗)(山本吉晴)
(1)車いす→ベッド
1 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
2 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
3 全介助(2人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
4 全介助(2人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
5 全介助(2人で行なう):四肢麻痺・対麻痺者に対して
6 全介助~部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
7 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
8 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
9 部分介助:四肢麻痺・対麻痺者に対して
10 部分介助:四肢麻痺・対麻痺者に対して
11 部分介助:四肢麻痺(損傷レベルC7以下の場合)・対麻痺者に対して
(2)ベッド→車いす
1 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
2 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
3 全介助(2人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
4 全介助(2人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
5 全介助(2人で行なう):四肢麻痺者に対して
6 全介助~部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
7 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
8 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
9 部分介助:四肢麻痺・対麻痺者に対して
10 部分介助:四肢麻痺・対麻痺者に対して
11 部分介助:四肢麻痺(損傷レベルC7以下の場合)・対麻痺者に対して
(3)床→車いす
1 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
2 全介助(2人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
3 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・対麻痺者に対して
4 部分介助:対麻痺者に対して
5 部分介助:対麻痺者に対して
(4)車いす→床
1 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
2 全介助(2人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
3 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・対麻痺者に対して
4 部分介助:対麻痺者に対して
5 部分介助:対麻痺者に対して
(5)車いす→便器(洋式便器)
1 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
2 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
3 全介助(2人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
4 全介助~部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
5 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
6 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
7 部分介助:四肢麻痺(損傷レベルC7以下の場合)・対麻痺者に対して
(6)車いす→自動車
1 全介助(1人で行なう):片麻痺・四肢麻痺・対麻痺者に対して
2 全介助~部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
3 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
4 部分介助:片麻痺・不全四肢麻痺・不全対麻痺者に対して
5 部分介助:四肢麻痺(損傷レベルC7以下の場合)・対麻痺者に対して
[10] リフターによる介助(岩崎 洋)
1 リフターの特徴
2 リフターの構造
3 床面走行型リフターを使用しての移乗
4 車いす→ベッド(ベルト式の場合)
5 スリングシートの場合の装着方法・車いすにて
6 はずし方(ベッドにて)
[11] 歩行介助(山本吉晴)
(1)片側杖使用の場合
1 3点歩行について
2 3点歩行の介助方法
(2)2点歩行の介助
1 2点歩行について
2 2点歩行の介助方法
(3)両側杖使用の場合
1 両側杖使用の歩行パターンについて
2 両側杖使用の歩行の介助方法
(4)歩行器使用の場合
1 歩行器の種類
2 歩行器歩行のパターンと介助方法
3 歩行器歩行の介助方法
(5)杖・歩行器を使用しない場合
1 前方から行なう歩行介助
2 側方から行なう歩行介助の方法
3 監視あるいは見守りについて
(6)装具について
1 下肢装具の目的と種類
2 短下肢装具,プラスチック装具の装着の方法
3 長下肢装具の装着の方法
[12] 階段昇降の介助(山本吉晴)
(1)片側杖使用の場合
1 手すりを使用する昇り
2 手すりを使用する降り
3 手すりを使用しない昇り
4 手すりを使用しない降り
5 その他の場合の昇り(横向き)
6 その他の場合の降り(後ろ向き)
(2)両側使用の場合
手すりを使用する昇り
手すりを使用する降り
手すりを使用しない昇り
手すりを使用しない降り
(3)杖を使用しない場合
1 昇り:その1
2 昇り:その2(横向き)
3 降り:その1
4 降り:その2(横向き)
[13] 車いすの操作および介助(岩崎 洋)
1 椅子の構造と名称
2 車いすで事故につながる動作
3 車いすのたたみ方
4 車いすの開き方
5 たたんだ車いすの持ち上げ方
6 3ボックスタイプのトランク壁が高い場合の車の積み下ろし方
7 3ボックスタイプのトランク壁の高さがバンパーと同じまたはワゴンの場合の積み下ろし方
8 タクシーの乗車のしかた(一部介助)
9 タクシーの乗車のしかた(全介助)
付録 (木村哲彦)
福祉用具の選び方
1 特殊寝台(図2)・マットレス(図2)・エアパッド(図3)
2 体位変換機
3 車いす・姿勢保持用具(図4)
4 リフト(図5,6)
5 特殊尿器(図7)
6 腰掛便座(図8)
7 入浴補助器
8 火災報知器・自動消化器・緊急通報器・高齢者用電話・痴呆性高齢者徘徊感知器・電磁調理器
9 その他,バリアフリー化に関連する機器
福祉用具の検索