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書誌詳細
子ども虐待対応ハンドブック : 通告から調査・介入そして終結まで
- 著者名ハワード・ドゥボヴィッツ, ダイアン・デパンフィリス編著 ; 庄司順一監訳
- 出版者明石書店
- 出版年2005.9
所蔵事項
- 登録番号0056387
- 請求記号369.4//D 93
- 貸出区分禁帯出
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
参考図書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名子ども虐待対応ハンドブック : 通告から調査・介入そして終結まで
- 書名ヨミコドモギャクタイタイオウハンドブック
- 著者名ハワード・ドゥボヴィッツ, ダイアン・デパンフィリス編著 ; 庄司順一監訳
- 著者ヨミショウジ,ジュンイチ
- 注記原著(Sage, 2000)の翻訳
参考資料: 章末
測定法に関する参考文献: p654-657
子育てに関する追加の参考文献: p658-659
文献: p664-666
- 内容第1部 通告とスクリーニング
1 子ども保護機関の調査を求める通告を受理すべきかどうかをどのように
決定するか
2 子ども保護機関の対応の緊急性を判断する最も重要な基準は何か
3 子どものネグレクトとは何か
4 身体的虐待とは何か
5 性的虐待とは何か
6 心理的なマルトリートメントとは何か
第2部 関与
7 発達段階の異なる子どもたちとどのように接するか
8 家族との協力関係をどのように発展させるか
9 文化を超えてクライエントとかかわる場合の原則とアプローチとは
10 権限を効果的に用いてどのように家族とかかわるか
11 家族との困難な出会いにどのように対処するか
12 自分やクライエントの感情にどのように対応するか
第3部
13 性的虐待が疑われる幼い子どもにどのように面接するか
14 性的虐待について年長の子どもと青年にどのように面接するか
15 子どもとの面接を促進するために適切な道具は何か
16 身体的虐待を受けたとされる子どもにどのように面接するか
17 マルトリートメントをおこなっていない親や養育者にどのように面接す
るか
18 申し立てられた加害者にどのように面接するか
19 最初の評価面接でどのような質問をすれば解決と安全に結びつくか
A:虐待全般
20 文化に基づく育児習慣とマルトリートメントをどのように識別するか 1
21 子ども保護機関と警察はいかにして、初期のアセスメントと調査を組織
すべきか
22 養育者のアルコールや薬物の依存が育児に与える影響をどのようにスク
リーニングするか
23 本人や子どもへの危険性が疑われる養育者をどのようにスクリーニング
するか
24 通告を立証すべきかどうかをどのように判断するか
B:ネグレクト
25 子どものネグレクトをどのように判断するか
26 医療ネグレクトをどのように判断するか
27 子どもの栄養的なニーズが満たされているかどうかをどのように判断す
るか
28 不適切な監護とは何か
29 危険な状態にある青年のネグレクトをどのように評価するか
C:身体的虐待
30 子どもが身体的に虐待されたかどうかをどのように判断するか
31 身体的虐待が疑われるときに必要となる医学的評価とは
32 身体的虐待のための医学的検査をどのように解釈するか
33 身体的虐待と間違われやすい状態とは何か
34 虐待による外傷と偶発的に生じた外傷の違いとは
35 揺さぶられっ子症候群とは何か
36 攻撃的な青年の身体的虐待の歴史をどのように評価するか
D:性的虐待
37 子どもが性的虐待を受けたかどうかをどのように判断するか
38 子どもの性的虐待の開示を解釈するうえで、考慮すべき発達的要因とは
何か
39 子どもの性的な行動をどのように解釈するか
40 子どもへの性的虐待が考えられるケースの医学的評価とは
41 性行為感染症の検査結果をどのように解釈するか
42 子どもの性的虐待の診察結果をどのように解釈するか
43 性的虐待を受けた疑いのある青年女子をどのように評価するか
44 性的な遊びが問題を示唆するのはどのような場合か
E:心理的マルトリートメント
45 心理的マルトリートメントの有無をどのように見きわめるか
46 ドメスティックバイオレンスを目撃した子どもは、どのような状況で心理的マルトリートメントを経験するか
F:リスク・アセスメントと安全性の評価
47 リスクと安全性をどのように評価するか
48 リスクと安全性を評価するうえで、文化的要因をどのように考えるか
49 家庭においてマルトリートメントされた子どもの安全をどのように保障
するか
50 ドメスティックバイオレンスの前歴がある家庭の子どもをどのように保
護するか 2
51 養育者がアルコール・薬物依存症に陥っている場合、子どもをどのよう
に保護するか
52 危険な家庭環境や貧困ゆえの危険な状況から子どもをどのように保護する
か
53 家庭維持プログラムはどのような場合に意味があるのか。他のパーマネ
ンシー・プランはどのような場合に検討すべきか
54 虐待者を家から去らせるか、子どもを移すかはどのように決めるか
55 里親や親族が養育する場合のマルトリートメントのリスクをどのように
評価するか
E:子ども
56 子どもや青年の行動をどのように評価するか
57 子どもや青年の発達をどのように評価するか
58 子どもや青年の情緒状態をどのように評価するか
59 子どもの一般的な、あるいは重要なメンタルヘルスの問題をどのように
認識し、評価するか
60 子どもや青年が受けるべき小児科および歯科のケアとは何か
61 子どもの健康状態をどのように評価するか
62 子どもを取り巻く社会的支援システムをどのように評価するか
63 分離と面会に関連した子どもの行動をどのように評価するか
B:親および養育者
64 親の生育歴とその影響をどのように評価するか
65 子育てに関する養育者の態度、知識、機能レベルをどのように評価する
か
66 重大な医学上の問題を抱えている子どものケアをどのように評価する
か
67 養育者のストレングス(長所・強み)や治療へのニーズをどのように評
価するか
68 変化することについての養育者の動機づけや準備をどのように評価する
か
69養育者がHIV感染者またはエイズ患者の場合、ケアのニーズおよび子育
ての能力について知っておくべきことは何か
C:家族
70 家族のストレングス(長所・強み)をどのように評価するか
71 家族の文化について知るためのエスノグラフィックな面接をどのように
実施するか
72 家族機能をどのように評価するか
73 親子関係をどのように評価するか
74 ドメスティックバイオレンスの影響を受けた子どもの治療のニーズをど
のように評価するか
75 介入の成功の可能性をどのように評価するか
76 様々なリスクをどのようにクライエントのアウトカムに適合させるか
77 介入に見合ったアウトカムとは何か
78 ストレングス(長所・強み)にもとづいたサービス計画とは何か
79 介入によるアウトカムに見合った測定可能な目標をどのように設定する
か
80 同時並行計画とは何か、それはどのように実施すればよいか
81 サービス計画を成功させるために家族会議をどのように活用するか
82 父親をどのように関与させるか
83 親族のネットワークと共同で介入計画を作成するにはどうするか
84 児童福祉プログラム全体を効果的に作成するにはどのような知識が必要
か
7部 介入
A:子ども
85 マルトリートメントを受けた子どもに対し、どのようなメンタルヘルス
の治療が考えられるか
86 典型的な行動問題の対処には、どのような方法が効果的か
87 家庭外のケアにどのように子どもを適応させるか
88 家庭外養育を受けている子どもの文化的アイデンティティをどのように
維持していくか
89 虐待やネグレクトを受けた子どもたちはどのような小児科のケアを受け
るべきか
B:親または養育者
90 どのようにして養育の質を高められるか
91 虐待をしていない方の親にどのような介入ができるか
92 親や養育者のソーシャルスキルを高め、コミュニティとのよい絆をど
のように築かせるか
93 性的虐待の加害者に対してどのような治療をすすめるか
94 身体的虐待をもたらす行動にはどのような治療をすすめるか
95 うつ病に最も効果的なのはどのような治療か
96 ドメスティックバイオレンスに対してどのような介入が最も有効か
97 アルコールやその他の薬物問題をもつ親にはどのような治療法がある
か
C:家族
98 家族療法について何を知っておくべきか
99 子どもが委託された後、実の家族をどのように支援すべきか
100介入の目的と目標を支える、里親に委託された子どもと実の家族との
面会をどのようにすすめるか
101 家族の家計管理スキルをどのように築くか
102複数のサービス提供者が関与しているとき、最もうまく介入を管理す
るにはどうすべきか
103「家族のための家族」とは何か、それは子どものパーマネンシーをどの
ように支援するか
104里親と親族の養育者:その支援と介入のニーズとは何か
105家族を支援し、その「力」を強めるために宗教がはたすユニークな役
割とはどのようなことか
106リスクの減少をどのように測定するか
107パーマネンシーの最善の選択肢として親権終了と養子縁組はいつおこ
なわれるか
108子どもはいつ実の家族と安全に再統合できるか
109青年に自立の準備をさせ、自立を達成する最良の方法とは何か
110家族にケース終結への準備をどのようにさせるか
111 ケース記録の情報に関するクライエントの権利とは何か
112告訴されないためにはどうすればよいか
113少年裁判所におけるケースワーカーの役割とは何か
114裁判で落ち着いて証言するにはどうすればよいか
115法律制度への子どもの不安を払拭し、証人としての子どもの能力を向
上させるにはどうすればよいか
116弁護士とのコミュニケーションがたいへん重要であり、かつ非常に困
難なのはなぜか
117訴訟後見人、裁判所が任命した特別代理人、一般市民や専門家による
ヶ-ス検討委員会との作業を効果的に進めるにはどうするか
第10部 子ども保護の実務
118児童福祉機関のワーカーの基本となる能力とは何か
119ワーカーはコミュニティで自身の安全をどのように守るか
120 バーンアウトをどのように防ぐか
121 情報にもとづいた決定をおこなうのに批判的思考法がどう役立つか
122担当している子どもが死亡したり、重傷を負った場合にどのように対
処するか
123常識、個人の価値観、機関の制約のバランスをどのようにとるか
124介入を実施し、説明責任を果たすために、ヶ-ス記録をどのように活
用するか
付録
1 本書の構成について助言をいただいた方々
2 ミシガン式アルコール依存症スクリーニングテスト(MAST)
3 性感染症における性行為による感染の可能性と基本情報
4 発達の里程標
5 健康診査のスケジュール
6 R夫人のジェノグラム
7 子育ての資源
8 家族のストレングス(長所・強み)を評価し、最大限に伸ばす
9 家族のニーズ、資源、社会的サポートを評価する
10 裁判までの各プロセスと裁判におけるケースワーカーの役割
11 児童福祉のワーカーとして求められる能力に関する資料
12 アメリカにおける子どもの保護に関する全国組織
監訳者あとがき
索引
編著者紹介
執筆者一覧
監訳者・訳者紹介