• 書名認知症のパーソンセンタードケア : 新しいケアの文化へ
• 書名ヨミニンチショウノパーソンセンタードケア

• 著者名トム・キットウッド著 ; 高橋誠一訳
• 著者ヨミタカハシ，セイイチ

• ISBN4887204833

• 出版地東京
• 出版者筒井書房
• 出版年2005.8

• ページix, 268p
• サイズ21cm

• 注記文献: p247-259
  原著 (Buckingham : Open University Press, 1997) の翻訳

• 件名老人性認知症，認知症，介護者の役割,その人らしさ

• 内容第１章 人であることについて
  その人らしさ（パーソンフッド）の概念／排除の精神力動／人はそれぞれ独自である
  第２章 精神医学から見た認知症
  定義上の諸問題／精神病理学と認知症／出現率の研究／うつ病と認知症／精神病との合併症／人格はどう変化するか／アルツハイマー病の遺伝学／混乱したパラダイム
  第３章 どのようにその人らしさが損なわれるのか
  わたしたちの時代のある物語／問題のある遺産／悪性の社会心理／認知症の弁証法
  第４章 その人らしさを保つ
  関心の高まり／前向きな見方に対する根拠・事例研究／精神病理的障害がひどいとき／認知症の弁証法・再検討
  第５章 認知症を生きる
  相互主観性とその限界／個々人の経験はそれぞれ独自である／七つの接近法／認知症の経験領域／認知症の人はなにを必要としているのか
  第６章 よりよいケアを－一歩前へ
  相互行為の性質／前向きな働きかけ／認知症の人同士の相互行為／相互行為を持続させる／認知症ケアと心理療法／二つの正当性／緩和ケアを超えて
  第７章 認知症ケアとサービス提供組織
  組織のスタイルと構造／ストレス、緊張、燃えつき症候群／職員のケア／適切な人材の採用／組織的防衛と認知症ケア／変化を起こさせる／ケア現場と地域社会
  第８章 介護者に求められること
  相互行為における介護者の役割／脚本とケアの仕事／脚本からの回復／痛みと傷つきやすさについて／認知症ケアの心理的力動／個人を成長させる二つの方法
  第９章 文化を変える
  ケアの文化とより広い文脈／新しい文化と古い文化／抵抗の源泉／変化の過程／広範な影響