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書誌詳細

事例から学ぶ訪問看護におけるフィジカルアセスメント : カンファレンス形式で、判断のポイントを徹底解説!

  • 著者名山内豊明総監修
  • 出版者日本看護協会出版会
  • 出版年2006

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号9003738
  • 請求記号S 08//Y 46
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名事例から学ぶ訪問看護におけるフィジカルアセスメント : カンファレンス形式で、判断のポイントを徹底解説!
  • 書名ヨミジレイカラマナブホウモンカンゴニオケルフィジカルアセスメント:カンファレンスケイシキデハンダンノポイントオテッテイカイセ
  • 著者名山内豊明総監修
  • 著者ヨミヤマウチトヨアキ
  • 叢書名コミュニティケア
  • 叢書番号92
  • ISBN4818012254
  • 出版地東京
  • 出版者日本看護協会出版会
  • 出版年2006
  • ページ149p
  • サイズ28cm
  • 注記『コミュニティケア』2006年10月臨時増刊号 ; 参考文献: p149
  • 件名訪問看護 ; 老人医学 ; 看護診断
  • 内容はじめに/山内豊明

    第1章[総論]
    在宅におけるフィジカルアセスメント

    1 フィジカルアセスメントとは何か/山内豊明
    2 訪問看護におけるフィジカルアセスメントの意義
    3 フィジカルアセスメント各技法のポイント

    第2章[ケースカンファレンス]
    利用者・家族の訴えからのアセスメント

    1 熱が出た
    コラム1 高齢者は37℃でも有熱
       2 嘔吐がみられた場合は、「消化管」か「脳圧」の異常を疑おう
       3 頭蓋内圧亢進症は、「眼底検査」か「頸の硬さ」で見抜く
       4 高齢者と子どもは脱水になりやすいので要注意
       5 脱水を疑うときは「トイレの回数」よりも「尿の総量」をチェック
       6 チアノーゼが出現する条件
       7 息苦しさの原因は「呼吸器」と「循環器」をワンセットで考える
       8 異常呼吸音の4つのパターンと、音がするワケ
       9 高齢者の場合、咳の有無だけでは誤嚥を判断できない
       10 抜けかかったマーゲンチューブを戻したら、必ず確認する

    2 意識がない
    コラム1 意識を失う前後の「経過」を知る人を確保しよう
       2 意識障害を起こす原因は主に3つ
       3 ジャパン・コーマ・スケール
       4 低血糖の原因は「インスリン」による血糖低下作用
       5 意識障害の約半数は低血糖など代謝性の全身疾患
       6 イレウスの種類は4つ
       7 イレウスのときに聴こえる「金属音」のワケ 
       8 腸蠕動音の表現は「弱い」だけでは不十分
       9 「腸蠕動音」だけでなく「血管雑音」も聴取しよう
       10 腹部のアセスメントは視診→聴診→打診→触診の順
       11 「麻痺性イレウス」と「絞扼性イレウス」
       12 腹部が張る原因は主に6つ
       13 腹部打診による「鼓音」と「濁音」

    3 胸が痛い
    コラム1 左心不全時の呼吸音
       2 血圧の維持
       3 左心不全が起こると、肺うっ血が起こる
       4 心臓の大きさを確認する3つの方法
       5 「胸が痛い」という訴えから考えられる緊急を要する疾患
       6 心筋梗塞の全部に胸痛があるわけではない
       7 肺梗塞とは

    4 息が苦しい
    コラム1 腹部の視診のポイント
       2 高齢者の「低血糖」は重症化しやすい
       3 「言語不明瞭」の原因は主に「構音障害」と「失語」
       4 構音障害はある程度、原因を推定できる
       5 サチュレーションで、貧血の有無は判断できない
       6 息苦しさは「進行具合」と「随伴症状」に着目
       7 「息苦しさ」と「横隔膜」の関係→横隔膜の“左右差”に要注意
       8 気胸の種類は4つ
       9 気胸があれば、呼吸音に「左右差」が認められる
       10 肺梗塞の場合は、呼吸音に「左右差」がない

    5 むくみがある
    コラム1 嘔吐をみたら頭蓋内圧亢進を忘れずに
       2 むくみと頸静脈の怒張
       3 肝臓のうっ血はどのようにみるのか
    6 活気がない
    コラム1 生活支援におけるフィジカルアセスメント
       2 無意識での情報交換の重要性と落とし穴
       3 膀胱炎は発熱の原因の1つ

    7 足の先が冷たい
    コラム1 高齢者のレイノー現象のベースには整形外科領域の疾患がある
       2 TIAは、脳梗塞が起きる警告サイン
       3 循環不全の有無を、色の変化で見抜く
       4 皮膚知覚は「触覚」と「痛覚」の2種類をチェックする
       5 皮膚知覚をみるときは必ず「左右差」を確認する
       6 深部感覚の確認は、必ず行う必要はない
       7 深部感覚に「左右差」はあまりない
       8 足背動脈の閉塞は、激しい痛みをもたらすこともある
       9 脈拍の「左右差」で、血行障害の有無がわかる

    8 だるい
    コラム1 「胸が苦しい」原因は循環器・呼吸器・消化器の3つを想定
       2 「だるい」という訴えを聞いたときに確認すべきこと
       3 「だるい」という訴えから考えられる疾患
       4 尿量は「回数」よりも「量」を確認
       5 水分摂取は、「点滴」よりも「経口摂取」が望ましい

    第3章[解説]
    フィジカルアセスメントの技術と実践

    1 問診/篠崎惠美子
    2 視診 1皮膚、爪 2胸郭拡大・呼吸パターン 3口腔周辺、咽頭反射・嚥下/新實夕香理
    3 聴診 1呼吸音 2心音 3腸蠕動音/佐伯香織
    4 触診 1浮腫 2音声伝導(触覚振盪音) 3脈 4皮膚知覚/平良美栄子
    5 打診 1胸郭 2横隔膜の同定(背部の打診) 3腹水の評価(腹部の特殊な打診)/相原優子
    6 器具を使うアセスメント 1血圧計 2体温計 3パルスオキシメーター 4音叉/佐々木詩子

    参考文献