設定

文字サイズ
標準
特大
背景色
標準

書誌詳細

Amazon のサイトで見る

子どもの脳を守る

  • 著者名山崎麻美著
  • 出版者集英社
  • 出版年2007.5

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号9003443
  • 請求記号P 037//Y 48
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 幼児教育
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名子どもの脳を守る
  • 書名ヨミコドモノノウオマモル
  • 著者名山崎麻美著
  • 著者ヨミヤマザキ,マミ
  • 叢書名集英社新書
  • 叢書番号0394I
  • ISBN9784087203943
  • 出版地東京
  • 出版者集英社
  • 出版年2007.5
  • ページ206p
  • サイズ18cm
  • 件名小児外科
    脳神経外科
    児童虐待
  • 内容はじめに
    第一章……虐待で運び込まれる子どもたち
     ・この子の無念だけは晴らしてあげたい
     ・側頭筋が萎縮するほど虐待された子
     ・なぜこんな目にあわされるのか
     ・アメリカの学会で指摘された日本の医療の無知
     ・虐待は通告の義務がある
     ・警察や医療の現場に残る“事なかれ主義”
     ・事故死扱いされた虐待のケース
     ・父親の証言と食い違う頭蓋骨の骨折
    第二章……子どもの脳は弱くて、強い
     ・「揺さぶられっ子症候群」
     ・欧米と日本の虐待に対する認識の違い
     ・乳幼児期の頭蓋骨と脳の特徴
     ・驚かされる子どもの脳の回復力
     ・家族への暴力から発覚した男児への虐待
     ・子どもとの距離の取り方がわからない
     ・周囲のサポートで親子関係を取り戻す
     ・とりかえしのつかない結果になることも
     ・虐待した親は自覚と責任を持ってほしい
    第三章……満たされない心が虐待へ向かう
     ・救急初療室での母親の態度
     ・虐待する母親に往々にして見られる潔癖症
     ・不満や焦燥感が虐待に向かう
     ・子育てに手を差しのべる
     ・母親の肉体的な負担を軽くしてあげる
     ・「三歳児神話」に追い詰められない
     ・仕事を持った母に育てられたたくましさ
     ・子育てに対する相対的な視点を持つ
     ・虐待の連鎖を指摘する前に
    第四章……子どもは一人の人間であるという視点
     ・「子育て」は「子育ち」、「育児」は「育自」
     ・四十六歳で中学生の息子を連れての留学
      ・子どもは親のことを知りたがっている
      ・子どもを職場に連れて行く
    第五章……子どもの死と向き合う親から教えられたこと
      ・子どもの脳腫瘍とは
      ・残り少ない時間のためにも告知はする
      ・患者の親の立場になってみる
      ・子どもの闘病と向き合った一家
      ・在宅で最期を看取った一家
      ・医師は手助けをするだけ
      ・死をどう迎えるか
    第六章……死へ旅立つ子どもや親が残してくれたもの
      ・子どもの最期を看取る家族の姿から学ぶこと
      ・おばあちゃんのノートから:孫と交わした命尽きるまでの言葉
      ・子どもにとって怖いことは?
      ・毅然と死に向かった女の子
      ・心配をかけまいと健気にふるまう子ども
      ・病気の子を残して旅立った母親の苦悩
    第七章……生まれる前に病気がわかること
      ・出生前診断でわかること
      ・出生前診断をめぐって
      ・小児脳神経外科医が扱う出生前診断-胎児期水頭症 
     ・出生前診断で一番大切なこと
      ・私がはじめて出あった胎児期水頭症の子ども
      ・サポートすることによって妊娠を継続した両親
      ・あまり知られていない胎児期水頭症
      ・日本初の胎児期水頭症ガイドライン
      ・遺伝性水頭症の赤ちゃんとの出あい
      ・X染色体連鎖性遺伝性水頭症とは
      ・遺伝病の真実
      ・遺伝性の水頭症とわかっても出産を選択
      ・子どもの病気を機に行動的になった母親
      ・子どもの病気を受け入れる
      ・男の論理ではわからない母親の気持ち
      ・若い夫婦にエールを送る
    第八章……障害児を持つ母親たちに寄り添って
      ・母親たちの語らいから生まれたポパイの会
      ・極度の医者不信
      ・障害を持つ人の受け入れが進んでいる大阪
      ・周囲の子どもたちの励ましに支えられて
      ・患者さんや家族から学んだことを伝える
    第九章……女性医師と医療の現場
      ・医師不足の原因は?
      ・女性医師の問題に目を向けだした医療界
      ・女性医師の志望動機
      ・女性医師の勤務環境改善への取り組み
      ・苛酷な勤務環境
      ・医師の働き方を変えないといけない
      ・子育て経験を積んだ女性医師の復帰を
      ・多様性を認めて、共生できる社会へ
    おわりに