• 書名風にのって : 死から蘇ったそのとき
• 書名ヨミカゼニノッテ

• 著者名堀江良一著
• 著者ヨミホリエ，リョウイチ

• 出版地東京
• 出版者ユア・サイエンス出版
• 出版年2005.5

• ページ184p
• サイズ19cm

• 内容生命中枢直上の脳動脈瘤破裂によって、「死せる患者」となったひとりの医師（著者）。極めてわかりやすく解説されたこの書は、読者を科学の殿堂にぐんぐん引っ張り込んでゆく。命が失われるか救われるかの険しい山の稜線上を這いながら時の経過をみたとりうスリルも感じさせる。この書は一般人に示唆することの多い本であると共に、医学や看護の道に進む医療人を目指す学生に、強いインパクトを与えるという意味で、またとない教材であると私は信じる。著者とは、この十数年間、医学と音楽の領域で、共に行動してきた。このストーリーの中で医学のほかに信仰心や芸術や哲学が、失われんとする命をどう守ったかを、内観的な言葉と科学者としての言葉により、刻々を移り代わる命の流れを描写している。　　　　日野原重明（聖路加国際病院理事長・同名誉院長、文化勲章受賞）序文より