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書誌詳細

障害学 : 理論形成と射程

  • 著者名杉野昭博著
  • 出版者東京大学出版会
  • 出版年2007.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数2
  • 貸出可能数2
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号0063456
  • 請求記号369.27//Su42
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 2F書庫
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

  • 貸出状況 貸出可能
  • 登録番号0063808
  • 請求記号369.27//Su42
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架3
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

  • 貸出状況 貸出可能

書誌事項

  • 書名障害学 : 理論形成と射程
  • 書名ヨミショウガイガク
  • 著者名杉野昭博著
  • 著者ヨミスギノ,アキヒロ
  • ISBN9784130511278
  • 出版地東京
  • 出版者東京大学出版会
  • 出版年2007.6
  • ページiii, 294p
  • サイズ22cm
  • 注記欧文書名は標題紙裏による
    文献: p271-283
  • 件名障害者
  • 目次序章 障害学の理論視角
    1 障害学の誕生と危機
    2 社会モデルの理論射程
    1章 障害学を担うのは誰か?
    1 障害学は当事者のもの?
    2 「非障害研究者」論争
    3 日本の障害者運動で論じられたこと
    4 「研究の自由」論争
    5 研究と運動の線引き問題
    6 「当事者の視点」はいかに担保されるのか?
    7 「実践」としての障害学会
    8 「観衆」としての当事者とアクセス
    2章 障害学とリハビリテーション学――ICFをめぐる論争
    1 障害学のインパクト
    2 国際障害分類改訂の経緯
    3 障害学からの批判――ファイファーによる批判
    4 WHOの改訂チームによるファイファーへの反論
    5 論争が障害学に与えた影響――社会モデル理論の分類と整理
    6 死人に口なし
    3章 マイノリティ・モデルと普遍化モデル――アーヴィング・ゾラの障害学
    1 「アメリカ障害学の父」
    2 ゾラが語る個人史とアイデンティティの探求
    3 障害アイデンティティとマイノリティ・モデル
    4 医療化批判と自己決定
    5 障害の普遍化戦略
    6 ゾラのラディカリズム
    4章 社会モデルの広がりと再編――イギリス社会モデルの展開
    1 混迷する論争と文脈依存性
    2 社会モデルの功績
    3 オリバー障害理論の真価――労働の近代化と障害
    4 オリバー後の社会モデル論争――内在的批判と外在的批判
    5 社会モデルの拡張作業――インペアメントの社会学
    6 社会モデルの再編成――唯物論的モデルと観念論的モデル
    7 「個人的経験」の社会性
    5章 「障害」の政治と障害学――マイノリティ・モデルの展開
    1 アメリカ障害学に関するいくつかの疑問
    2 「公民権」としての障害者の権利
    3 「人種」としての障害者――アメリカ社会モデルの淵源
    4 リハビリテーション理念と「メルティングポット」
    5 戦後リハビリテーション施策の展開
    6 「貧困との戦争」におけるリハビリテーション理念の挫折
    7 自立生活運動と利用者の権利
    8 リハビリテーションから公民権へ
    9 障害者権利運動――504条施行規則からADAへ
    10 消極的な司法判断
    11 障害文化――マイノリティの主張
    12 障害の政治とマイノリティ・モデル
    6章 障害学の課題――日本における論争点
    1 日本の障害学――国際比較の視点から
    2 障壁としての「家族」――脱「家族」と障害者福祉改革
    3 「能力主義」をめぐる問題と差別禁止法
    4 フェミニズム理論と障害学――「平等派対差異派」論争
    5 障害学の実践課題――実践モデルとしての社会モデル
    6 「利用者主権」と「当事者主権」――個人モデル実践の改革に向けて