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書誌詳細

はじめて学ぶ質的研究

  • 著者名Lyn Richards, Janice M.Morse著 ; 小林奈美監訳
  • 出版者医歯薬出版
  • 出版年2008.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0061068
  • 請求記号002.7//R 35
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架0
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名はじめて学ぶ質的研究
  • 書名ヨミハジメテマナブシツテキケンキュウ
  • 著者名Lyn Richards, Janice M.Morse著 ; 小林奈美監訳
  • 著者ヨミコバヤシ,ナミ
  • ISBN9784263235102
  • 出版地東京
  • 出版者医歯薬出版
  • 出版年2008.6
  • ページxiii, 227p
  • サイズ26cm
  • 注記原著第2版の翻訳
    文献: p208-219
    参考文献: 各章末
  • 件名学問
    方法論
  • 内容監訳者序
     本書活用上の留意点
     はじめに
     1 初めて質的研究を学ぶ人のために
      ・本書のゴール
      ・方法とその整合性
      ・方法論の多様性と十分な情報を与えられた上での選択
      ・ミステリーではない!
      ・実際に行いながら学ぶ:職人技としての質的研究
      ・質的研究への挑戦
      ・本書の活用法
       用語
      ・本書の概要
      ・期待されること
      ・質的研究をやってみよう
      ・参考文献
    第1部 研究を考える
     2 質的研究の整合性
      ・目的に合った方法論の選び方
       なぜ,質的に研究をしようとするのか?
       なぜ,質的に研究をする必要があるのか?
       どのように質的研究を行うべきか?
       方法の選び方からデータの作り方まで
       データの資源と種類を選ぶところから
       データを管理,分析するところまで
      ・方法論の一貫性
       一貫性について具体的に考えてみよう
      ・研究のシミュレーションをしてみよう
      ・さて,あなたのトピックは?
       どのようにトピックを見つけるか?
       トピックから研究可能な「問い」へ:質的な探究に焦点化する
      ・あなたの目指すところは?
      ・要約
      ・参考文献
     3 方法を選ぶ
      ・共通点と相違点
       全ての質的方法に共通するのは
       どのような点か?
       それぞれの質的方法の特徴
      ・現象学(Phenomenology)
       前提
       どのような種類の問いが向いているか?
       研究者のスタンス
       データ収集/作成
       結果はどのように見えるのか?
       現象学はどのような形をとるのか?
      ・エスノグラフィー(Ethnography)
       前提
       どのような種類の問いが向いているのか?
       研究者のスタンス
       データ収集/作成
       結果はどのように見えるのか?
       エスノグラフィーは
       どのような形をとるのか?
      ・グラウンデッドセオリー(Grounded Theory)
       前提
       どのような種類の問いが向いているのか?
       研究者のスタンス
       データ収集/作成
       結果はどのように見えるのか?
       グラウンデッドセオリーは
       どのような形をとるのか?
      ・他の質的方法論
      ・要約
      ・参考文献
     4 質的研究のデザイン
      ・デザインのレベル
      ・デザインを計画する
       プロジェクトの範囲
       データの性質
      ・デザインしてみよう
      ・妥当性のためにデザインすること
      ・プロジェクトの進め方
       概念化の段階
       フィールドに入ること
       データ管理システムの準備と管理
       サンプリングと理論的サンプリング
       分析
      ・ソフトウェアを選ぶ
      ・総合的なプロジェクトデザイン
       比較法デザイン[Comparative Design]
       三角法(トライアンギュレーション)
       デザイン
      ・質的な方法と量的な方法を
       組み合わせること
       混合法デザイン[Mixed Method Design]
       多重法デザイン[Multiple-Method Design]
       概観すること
      ・研究デザインのために
       ソフトウェアを利用すること
       入門編
       応用編
       注意点
      ・要約
      ・参考文献
    第2部 分析
     5 データを作成する
      ・何がデータで何がデータでないのか?
       データの中の研究者
       良いデータと悪いデータ
      ・データの作り方
       インタビュー
       観察法
       写真
       文書
       間接的な方略
      ・誰がデータを作成するのか?
      ・データの変換
      ・データを管理する
       フォーカスグループのデータ管理
      ・データの役割
      ・データとしての自分自身
       研究者と研究対象者
       データとしての経験
      ・データを管理するための
       ソフトウェアの使用
       入門編
       応用編
       注意点
      ・要約
      ・参考文献
     6 コーディング
      ・データの中に入る
      ・アイディアを保存する
      ・コーディングを行う
       記述的コーディング[Descriptive Coding]
       トピックコーディング[Topic Coding]
       分析的コーディング[Analytic Coding]
      ・テーマをつける[THEME-ING]
      ・コーディングの目的
      ・コツと落とし穴:
       コードとコーディングの取り扱い
       学びながらコーディングする
       常に熟考を重ねたものとして
       コーディングを見る
       必要以上にコーディングしない
       コードを管理する
       コーディングの一致を監視する
      ・コーディングのためのソフトウェアの利用
       入門編
       応用編
       注意点
      ・要約
      ・参考文献
     7 抽象化すること
      ・初めの一歩:カテゴリ化すること
       カテゴリ化とコーディング
       日常的な方略としてのカテゴリ化
      ・次のステップ:概念化
      ・抽象化を行うこと
       抽象化はいつ起きるのか?
       抽象化はどこから生じるのか?
       抽象化はどのようになされるのか?
       何を目指しているのか?
      ・抽象化を管理する
       アイディアを文書化する:定義,メモ,日記
       アイディアを発展させる
       カテゴリの管理:インデックスシステム
       モデルとダイアグラム
      ・コンピュータソフトウェアを使って
       アイディアを管理する
       入門編
       応用編
       注意点
      ・要約
      ・参考文献
     8 方法論の整合性を再確認すること
      ・現象学
       データ作成の方略
       分析方略
      ・エスノグラフィー
       第一段階の描写
       濃密な描写
       比較
       結果
      ・グラウンデッドセオリー
       データ作成の方略
       データ準備
       分析方略
      ・要約
      ・参考文献
    第3部 正しく理解する
     9 研究を正しく行うこと,誤りに気づくこと
      ・研究デザインで厳密さを保証する
       研究者の(技術と知識レベルの)
       適切な準備
       文献を適切にレビューする
       質的に考え,帰納的に作業する
       適切な方法とデザインを使用する
      ・プロジェクトの実施中に
       厳密さを保証する
       適切なサンプリング手法を用いる
       役に立たない方略に対する敏感さ
       プロジェクトの適切なペース配分
       信頼できるコーディングを行う
      ・いつ終わるのか?
       プロジェクトの経過記録
       監査履歴(オーディット・トレイル)[Audit Trail]
       発見したことを文献と比較し,合致させる
      ・プロジェクト完了時に厳密性を示す
       完了後に再び正当性を主張する
      ・要約
      ・参考文献
     10 書き上げること
      ・書く準備はできているだろうか?
       誰のために,どこに掲載されるのか?
       質的に書く
       あなたのデータを使う
       簡潔に,バランスよく
      ・方法論的一貫性の再確認
      ・対象者を保護する
      ・自分の著作を評価する
      ・推敲する
      ・書くためにソフトウェアを利用する
       入門編
       応用編
       注意点
      ・学位論文を書く
       書き始める
      ・投稿論文を書く
       書き始める
      ・誌上発表された,その後は?
       単独で使われる発見
       研究結果の累積効果
      ・要約
      ・参考文献
    第4部 プロジェクトを始める
     11 プロジェクトを始める基礎
      ・研究計画書を書く
       文献レビューを用いる
       方法の部分を書く
       時間の見積り(と関連する資源)
       予算を増やす
       利用可能なデータの
       取り扱いについての記載
      ・倫理的な研究であることを保証する
       匿名性への挑戦
       許可
       対象者の同意
      ・要約
      ・参考文献
     12 さあ,始めよう
      ・なぜ,始めることが
       それほど大変なのか?
      ・どのように始めるのか?
       図書館で始めなさい
       シミュレーションから始めなさい
       方法を考え始めなさい
       あなた自身から始めなさい
       小さく始めなさい
       安全に始めなさい
       すぐに始めなさい
       研究デザインから始めなさい
       技術を磨き始めなさい
       ソフトウェアを使い始めなさい
      ・おめでとう!いよいよスタートだ!
      ・参考文献
     付録―1 ソフトウェアチュートリアルを利用する(Lyn Richards)
      ・各章ごとのチュートリアル
       研究デザイン(4章)
       データの作成(5章)
       コーディング(6章)
       抽象化する(7章)
       正しく理解して,書く(9章,10章)
     付録―2 研究助成金への申請(Janice M.Morse)
      ・研究助成金を申請する
      ・研究助成を受けたら
     文献
     索引
     著者について
     訳者紹介