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書誌詳細

支援困難事例へのアプローチ

  • 著者名岩間伸之著
  • 出版者メディカルレビュー社
  • 出版年2008.8

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計3

所蔵事項

  • 登録番号0061129
  • 請求記号S 01//I 94
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 福祉
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名支援困難事例へのアプローチ
  • 書名ヨミシエンコンナンジレイエノアプローチ
  • 著者名岩間伸之著
  • 著者ヨミイワマ,ノブユキ
  • ISBN9784779202889
  • 出版地大阪
  • 出版者メディカルレビュー社
  • 出版年2008.8
  • ページ190p
  • サイズ19cm
  • 件名ケース・ワーク
  • 内容第1講 「対人援助の本質」へのいざない
    /1.「対人援助の本質」へのいざない/2.対人援助の根拠としての「価値」/3.介護保険制度と支援困難事例/4.今一度,「支援困難事例」を問い直す
    第2講 当面の「危機」を脱し,「援助」の第一歩を踏み出す
    /1.緊急性を見極め,当面の「危機」を脱する/2.クライエントシステムとの「接点」を確保する/3.援助のための「プロセス」を確保する―「点」から「線」への展開―/4.「援助」の第一歩を踏み出す
    第3講 援助体制を形成し,ファーストタッチを吟味する
    /1.短期集中型援助体制の形成/2.この時点での情報の収集と集約/3.当面の援助の方向性の検討/4.ファーストタッチの吟味
    第4講 「存在」の揺れや不安定さにアプローチする
    /1.対応困難な行動の根源に目を向ける/2.「存在」の揺れや不安定さからくる対応困難な行動のパターン/3.「存在」の揺れや不安定さからくる対応困難な行動へのアプローチ
    第5講 援助関係を形成する
    /1.援助関係の形成に求められる専門性/2.本人との接点を確保する/3.ともに存在する時間と空間を大切にする/4.ありのままを受けとめる/5.感情にアプローチする/6.会話を活用する/7.協働作業を大切にする
    第6講 援助関係を活用する
    /1.問題解決への取り組みとしての援助関係の形成/2.関係上に自分の「居場所」を確保する/3.現実を直視するための要件とする/4.変化に向けた滋養的時空をもたらす/5.考えを深める面接過程をもたらす
    第7講 本人の側から困難状況を理解する
    /1.支援困難事例をとらえる三つの視点/2.現状の客観的理解―事例をとらえる三つの視点(1)―/3.生活歴の理解―事例をとらえる三つの視点(2)―/4.本人の側からの理解―事例をとらえる三つの視点(3)―
    第8講 本人の気づきをうながす
    /1.内的変化を積極的に待つ/2.問題解決に向けて本人の気づきをうながす
    第9講 本人の力を活用する
    /1.本人が自分で解決できるように援助すること/2.本人の「前向きな力」を見極める/3.できたことを実感できるように働きかける/4.「問題解決過程」を活用する
    第10講 本人の意思を代弁する
    /1.対人援助における「代弁」の意義と意味/2.本人の意思を代弁するプロセス
    第11講 本人が決めるプロセスを支える
    /1.「自己決定を支えること」の意味/2.本人が決めるプロセスを支えるための視点
    第12講 困難状況をシステムとして理解する
    /1.「困難状況」の力動的理解/2.「システム」の概念と交互作用/3.システム理論を背景としたアプローチの視点
    第13講 新しい出会いの仕方を創造する
    /1.環境との関係調整と新たなシステムづくり/2.援助機能としての「媒介」―新しい出会いの仕方を創造する―
    第14講 サービスを手段として活用する
    /1.支援困難事例へのサービス提供の目的/2.支援困難事例へのアプローチとしてのサービス活用の視点
    第15講 地域の力を活用する
    /1.支援困難事例と「地域の力」の活用/2.「地域の力」を活用するための基本的視点
    第16講 連携と協働のためのカンファレンスを活用する
    /1.ケースカンファレンスで明らかにすべきこと/2.ケースカンファレンスの展開過程とそのポイント/3.事例研究のための「事例のまとめ」
    第17講 高齢者虐待事例にアプローチする
    /1.高齢者虐待事例へのアプローチの難しさ/2.高齢者虐待事例への対応に求められる環境整備/3.高齢者虐待事例への対応に求められる援助の視点
    第18講 実践の根拠を意識する
    /1.働きかけの根拠を意識すること―根拠としての「価値」―/2.本人を援助の主体として位置づける/3.新しい出会いとシステムを創造する/4.「支援困難事例へのアプローチ」が意味するもの
    <コラム>援助の深層&真相
    /1.「その人らしさ」はどこからくるのか/2.「管理」という名の権利侵害/3.「老い」の受容を支えるということ/4.キーパーソンは「本人」でしょ/5.元の生活には戻れない/6.社会的排除に加担していないか/7.やがてできなくなることへの援助/8.「対等な関係」の危うさ