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書誌詳細

マギーキッチンサイエンス : 食材から食卓まで

  • 著者名Harold McGee著 ; 北山薫, 北山雅彦訳
  • 出版者共立出版
  • 出版年2008.10

貸出・返却・予約状況

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数0
  • 予約数0
  • 貸出累計0

所蔵事項

  • 登録番号0061087
  • 請求記号498.51//Ma38
  • 貸出区分禁帯出
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 参考図書
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名マギーキッチンサイエンス : 食材から食卓まで
  • 書名ヨミマギーキッチンサイエンス
  • 著者名Harold McGee著 ; 北山薫, 北山雅彦訳
  • 著者ヨミキタヤマ,カオル
  • ISBN9784320061606
  • 出版地東京
  • 出版者共立出版
  • 出版年2008.10
  • ページvi, 854p
  • サイズ27cm
  • 注記監訳: 香西みどり
    出典: [855p]
  • 目次謝辞
    監訳者まえがき
    訳者まえがき
    序章:料理と化学―1984年と2004年―
    第1章 乳および乳製品
    乳と健康
      乳の栄養
      乳幼児期における乳:栄養とアレルギー
      乳児期以降の乳:乳糖の分解
      乳に関する新しい問題
    乳の生物学・化学
      牛はどのように乳を作るのか
      乳糖(ラクトース)
      乳脂肪
      乳タンパク質:酸や酵素による凝固
      乳の風味
    未発酵乳製品
      乳
      生クリーム(生クリーム;乳脂肪の重要性;クリームの問題点:分離;クロテッド・クリーム;ホイップ・クリーム)
      バターとマーガリン
      アイスクリーム
    生の発酵乳製品と発酵クリーム
      乳酸菌(伝統的な発酵乳製品と発酵クリーム)
      生の発酵乳製品の仲間
      ヨーグルト
      クレーム・フレーシュを含むサワークリームとバターミルク
      発酵乳製品を使った料理
    チーズ
      チーズの進化
      チーズの材料
      チーズ作り(代表的なチーズの製造工程)
      チーズの多様性の源
      チーズの選び方,保存,食べ方
      チーズを使った料理
      プロセス・チーズと低脂肪チーズ
      チーズと健康
    第2章 卵
    ニワトリと卵
      卵の進化
      ニワトリ,ジャングルから家畜小屋へ
      工業生産の卵
    卵の生物学と化学
      雌卵はどのように作られるか
      卵黄
      卵白
      卵の栄養価
    卵の品質,取扱い,および安全性
      卵の等級
      卵の品質の劣化
      卵の取扱いと保存
      卵の安全性:サルモネラ菌の問題
    卵料理の化学:卵が固まるのはなぜ?
    カスタードにトロミがつくのはなぜ?
      タンパク質の凝固
      卵の風味の化学
    基本の卵料理
      殼ごと調理する
      殼から出して調理する
    卵と液体の混合:カスタードとクリーム
      定義
      希釈するときは慎重に
      カスタードの理論と実際の手順
      クリームの理論と実際の手順
    卵の泡立て:手首を利かせて
      卵タンパク質が泡を安定化する仕組み
      タンパク質が泡を不安定にする仕組み
      卵の泡に大敵なもの
      ほかの材料・の影響
      卵の泡立て方の基本
      メレング:甘い泡をそのままで
      スフレ:熱い息吹
      卵黄の泡立て:ザバイオーネとサバヨン
    卵のピクルスおよび貯蔵卵
      卵のピクルス
      中国の貯蔵卵
    第3章 肉類
    動物を食べるということ
      動物の本質:筋肉による運動
      肉食動物としての人間
      肉食の歴史
      人間はなぜ肉が好きか
    食肉と健康
      食肉の古典的かつ直接的な栄養効果……
      ……そして現代的かつ長期的な悪影響
      食肉および食品による感染症
      狂牛病
    現代の食肉生産に関する論争
      ホルモン
      抗生物質
      人道的な食肉生産
    肉の構造と品質
      筋肉組織と肉のテクスチャー
      筋線維の種類:肉の色
      筋線維,筋肉組織,そして肉の風味
      生産方法と肉の品質
    食肉用動物と特徴
      肉畜動物
      家禽
      狩猟鳥獣
    筋肉を食肉に換える
      と畜・解体
      死後硬直
      熟成
      カットと包装
    食肉の腐敗と保存
      食肉の腐敗
      冷蔵
      放射線照射
    生肉の調理:原理
      加熱と肉の風味
      加熱と肉の色
      加熱と肉のテクスチャー
      肉料理の難しさ:ほどよいテクスチャー
      肉の焼き加減と安全性
    生肉の調理:調理法
      加熱前後でテクスチャーを調節
      直火,炭火,電熱
      熱した空気と壁:オーブン“ロースト
      熱した金属:フライパン焼き,またはソテー
      熱した油:揚げものと揚げ焼き
      熱湯:蒸し煮,煮込み,ポーチ,とろ火煮
      水蒸気:蒸す
      電子レンジ調理
      調理後:休ませる,切り分ける,食卓に出す
      残りもの
    臓物,または内臓肉
      レバー(肝臓)
      フォアグラ
      皮,軟骨,骨
      脂肪
    肉加工品
      ソーセージ
      パテとテリーヌ
    貯蔵肉
      乾燥肉:ジャーキー
    塩漬け肉:ハム,ベーコン,
     コーンビーフ
    燻製肉
    ・発酵肉:塩漬けソーセージ
    コンフイ(脂漬け)
    缶詰肉
    第4章 魚介類
    漁業と養殖業
      養殖業の利点および欠点
    海産物と健康
      健康上の効用
      健康上の有害性
    水中生活と魚の特性
      魚肉は色が薄くて軟らかい
      魚介類の風味
      魚油は健康によい
      魚介類の腐りやすさ
      魚は熱に弱く崩れやすい
      魚の品質は予測できない
    魚の生体構造と品質
      魚の生体構造
      魚の筋肉とその繊細なテクスチャー
      魚の風味
      魚の色
    食用魚
      ニシン科:アンチョビ,イワシ,スプラット,ジャッド
      コイとナマズ
      サケ,マス,および類縁
      タラ科
      ナイル・パーチとティラピア
      バス
      ノトセニア
      マクロとサバ
      メカジキ
      カレイ目:ソール(シタビラメ),ターボット,ハリバット(オヒョウ),フラウンダー
    水中から台所へ
      捕獲
      死後硬直と時間の影響
      新鮮な魚の見分け方
      新鮮な魚介類の保存:冷蔵と冷凍
      放射線照射
    加熱しない魚介類料理
      すしと刺身
      酸締めのセビチエとキニラウ
      塩味のポケとロミ
    魚介類の調理
      生の魚ではどのように熱が伝わるか
      調理の下処理
      魚介類の調理技術
      魚の混ぜもの
    貝類・甲殻類とその特質
      甲殻類:エビ,ロブスター,カニ,および類縁
      軟体動物:アサリ・ハマグリ類(クラム),イガイ,カキ,ホタテ,イカ,および類縁
      その他の無脊椎動物:ウニ
    魚介類の保存食品
      乾燥魚(干物)
      塩漬け魚
      発酵魚
      燻製魚
      4種類の保存法を合わせる:日本の鰹節
      魚のマリネ
      魚の缶詰
    魚卵
      塩が魚卵の風味とテクスチャーを変える
      キャビア
    第5章 食用植物―果実、野菜、ハーブおよびスパイス
    食物としての植物
      植物の性質
      定義
      歴史的にみた植物性食品
    植物性食物と健康
      果実・野菜に含まれる必須栄養素:ビタミン
      ワイドケミカル
      食物繊維
      ある種の果実・野菜に含まれる毒素
      生鮮果実・野菜と食中毒
    果実・野菜の構造と品質
      植物の構造:細胞,組織,器官
      テクスチャー
      色
      風味
    果実・野菜の取扱いと保存
      収穫後の鮮度低下
      生鮮果実・野菜の取扱い
      保存場所の空気
      温度管理:冷蔵
      温度管理:冷凍
    生鮮果実・野菜の調理
      熱が果実・野菜の品質に及ぼす影響
      熱湯:ゆでる,蒸す,圧力調理
      熱い空気,油,放射熱:オーブン焼き,炒める,揚げる,グリル焼き
      電子レンジ調理
      粉砕と抽出
    果実・野菜の保存
      乾燥と凍結乾燥
      発酵と漬物:ザワークラウトとキムチ,キュウリのピクルス,オリーブ
      砂糖を使ったプリサーブ
      缶詰(瓶詰)
    第6章 野菜各論
    根および塊茎
      ジャガイモ
      サツマイモ
      熱帯植物の根および塊茎
      ニンジンの仲間(セリ科):ニンジン,パースニップ,その他
      レタスの仲間(キク科):キクイモ,サルシファイ,スコルツォネラ,ゴボウ
      その他の一般的な根・塊茎
    下茎および鱗茎:ビート,カブ,ラディッシュ,タマネギ,その他
      ビート
      根セロリ
      キャベツの仲間(アブラナ科):カブ,ラディッシュ
      タマネギの仲間(ユリ科):タマネギ,ニンニク,リーキ(ネギ)
    茎および葉柄:アスパラガス,セロリ,その他
      アスパラガス
      ニンジンの仲間(セリ科):セロリとフェンネル
      キャベツの仲間(アブラナ科):コールラビとルタバガ
      熱帯植物の茎:タケノコとヤシの新芽
      茎・葉柄を食べるその他の野菜
    葉:レタス,キャベツ,その他
      レタスの仲間(キク科):レタス,チコリ,タンポポの葉
      キャベツの仲間(アブラナ科):キャベツ,ケール,芽キャベツ,その他
      ホウレンソウとチャート
      その他の葉物野菜
    花:アーティチョーク,ブロッコリ,カリフラワー,その他
      食材としての花
      アーティチョーク
      キャベツの仲間(アブラナ科):ブロッコリ,カリフラワー,ロマネスコ
    野菜として使われる果実
      ナスの仲間(ナス科):トマト,ピーマン,ナス,その他
      カボチャやキュウリの仲間(ウリ科)
      マメの仲間(マメ科):生のマメやエンドウマメ
      野菜として使われるその他の果実
    海藻
      緑藻,紅藻,褐藻(海藻とグルタミン酸ナトリウム)
      海藻の風味
    キノコ,トリュフ,およびその類縁
      共生と分解の生物
      キノコの構造と品質
      キノコ特有の風味
    第7章 果実各論
    果実ができるまで:熟成
      熟成前:成長と肥大
      エチレンと酵素の働き
      熟成の仕方は2通り,扱い方も2通り
    温暖地域の果実:リンゴやナシ,
    核果(石果),液果
      仁果(ナシ状果):リンゴ,ナシ,およびその類縁
      核果(石果):アンズ,サクランボ,プラム,モモ
      液果,ブドウとキウィを含む
      その他の温暖性果実
    暑い地方の果実:メロン,柑橘類,トロピカル・フルーツ,その他
      メロン
      乾燥地域の果実:イチジク,ナツメヤシ,その他
      柑橘類:オレンジ,レモン,グレープフルーツ,およびその類縁
      トロピカル・フルーツ
    第8章 植物由来の風味食材―ハーブとスパイス、茶とコーヒー
    風味の性質と風味食材
      風味とは一部加味でほとんどはにおい
      味とにおいの進化する世界
      風味食材は化学兵器である
      化学兵器を楽しみに変える:食材を加えるだけ
    ハープ・スパイスの化学と特性
      風味成分の多くは油に似ている
      ハープやスパイスの風味は複数の風味成分の組合わせである
      風味成分群:テルペン類
      風味成分群:フェノール類
      風味成分群:辛味化合物
      痛みが心地よいのはなぜか?
      ハープ,スパイス,そして健康
    ハープ・スパイスの取扱いと保存
      芳香成分を保つ
      新鮮なハープの保存
      新鮮なハープの乾燥
    ハープ・スパイスを使った調理
      風味の抽出
      マリネと揉み込み
      ハープ・スパイスで包む
      エキス(抽出物):風味づけした油,酢,アルコール
      風味の進化
      トロミづけとしてのハープ・スパイス
    一般的なハープ
      ミントの仲間(シソ科)
      ニンジンの仲間(セリ科)
      月桂樹の仲間(クスノキ科)
      その他のハープ
    温暖性のスパイス
      ニンジンの仲間(セリ科)
      キャベツの仲間(アブラナ科):マスタード,ホースラディッシュ,ワサビ
      マメの仲間(マメ科):カンゾウとフェヌグリーク
      トウガラシ
      その他の温暖性のスパイス
    熱帯性のスパイス
    茶とコーヒー
      カフェイン
      茶,コーヒー,そして健康
      茶やコーヒーを入れる水
      茶(緑茶、ウーロン茶、紅茶の製造工程)
      コーヒー
    木材の燻煙および焦がした木材
      木材燃焼の化学
      燻煙液
    第9章 種子―穀類、豆類、ナッツ類
    食物としての種子
      定義
    種子と健康
      種子に含まれる有用なワイドケミカル
      種子によって生じる問題
      種子は食物アレルギー源になりやすい
      種子と食中毒
    種子の組成と特性
      種子の各部分
      種子のタンパク質:可溶性と不溶性
      種子のデンプン:秩序と無秩序(種子中のタンパク質の割合)
      種子の油
      種子の風味
    種子の取扱いと調理法
      種子の保存
      スプラウト(新芽)
      種子の調理法
    穀類
      穀物の構造と組成
      製粉と精白
      朝食用シリアル
      コムギ(古代および現代のコムギ;パンコムギとパスタコムギの品種;コムギの色素;コムギのグルテン;コムギ加工品)
      オオムギ
      ライムギ
      エンバク(オートムギ)
      コメ(コメの種類)
      トウモロコシ
      その他の穀物
      準穀物
    豆類
      豆類の構造と組成
      豆類と健康:興味深いダイス
      豆類の問題と腹部膨満
      豆の風味
      モヤシ(豆のスプラウト)
      豆類の調理
      代表的な豆類の特徴
      ダイスとその加工
    ナッツ類およびその他の油脂性種子
      ナッツの構造と特性
      ナッツの栄養価
      ナッツの風味
      ナッツの取扱いと保存
      ナッツの調理
      代表的なナッツの特徴
      その他の油脂性種子の特徴
    第10章 穀物で作る生地―パン、ケーキ、パイ(ペストリー)、パスタ
    パンの進化
      前史時代
      ギリシヤ・ローマ時代
      中世時代
      近代初期
      伝統的なパンの衰退と復活
    生地および生地で作るものの基本構造
      グルテン
      デンプン
      気泡
      脂肪:ショートニング
    生地の材料:小麦粉
      小麦の種類
      小麦から小麦粉へ
      小麦粉の微量成分
      小麦粉の種類
    生地の材料:酵母および化学膨化剤
      酵母
      ベーキング・パウダーその他の化学膨化剤
    パン
      材料の選択
      生地の作り方:混合とこね上げ
      発酵
      焼き上げ
      冷却
      ステーリング過程;パンの保存と再生
      パンの風味
      大量生産製品
      特殊なロープ型パン:サワー種,ライ,スイート,グルテンフリー
      その他のパン:フラットブレッド,ベーグル,蒸しパン,クイック・ブレッド,ドーナッツ
    薄めの生地の食品:クレープ,ホップオーバー,グリドル・ケーキ,クリーム・パフ・ペストリー
      ゆるい生地で作る食品
      クレープ
      ホップオーバー
      グリドル・ケーキ:パンケーキとクランペット
      グリドル・ケーキ:ワッフルとワッファー
      シュークリームの皮(クリーム・パフ・ペストリー,パート・ア・シュー)
      揚げ衣
    濃いめの生地の食品:ゆるい生地のパンやケーキ
      ゆるい生地のパンとマフィン
      ケーキ
    パイ(ペストリー)
      パイの種類
      パイの材料
      パイの作り方
      粒状のパイ(練り込みパイ):ショートペストリー,パート・ブリゼ
      フレーク状のパイ:アメリカン・パイ
      層状のパイ(折り込みパイ):パフ・ペストリー,パート・フィユテ
      シート状のパイ:フィロ,シュトルーデル
      パイとパンの掛け合わせ:クロワッサン,デニッシュ・ペストリー
      塩味の軟らかいパイ:熱湯を使ったパイ,パーク・パテ
    クッキー
      クッキーの材料とテクスチャー
      クッキーの作り方と保存
    パスタ,麺,ダンプリング(団子)
      パスタと麺の歴史
      パスタと麺の生地作り
      パスタと麺のゆで方
      クスクス,ダンプリング,シュペッツレ,ニョッキ
      アジアの小麦粉麺・ダンプリング
      アジアのデンプン麺・米麺
    第11章 ソース
    ヨーロッパにおけるソースの歴史
      古代
      中世:洗練と濃縮
      近世初期のソース:肉エキス,乳化液
      古典フランス料理:カレームとエスコフィエ
      イタリアおよびイギリスのソース
      現代のソース:ヌーベル・キュイシース(新フランス料理)とその後
    ソースの化学:風味とトロミ
      ソースの風味:味と香り
      ソースのトロミ
      トロミが風味に与える影響
    ゼラチンその他のタンパク質でトロミをつけるソース
      ゼラチンの特異性
      肉のゼラチンおよび風味の抽出
      肉のストックとソース
      市販の肉エキスとソース・ベース
      魚介のストックとソース
      その他のタンパク質性のトロミづけ材料
    固形のソース:ゼラチン・ゼリーと炭水化物系ゼリー
      ゼリーの硬さ(ゼラチンの質と濃度;その他の材料;冷却温度)
      肉や魚から作るゼリー:アスピック
      その他のゼリーとジュレ;加エゼラチン
      多糖類のゲル化剤:寒天,カラギーナン,アルギン酸塩
    小麦粉やデンプンでトロミをつけるソース
      デンプンの性質(直鎖アミロースと分岐鎖アミロペクチン;膨張と糊化:トロミがでる;トロミがなくなる;冷める,トロミが増す,固まる;ソースのトロミは食べる温度でちょうどよく)
      デンプンの種類と調理特性(トロミづけによく使われるデンプンの調理特性)
      ほかの材料がデンプン系ソースに及ぼす影響
      デンプンをソースに加える方法
      古典フランス料理のソースとデンプン
      グレイビー・ソース
    植物粒子でトロミをつけるソース:ピューレ
      植物粒子:キメが粗くトロミは弱い
      果実や野菜のピューレ
      トロミづけとしてのナッツとスパイス
      複雑な混合物:インドのカレー,メキシコのモレ
    油滴や水滴でトロミをつけるソース:乳化液(エマルジョン)
      乳化液の性質
      乳化ソースを上手く作るには
      生クリームやバターのソース
      乳化剤としての卵
      冷製卵ソース:マヨネーズ
      温製卵ソース:オランデーズ・ソースとベアルネーズ・ソース
      ビネグレット
    気泡でトロミをつけるソース:泡
      泡立てと泡の安定化

      製塩
      塩の種類
      塩と身体
    第12章 砂糖、チョコレート、菓子
    砂糖と菓子の歴史
      砂糖が作られる前:蜂蜜
      砂糖:アジアでのはじまり
      西南アジアにおける最初の菓子
      ヨーロッパでは:スパイスと薬
      楽しみとしての菓子
      万人の楽しみ
      現代の砂糖
    糖の性質
      糖の種類
      甘味の複雑さ
      結晶化
      カラメル化
      糖と健康
      代替甘味料
    糖とシロップ
      蜂蜜
      樹液から作られるシロップと糖:メープル.シラカバ.パーム
      テーブル・シュガー:砂糖キビおよび甜菜の砂糖とシロップ
      コーンシロップ,グルコースシロップとフルクトースシロップ,麦芽シロップ
    シュガー・キャンディーと菓子
      糖濃度の決定:シロップの加熱
      糖構造の決定:冷却と結晶化
      キャンディーの種類
      チューインガム
      キャンディーの保存と腐敗
    チョコレート
      チョコレートの歴史
      チョコレート作り
      チョコレート特有の性質
      チョコレートの種類
      食材としてのチョコレートとココア
      コーティング用と成形用の調温チョコレート
      チョコレートと健康
    第13章 ワイン、ビール、蒸留酒
    アルコールについて
      酵母とアルコール発酵
      アルコールの性質
      薬物としてのアルコール:中毒
      体内でのアルコール代謝
      アルコールを使った料理
      アルコール飲料と木樽
    ワイン
      ワインの歴史
      ワイン用ブドウ
      ワイン作り
      特殊なワイン
      ワインの保存と飲み方
      ワインを楽しむ
    ビール
      ビールの進化
      醸造原料:麦芽
      醸造原料:ホップ
      ビール醸造
      ビールの保存と飲み方
      ビールの種類と特徴
    米を使ったアジアの酒:中国酒と日本酒
      カビの生えた甘い穀物
      デンプンを消化するカビ
      酒の醸造
    蒸留酒
      蒸留酒の歴史
      蒸留酒作り
      蒸留酒の飲み方,楽しみ方
      蒸留酒の種類

      古代の食材
      酢酸の効力
      酢酸発酵
      酢の製造
      酢の種類
      バルサミコ酢
      シェリー酢
    第14章 調理法および調理器具素材
    褐変反応と風味
      カラメル化
      メイラード反応
      高温・乾式調理法
      水分を含む食品中でのゆっくりとした褐変反応
      褐変反応の欠点
    伝熱形態
      伝導伝熱:直接的接触
      対流伝熱:流体中の動き
      放射伝熱:放射熱とマイクロ波のエネルギー
    食物の基本的な加熱法
      直火焼き(グリル,ブロイル):赤外線放射
      オーブン焼き:空気による対流熱伝達と放射
      煮る:水の対流
      蒸す:蒸気凝結による加熱と対流
      フライパン焼き,ソテー:伝導
      揚げる:油の対流
      電子レンジ調理:マイクロ波放射
    調理器具素材
      金属とセラミックスの性質の違い
      セラミックス
      アルミニウム
      銅
      鋳鉄と鋼鉄
      ステンレス鋼
      スズ
    第15章 基本となる4つの食物分子群

      水は分子間の引力が強い
      水は他の物質をよく溶かす
      水と熱:氷から蒸気まで
      水と酸度:PH
    脂肪,油,および関連物質:脂質
      脂質は水と混ざらない
      脂肪の構造
      飽和脂肪と不飽和脂肪,水素添加,
       トランス脂肪酸
      脂肪と熱
      乳化剤:リン脂質,レシチン,モノグリセリド
    炭水化物
      糖
      オリゴ糖
      多糖類:デンプン,ペクチン,ゴム
    タンパク質
      アミノ酸とペプチド
      タンパク質の構造
      水中でのタンパク質
      タンパク質の変性
      酵素
    付録:化学入門―原子,分子,エネルギー―
    原子,分子,そして化学結合
      原子と分子
      電子の局在,反応,酸化
      電子の局在と化学結合
    エネルギー
      エネルギーが変化を起こす
      熱の性質:分子の運動
      結合エネルギー
    物質の三態(三相)
      固体
      液体
      気体
      多くの食物は相転移を起こさない
    混合相:溶液,懸濁液,乳化液,ゲル,泡
    参考文献
    索引