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ミステリーの人間学 : 英国古典探偵小説を読む

  • 著者名廣野由美子著
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2009.5

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0062183
  • 請求記号IS//1187
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書

書誌事項

  • 書名ミステリーの人間学 : 英国古典探偵小説を読む
  • 書名ヨミミステリーノニンゲンガク
  • 著者名廣野由美子著
  • 著者ヨミヒロノ,ユミコ
  • 叢書名岩波新書
  • 叢書番号新赤版 1187
  • ISBN9784004311874
  • 出版地東京
  • 出版者岩波書店
  • 出版年2009.5
  • ページiv, 232, 10p
  • サイズ18cm
  • 注記主要参考文献: 巻末p1-10
  • 内容はじめに
    序 章 探偵小説の誕生
    1 ミステリーと文学
    2 探偵と探偵小説
    3 人間をいかに描くか
    第1章 心の闇を探る―チャールズ・ディケンズ
    1 「ミステリー」としてのディケンズ文学 『バーナビー・ラッジ』
    2 探偵の登場 『荒涼館』
    3 犯罪者の肖像 『エドウィン・ドルードの謎』
    第2章 被害者はこうしてつくられる―ウィルキー・コリンズ
    1 抹殺される恐怖を描く 『白衣の女』
    2 物的証拠と謎解き 『月長石』
    第3章 世界一有名な探偵を読む―アーサー・コナン・ドイル
    1 人間観察と推理 『緋色の研究』
    2 哲学する探偵 「赤毛組合」「唇のねじれた男」「まだらの紐」ほか
    3 なぜ人々は名探偵を切望するのか 『バスカヴィル家の犬』
    第4章 トリックと人間性―G・K・チェスタトン
    1 凡人探偵の登場 「青い十字架」「奇妙な足音」「飛ぶ星」ほか
    2 単純な事実がもたらす謎 「折れた剣」「見えない男」「神の鉄槌」ほか
    3 ブラウン神父の影 『木曜の男』『詩人と狂人たち』『ポンド氏の逆説』
    第5章 暴かれるのは誰か―アガサ・クリスティー
    1 解明のプロセスで起こること 『アクロイド殺し』ほか
    2 人間を裁けるか 『オリエント急行殺人事件』ほか
    3 誰かに似ている犯人 『火曜クラブ』ほか
    終 章 英国ミステリーのその後―「人間学」の系譜
     あとがき
     主要参考文献