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書誌詳細
ミステリーの人間学 : 英国古典探偵小説を読む
- 著者名廣野由美子著
- 出版者岩波書店
- 出版年2009.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0062183
- 請求記号IS//1187
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名ミステリーの人間学 : 英国古典探偵小説を読む
- 書名ヨミミステリーノニンゲンガク
- 内容はじめに
序 章 探偵小説の誕生
1 ミステリーと文学
2 探偵と探偵小説
3 人間をいかに描くか
第1章 心の闇を探る―チャールズ・ディケンズ
1 「ミステリー」としてのディケンズ文学 『バーナビー・ラッジ』
2 探偵の登場 『荒涼館』
3 犯罪者の肖像 『エドウィン・ドルードの謎』
第2章 被害者はこうしてつくられる―ウィルキー・コリンズ
1 抹殺される恐怖を描く 『白衣の女』
2 物的証拠と謎解き 『月長石』
第3章 世界一有名な探偵を読む―アーサー・コナン・ドイル
1 人間観察と推理 『緋色の研究』
2 哲学する探偵 「赤毛組合」「唇のねじれた男」「まだらの紐」ほか
3 なぜ人々は名探偵を切望するのか 『バスカヴィル家の犬』
第4章 トリックと人間性―G・K・チェスタトン
1 凡人探偵の登場 「青い十字架」「奇妙な足音」「飛ぶ星」ほか
2 単純な事実がもたらす謎 「折れた剣」「見えない男」「神の鉄槌」ほか
3 ブラウン神父の影 『木曜の男』『詩人と狂人たち』『ポンド氏の逆説』
第5章 暴かれるのは誰か―アガサ・クリスティー
1 解明のプロセスで起こること 『アクロイド殺し』ほか
2 人間を裁けるか 『オリエント急行殺人事件』ほか
3 誰かに似ている犯人 『火曜クラブ』ほか
終 章 英国ミステリーのその後―「人間学」の系譜
あとがき
主要参考文献