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書誌詳細
実践としての保育学 : 現代に生きる子どものための保育
- 著者名関口はつ江, 太田光洋編著
- 出版者同文書院
- 出版年2009.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0062339
- 請求記号P 01//Se27//ji
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
幼児教育
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 書名実践としての保育学 : 現代に生きる子どものための保育
- 書名ヨミジッセントシテノホイクガク
- 著者名関口はつ江, 太田光洋編著
- 著者ヨミセキグチ,ハツエ
- 目次 まえがき
第1編 保育実践の基盤
1章 保育と子どもと社会
1.子どもが生きる環境としての社会
2.子どもの生きる環境をどう捉えるか
1)多元的な視点とそれに対応する保育
2)子どもが生きる生態学的環境の構造
3)社会の変化と「子ども」
4)人間と環境の相互作用を重視する視点
3.保育とは何か
1)「保育」という言葉が意味するもの
2)わが国の保育は社会とともにどう変化してきたか
4.保育をどのように捉えるか
1)歴史から「保育」を学ぶ
2)保育観
3)実践として「保育」を捉える
4)子どもにとっての必要感と主体性
2章 子ども観と保育制度の変遷
1. 子ども観の歴史
1)子ども観とは?
2)子ども観の変遷
3)ルソーの子ども観
4)ロマン主義の子ども観
5)実証主義の子ども観
6)近代の学校,あるいは近代教育への批判
7)これからの子ども観
2.子どもの権利と法律
1)日本国憲法と子どもの権利
2)新しく変更された教育基本法
3)学校教育法の主な変更点
3.保育制度と思想の変遷
1)歴史的制度や歴史的思想を学ぶ意義
2)保育施設の思想的源流
3)保育施設の誕生
4)日本における保育施設の歴史
3章 現在の保育制度と保育の動向
1.保育と政策
はじめに
1)教育と福祉
2)保育制度の関連法規,条約など
2.幼稚園教育要領の理解
3.保育所保育指針の理解
4章 子どもが育つ場
1. 家庭と保育施設(親と保育者の役割)
2.保育の場としての保育施設
1)保育施設の多様化・多機能化
2)幼稚園
3)認可保育所
4)認定こども園
5)自治体独自の認定制度による保育施設(認定保育施設)
6)乳児院・児童養護施設
3.地域社会のネットワークと親子支援
1)地域社会のネットワーク
2)地域子育て支援の場
3)地域子育て支援の場の利用者の特性と支援のあり方
5章 子どもが育つ過程
1.発達の基本的過程
2.発達の具体的な姿
1)乳児期
2)幼児期前期
3)幼児期後期
4)児童期
3.発達研究からの示唆
1)愛着理論
2)発達の最近接領域
3)心の理論
6章 子どもの育ちに関わる問題
1.はじめに
2.発達課題という考え方
1)発達課題とは何か?
2)乳幼児期の発達課題
3.発達のつまずきを持つ子どもへの保育
1)発達のつまずきについて
2)発達のつまずきを持つ子どもの発達課題
3)発達につまずきを持つ子どもへの配慮とかかわりの工夫
4.機能不全を起こした家庭の中の子ども
1)変わりゆく家族
2)機能不全のリスク要因
3)気になる子ども・保護者の様子とは
4)家庭環境の問題と発達課題
5.異文化圈からの子どもの保育
1)保育の場の多文化化
2)子どもと保護者にとっての異文化適応と発達課題
3)文化によって異なる保育観
6.子ども達が育つ「家庭」という環境を支えるために
7.子どもの育ちにおける問題と向き合うということ
第2編 保育実践の理解
7章 保育実践の基本
1.保育実践の目的
2.実践の特質 一保育の場を構成するもの-
1)実践における理論と実際
2)時間や空間の枠組み,子どもや保育者の特性
3)準備することと実践すること
4)子どもと保育者の関係一保育の場における子どもの主体性と保育者の主体性-
5)生活を作る
6)保育の場に取り入れられる社会や文化
3.「環境を通しての保育」の意味するもの
1)幼児期にふさわしい生活の充実と発達援助
2)幼児期にふさわしい生活の観点から
3)発達援助の観点から
4.保育者の役割
1)信頼関係を結ぶ
2)子どもと一緒に安全を守り,生理的充足を図る
3)子どものやっていることの意味を見出し,伝える
4)子どもの世界を広め,深める
5)好ましい生活習慣を実行する
6)他者と折り合いをつける経験を作る
7)実生活や学習への橋渡し
8)子育てを支援する
5.保育者の資質
8章 保育内容と活動
1.はじめに
2.保育内容と子どもの活動
1)幼稚園教育要領における保育内容
2)保育所保育指針における保育内容
3)子どもの活動と経験
3.各領域の考え方と展開
4.領域表現の考え方と展開
1)幼稚園教育要領における領域「表現」の考え方
2)保育所保育指針における領域「表現」の考え方
3)表現を見る目を育てる
4)環境を通して育む表現
5)幼児教育における表現の重要性
9章 保育方法
1.1日の生活と集団との関係
1)A保育園1歳児の1日
2)B幼稚園 3歳児5月の1日
3)B幼稚園 3年保育4歳児11月の1日
2.保育形態と多様な活動形態
1)さまざまな保育形態
2)グループ活動の多様な側面
3)保育者が意図的に投げかける活動形態
3 多様な展開方法
1)5歳児のリレー遊び(自発的なグループから学級全体へ,そしてグループへ)
2)学級の枠を外した劇的表現活動
10章 保育の場を整える
1.はじめに
2.園環境
1)園舎について
2)環境を的確にとらえる力の必要
3)環境が生きて働くために
3.屋外(園庭)
1)安らぎと親近観を与える
2)遊びが充実し深まる
3)小動物の生態や生命への気づき(安全への配慮)
4)地域の自然環境を保育に取り入れる
5)自然の持つ応答性
6)固定遊具で遊ぶ姿から
4.室内(保育室)
1)自発的な活動時間における環境の重要性
2)保育者の意図が強く現れる場として
11章 保育を見通す
1.保育の見通し(意図)
1)個の育ち
2)集団の育ち
3)生活の見通し
4)遊びの見通し
2.活動の選択
1)子どもから生まれる活動
2)望ましい経験としての活動
3.保育の省察と改善,保育者の実践把握
1)省察
2)保育者の実践把握
3)保育の改善
4.保育における計画
12章 子どもの生活と遊びを育てる
1.はじめに
2.保育における生活と遊び
3.保育の中で子どもの姿をどうとらえ育てるのか
4.おわりに
13章 幼児期から児童期ヘー幼保小の連携を軸にー
1.幼保小連携をめぐる社会施策の動向
1)幼保小連携に対する社会的なまなざし
2)さまざまな保育関連施策に見る幼保小連携の動向
3)幼稚園教育要領・保育所保育指針における小学校との連携(位置づけ)
2.幼保小連携の現状と課題
1)幼保小連携の実際
2)幼保小連携の取り組み
3)幼保小連携による成果と課題
3.幼保小のなめらかな接続を探るための視点-「協同的な学び」をめぐって-
1)幼児期から児童期への発達の特性
2)「協同的な学び」とは何か
3)協同性を育てる視点と保育者の役割
14章 保育力を高める
1.保育者としての力量を“問う”まなざし
1)保育者としての「力量」の担保を求める法的な根拠
2)保育者としての「力量」が求められる社会的背景①
~少子・高齢化対策と在宅育児家庭への支援~
3)保育者としての「力量」が求められる社会的背景②
~行財政改革と保育の「機能」そして「質」への着目~
2.保育者としての「力量」観の実際
1)学び手にとって保育者の「力量」はどう捉えられているか
2)養成カリキュラムに見る保育者の「力量」
3)さまざまな保育者の「力量」観
3.保育者としての「力量」をどう学ぶか
1)学びの手法の開発を
2)改めて保育者の「力量」とは何か
第3編 子どもの姿から考える
1)今の子どもをどうみるか
2)「子ども期を子どもらしく」を考えることはなぜ重要か
3)さまざまな子どもの姿の例
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