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書誌詳細

傷はぜったい消毒するな : 生態系としての皮膚の科学

  • 著者名夏井睦著
  • 出版者光文社
  • 出版年2009.6

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計2

所蔵事項

  • 登録番号0062706
  • 請求記号494.33//N 58
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名傷はぜったい消毒するな : 生態系としての皮膚の科学
  • 書名ヨミキズワゼッタイショウドクスルナ
  • 著者名夏井睦著
  • 著者ヨミナツイ,マコト
  • 叢書名光文社新書
  • 叢書番号411
  • ISBN9784334035136
  • 出版地東京
  • 出版者光文社
  • 出版年2009.6
  • ページ301p
  • サイズ18cm
  • 件名創傷
    皮膚科学
  • 内容ケガをしたら、消毒して乾かす、が世間の常識。
    しかし著者によれば、消毒は「傷口に熱傷をかけるような行為」だという。
    傷は消毒せず、乾燥させなければ、痛まず、早く、しかもきれいに治るのである。
    著者は、今注目の「湿潤治療」を確立した形成外科医である。
    その治癒効果に驚いた医師らにより、湿潤治療は各地で広まっている。
    しかし肝心の大学病院などでは相変わらず、傷やヤケドを悪化させ、治りを遅らせ、患者に痛みと後遺症を強いる旧来の治療が行われている。
    なぜ、医学において生物学や科学の新しい成果は取り入れられないのか。
    本書では医学界の問題点も鋭く検証。
    さらに、生物進化の過程をたどりつつ見直した、皮膚という臓器の持つ驚くべき能力について、意欲的な仮説を展開しながら解説する。

    第1章 なぜ「消毒せず、乾かさない」と傷が治るのか
    第2章 傷の正しい治し方
    第3章 ケガをしたら何科に行く?
    第4章 私が湿潤治療をするようになったわけ―偶然の産物
    第5章 消毒薬とは何か
    第6章 人はなぜ傷を消毒し、乾かすようになったのか
    第7章 「化膿する」とはどういうことか
    第8章 病院でのケガの治療―ちょっと怖い話
    第9章 医学はパラダイムの集合体だ