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書誌詳細

食品中の化学物質と安全性

  • 出版者日本食品衛生協会
  • 出版年2009.7

貸出・返却・予約状況

  • 貸出状況 貸出可能

  • 所蔵数1
  • 貸出可能数1
  • 予約数0
  • 貸出累計1

所蔵事項

  • 登録番号0065548
  • 請求記号498.54//N 71
  • 貸出区分通常
  • 蔵書区分図書 - 一般図書
  • 所蔵館本館
  • 配架場所 開架4
  • Map
  • 所蔵状態所蔵点検済

書誌事項

  • 書名食品中の化学物質と安全性
  • 書名ヨミショクヒンチュウノカガクブッシツトアンゼンセイ
  • 著者ヨミニホンショクヒンエイセイキョウカイ
  • 叢書名食品安全叢書シリーズ
  • ISBN9784889250305
  • 出版地東京
  • 出版者日本食品衛生協会
  • 出版年2009.7
  • ページxvii, 187p
  • サイズ26cm
  • 注記索引: p181-187
    参考文献あり
  • 件名食品衛生
    化学物質
  • 目次第1章 食品の安全性についての考え方
    1 リスクアナリシスの手法
     [1]リスクアセスメント
      (1)ハザード同定
      (2)ハザード特性付け
      (3)曝露評価
      (4)リスク判定
     [2]リスクマネジメント
     [3]リスクコミュニケーション
    2 毒性評価と許容量の設定一
     [1]食品添加物の毒性試験と評価法
     [2]農薬の毒性試験と評価法
     [3]許容量の設定方法
      (1)ADIおよびTDI
      (2)無毒性量(NOAEL)
      (3)安全係数
    3 毒性の修飾因子
     [1]内的因子
      (1)個体レベル
      (2)臓器レベル
      (3)細胞レベル
      [2]外的因子
      (1)動物飼育環境
      (2)飼 料
      (3)投与方法
      (4)実験手技
    4 発がん性の考え方(闘値)
     [1]食品中の発がん物質の種類
     [2]発がん物質の作用機序
     [3]発がん物質のリスクアセスメント
    5 内分泌かく乱物質の考え方
     [1]内分泌かく乱物質の現況と今後の対応
     [2]内分泌かく乱物質のリスクアナリシス
    6 農薬・食品添加物のリスクマネジメント
    第2章 汚染化学物質の毒性(代謝、解毒を含む)
    1 農薬(残留農薬を含む)
     はじめに
     [1]有機リン系殺虫剤
      (1)有機リン系殺虫剤とは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4)ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒事例
      (6)リスク低減法と治療法
     [2]カーバメート系殺虫剤
      (1)カーバメート系殺虫剤とは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4)ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒事例
      (6)リスク低減法と治療法
    2 動物用医薬品(ホルモン剤を含む)
     [1]抗菌性物質(抗生物質と合成抗菌剤)・
     [2]ホルモン剤
     [3]寄生虫用剤
     [4]体内挙動と毒性発現メカニズム・
     [5]慢性毒性および発がん性
     [6]ADI と基準値
     [7]摂取量と中毒事例
     [8]リスク低減法
     [9]生産段階流通段階における規制
      (1)生産段階における規制
      (2)流通段階における残留規制
    3 有害金属
     [1]有機水銀
      (1)有機水銀とは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4)ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒事例
      (6)リスク低減法と治療法
     [2]カドミウム
      (1)カドミウム(Cd)とは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4) ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒事例
      (6)リスク低減法と治療法
     [3]鉛
      (1)鉛(Pb)とは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4)ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒事例
      (6)リスク低減法と治療法
     [4]無機ヒ素
      (1)無機ヒ素とは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム‥
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4) ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒事例
      (6)リスク低減法と治療法
     [5]アルミニウム
      (1)アルミニウム(AI)とは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4) ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒事例
      (6)リスク低減法と治療法
     [6]銅
      (1)銅(CU)とは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4) ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒事例
      (6)リスク低減法と治療法
    4 内分泌かく乱物質
     [1]ダイオキシン類
      (1)ダイオキシン類とは
      (2)代謝,分布,排泄
      (3)ダイオキシンの作用と生体への影響
      (4) TDIと基準値など
      (5)摂取量と中毒事例
     [2]ビスフェノールA
      (1)ビスフェノールAとは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
      (3)基準値など
      (4)摂取量
     [3]フタル酸エステル
      (1)フタル酸エステルとは
      (2)体内挙動と毒性発現メカニズム,毒性
      (3) ADIと基準値
      (4)摂取量とヒトヘの影響
    [4]トリブチルスズ
     (1)体内挙動および毒性発現メカニズム
     (2)急性毒性,慢性毒性,発がん性など
     (3) ADIと摂取量
    [5]ポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)
     (1)ポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)とは
     (2)体内挙動と毒性発現メカニズム
     (3)参照値,規制など
     (4)摂取量など
    [6]ポリフッ化化合物(PFOS, PFOA)
     (1)ポリフッ化化合物(PFC)とは
     (2)曝露と代謝
     (3)毒性および内分泌かく乱作用
     (4)許容値など
    5 放射能
     [1]放射能とは
     [2]体内挙動と毒性発現メカニズム
     [3]急性・慢性毒性および発がん性
     [4]ADI と基準値
     [5]摂取量と中毒事例
     [6]リスク低減法と治療法
    6 加工食品に含まれる化学物質の安全性
     [1]アクリルアミド
      (1)アクリルアミド(AAM)とは
      (2)体内勸態と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4)ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒例
      (6)リスク低減法と治療法
     [2]トランス脂肪酸
      (1)トランス脂肪酸(TFA)とは
      (2)体内動態と毒性発現メカニズム
      (3)急性・慢性毒性および発がん性
      (4) ADIと基準値
      (5)摂取量と中毒例
     (6)リスク低減法
    [3]その他
     (1)多環芳香族炭化水素
     (2)ヘテ口サイクリックアミン類
     (3)ク口口プノパノール類
    第3章 食品添加物
    はじめに
    [1]二コチン酸
     (1)二コチン酸とは
     (2)体内挙動
     (3)毒 性
     (4) ADIと基準値
     (5)摂取量と中毒事例
     (6)リスク低減法と治療法
    [2]亜硫酸塩類
     (1)亜硫酸塩類とは
     (2)急性・慢性毒性および発がん性
     (3)ADIと基準値
     (4)摂取量と中毒事例
     (5)リスク低減法
    [3]グルタミン酸ナトリウム
     (1)グルタミン酸ナトリウムとは
     (2)体内挙動と毒性発現のメカニズム
     (3)急性・慢性毒性および発がん性
     (4) ADIと基準値
     (5)リスク低減法と治療法
    [4]亜硝酸塩および硝酸塩
     (1)亜硝酸塩硝酸塩とは
     (2)急性・慢性毒性および発がん性
     (3) ADIと基準値
     (4)摂取量と中毒事例
     (5)リスク低減法と治療法
    [5]臭素酸カリウム
     (1)臭素酸カリウムとは
     (2)急性・慢性毒性および発がん性
     (3)ADIと基準値
     (4)摂取量
     (5)リスク低減法
    [6]タール色素
     (1)タール色素とは
     (2)急性・慢性毒性および発がん性
     (3)ADIと基準値
     (4)摂取量と中毒事例
     (5)リスク低減法
    [7]天然添加物(コウジ酸,アカネ色素)
     (1)既存添加物の安全性見直し
     (2)コウジ酸(kojic acid)
     (3)アカネ色素(madder colour)
    第4章 新開発食品の安全性
    1 遺伝子組換え食品
     [1]遺伝子組換え食品とは
     [2]組換え農作物の商品化の現状
     [3]わが国での組換え食品の安全性評価
      (1)遺伝子組換え食品の安全性審査基準の概要
      (2)遺伝子組換え食品の作出に用いられている主な遺伝子
      (3)遺伝子組換え植物の掛け合わせについての安全性評価の考え方
     [4]国際的ガイドラインについて
     [5]組換え食品の表示
     まとめ
    2 健康食品
     概  要
     [1]大豆イソフラボン
     [2]アガリクス
     [3]ガルシニア
     [4]ジアシルグリセ口一ル(DAG)
     まとめ
    3 アレルギー物質を含む食品
     はじめに
     [1]食品アレルギー表示の経緯
      (1)背 景
      (2)食品表示の法的根拠と役割
      (3)アレルギー表示制度の概要
     [2]特定原材料検出法の開発
      (1)通知検査法の概要
      (2)えび,かにの検査法
     [3]今後の課題
     まとめ
    第5章 企業の対応
    1 残留農薬とアルミニウムへの対応:サントリーにおける対応事例
     はじめに
     [1]残留農薬への対応
      (1)食品原料および最終製品に農薬が残留するリスクの評価
      (2)要求規格の設定と品質保証書の取得
      (3)分析による品質保証
      (4)リスク管理活動
      (5)流通・保管過程における管理
     [2]アルミニウムへの対応
      (1)包装材に由来するAIが最終製品に移行するリスクの評価
      (2)原料に由来するAIのリスク評価
      (3)食品から摂取されたAIの体内動態研究
      (4)リスク管理活動
    2 加工食品で生成するアクリルアミドヘの対応:カルビーの企業研究
     はじめに
     [1]加工食品中のAAMの低減法
     (1)食品中のAAMの生成機構
     (2)前駆物質低減
     (3)生成反応阻害条件
     (4)生成阻害成分の添加
    [2]加工調理食品中のAAM含有量調査
    まとめ
    第6章 食品安全行政の考え方
    [1]食品の特性
    [2]食品に求められる安全性の要件
     (1)食品の代替性
     (2)食品の摂取量依存性
     (3)食品に要求される安全性水準とは
     (4)人体における毒性への耐性
    [3]安全性の確認のための検査において注意すべき事項
     (1)目的に応じた検査計画の策定
     (2)検査結果を正しく適用するためのサンプリング計画
     (3)精度管理について注意すべき事項
    [4]行政による監視指導の方法とその特徴
     (1)食品衛生法違反の特徴
     (2)自治体における法執行の実態
     (3)行政指導の問題点
    索 引