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書誌詳細
貸出・返却・予約状況
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- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号0065548
- 請求記号498.54//N 71
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名食品中の化学物質と安全性
- 書名ヨミショクヒンチュウノカガクブッシツトアンゼンセイ
- 出版地東京
- 出版者日本食品衛生協会
- 出版年2009.7
- 目次第1章 食品の安全性についての考え方
1 リスクアナリシスの手法
[1]リスクアセスメント
(1)ハザード同定
(2)ハザード特性付け
(3)曝露評価
(4)リスク判定
[2]リスクマネジメント
[3]リスクコミュニケーション
2 毒性評価と許容量の設定一
[1]食品添加物の毒性試験と評価法
[2]農薬の毒性試験と評価法
[3]許容量の設定方法
(1)ADIおよびTDI
(2)無毒性量(NOAEL)
(3)安全係数
3 毒性の修飾因子
[1]内的因子
(1)個体レベル
(2)臓器レベル
(3)細胞レベル
[2]外的因子
(1)動物飼育環境
(2)飼 料
(3)投与方法
(4)実験手技
4 発がん性の考え方(闘値)
[1]食品中の発がん物質の種類
[2]発がん物質の作用機序
[3]発がん物質のリスクアセスメント
5 内分泌かく乱物質の考え方
[1]内分泌かく乱物質の現況と今後の対応
[2]内分泌かく乱物質のリスクアナリシス
6 農薬・食品添加物のリスクマネジメント
第2章 汚染化学物質の毒性(代謝、解毒を含む)
1 農薬(残留農薬を含む)
はじめに
[1]有機リン系殺虫剤
(1)有機リン系殺虫剤とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4)ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
[2]カーバメート系殺虫剤
(1)カーバメート系殺虫剤とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4)ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
2 動物用医薬品(ホルモン剤を含む)
[1]抗菌性物質(抗生物質と合成抗菌剤)・
[2]ホルモン剤
[3]寄生虫用剤
[4]体内挙動と毒性発現メカニズム・
[5]慢性毒性および発がん性
[6]ADI と基準値
[7]摂取量と中毒事例
[8]リスク低減法
[9]生産段階流通段階における規制
(1)生産段階における規制
(2)流通段階における残留規制
3 有害金属
[1]有機水銀
(1)有機水銀とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4)ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
[2]カドミウム
(1)カドミウム(Cd)とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4) ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
[3]鉛
(1)鉛(Pb)とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4)ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
[4]無機ヒ素
(1)無機ヒ素とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム‥
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4) ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
[5]アルミニウム
(1)アルミニウム(AI)とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4) ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
[6]銅
(1)銅(CU)とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4) ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
4 内分泌かく乱物質
[1]ダイオキシン類
(1)ダイオキシン類とは
(2)代謝,分布,排泄
(3)ダイオキシンの作用と生体への影響
(4) TDIと基準値など
(5)摂取量と中毒事例
[2]ビスフェノールA
(1)ビスフェノールAとは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)基準値など
(4)摂取量
[3]フタル酸エステル
(1)フタル酸エステルとは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム,毒性
(3) ADIと基準値
(4)摂取量とヒトヘの影響
[4]トリブチルスズ
(1)体内挙動および毒性発現メカニズム
(2)急性毒性,慢性毒性,発がん性など
(3) ADIと摂取量
[5]ポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)
(1)ポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)とは
(2)体内挙動と毒性発現メカニズム
(3)参照値,規制など
(4)摂取量など
[6]ポリフッ化化合物(PFOS, PFOA)
(1)ポリフッ化化合物(PFC)とは
(2)曝露と代謝
(3)毒性および内分泌かく乱作用
(4)許容値など
5 放射能
[1]放射能とは
[2]体内挙動と毒性発現メカニズム
[3]急性・慢性毒性および発がん性
[4]ADI と基準値
[5]摂取量と中毒事例
[6]リスク低減法と治療法
6 加工食品に含まれる化学物質の安全性
[1]アクリルアミド
(1)アクリルアミド(AAM)とは
(2)体内勸態と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4)ADIと基準値
(5)摂取量と中毒例
(6)リスク低減法と治療法
[2]トランス脂肪酸
(1)トランス脂肪酸(TFA)とは
(2)体内動態と毒性発現メカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4) ADIと基準値
(5)摂取量と中毒例
(6)リスク低減法
[3]その他
(1)多環芳香族炭化水素
(2)ヘテ口サイクリックアミン類
(3)ク口口プノパノール類
第3章 食品添加物
はじめに
[1]二コチン酸
(1)二コチン酸とは
(2)体内挙動
(3)毒 性
(4) ADIと基準値
(5)摂取量と中毒事例
(6)リスク低減法と治療法
[2]亜硫酸塩類
(1)亜硫酸塩類とは
(2)急性・慢性毒性および発がん性
(3)ADIと基準値
(4)摂取量と中毒事例
(5)リスク低減法
[3]グルタミン酸ナトリウム
(1)グルタミン酸ナトリウムとは
(2)体内挙動と毒性発現のメカニズム
(3)急性・慢性毒性および発がん性
(4) ADIと基準値
(5)リスク低減法と治療法
[4]亜硝酸塩および硝酸塩
(1)亜硝酸塩硝酸塩とは
(2)急性・慢性毒性および発がん性
(3) ADIと基準値
(4)摂取量と中毒事例
(5)リスク低減法と治療法
[5]臭素酸カリウム
(1)臭素酸カリウムとは
(2)急性・慢性毒性および発がん性
(3)ADIと基準値
(4)摂取量
(5)リスク低減法
[6]タール色素
(1)タール色素とは
(2)急性・慢性毒性および発がん性
(3)ADIと基準値
(4)摂取量と中毒事例
(5)リスク低減法
[7]天然添加物(コウジ酸,アカネ色素)
(1)既存添加物の安全性見直し
(2)コウジ酸(kojic acid)
(3)アカネ色素(madder colour)
第4章 新開発食品の安全性
1 遺伝子組換え食品
[1]遺伝子組換え食品とは
[2]組換え農作物の商品化の現状
[3]わが国での組換え食品の安全性評価
(1)遺伝子組換え食品の安全性審査基準の概要
(2)遺伝子組換え食品の作出に用いられている主な遺伝子
(3)遺伝子組換え植物の掛け合わせについての安全性評価の考え方
[4]国際的ガイドラインについて
[5]組換え食品の表示
まとめ
2 健康食品
概 要
[1]大豆イソフラボン
[2]アガリクス
[3]ガルシニア
[4]ジアシルグリセ口一ル(DAG)
まとめ
3 アレルギー物質を含む食品
はじめに
[1]食品アレルギー表示の経緯
(1)背 景
(2)食品表示の法的根拠と役割
(3)アレルギー表示制度の概要
[2]特定原材料検出法の開発
(1)通知検査法の概要
(2)えび,かにの検査法
[3]今後の課題
まとめ
第5章 企業の対応
1 残留農薬とアルミニウムへの対応:サントリーにおける対応事例
はじめに
[1]残留農薬への対応
(1)食品原料および最終製品に農薬が残留するリスクの評価
(2)要求規格の設定と品質保証書の取得
(3)分析による品質保証
(4)リスク管理活動
(5)流通・保管過程における管理
[2]アルミニウムへの対応
(1)包装材に由来するAIが最終製品に移行するリスクの評価
(2)原料に由来するAIのリスク評価
(3)食品から摂取されたAIの体内動態研究
(4)リスク管理活動
2 加工食品で生成するアクリルアミドヘの対応:カルビーの企業研究
はじめに
[1]加工食品中のAAMの低減法
(1)食品中のAAMの生成機構
(2)前駆物質低減
(3)生成反応阻害条件
(4)生成阻害成分の添加
[2]加工調理食品中のAAM含有量調査
まとめ
第6章 食品安全行政の考え方
[1]食品の特性
[2]食品に求められる安全性の要件
(1)食品の代替性
(2)食品の摂取量依存性
(3)食品に要求される安全性水準とは
(4)人体における毒性への耐性
[3]安全性の確認のための検査において注意すべき事項
(1)目的に応じた検査計画の策定
(2)検査結果を正しく適用するためのサンプリング計画
(3)精度管理について注意すべき事項
[4]行政による監視指導の方法とその特徴
(1)食品衛生法違反の特徴
(2)自治体における法執行の実態
(3)行政指導の問題点
索 引