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書誌詳細
ほんとうの「食の安全」を考える : ゼロリスクという幻想
- 著者名畝山智香子著
- 出版者化学同人
- 出版年2009.11
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号0063901
- 請求記号498.54//U 75
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名ほんとうの「食の安全」を考える : ゼロリスクという幻想
- 書名ヨミホントウノショクノアンゼンオカンガエル
- 注記参考文献およびサイト: p212-217
略語一覧: p218-222
- 内容食品添加物は危険なのか?残留農薬の基準値超過で回収・廃棄の対応は世界の常識なのか?ビタミンでがんの予防ができるのか?オーガニックは優れているのか?巷にあふれる食をめぐるさまざまな情報。
どの情報が信頼に足るものなのだろうか?メタミドホス、マラカイトグリーン、トランス脂肪酸、メラミンなどの実際の事例も参照しながら、残留農薬の基準値の設定の仕方やその値の意味、発がん物質のリスク評価の方法を紹介していく。
食品の安全情報を複眼的にとらえた、目から鱗が落ちる一冊。
第1章 「基準値」はいかに決まるか(残留農薬はすべて“危険”なのか?;天然は常に“安心”なのか?;安全基準は厳しければよいのか?;参考にする値はなにを用いたらよいのか?)
第2章 発がん物質のリスクの大きさをどう考えるか(発がん性とはなにか;発がん性のリスク評価;健康的な食生活にもっとも大切なことはなにか?)
第3章 食品のリスク分析はどのようになされているか(魚中メチル水銀のリスク分析;トランス脂肪酸のリスク分析;緊急時のリスク分析;リスクとどう付き合うか)
第4章 食品の有効性をどう評価するか(抗肥満薬はなせ薬なのか?;ビタミン剤でがんの予防ができるのだろうか?;健康強調表示の“科学的根拠”とはなにか;健康的な食生活とは)
終章 健康的な食生活を送るために―科学リテラシーを育む(食の安全の本質はなにか?;ジャガイモから考える食の安全)
農薬や食品添加物の基準値からリスク分析まで,食の安全を複眼的に理解するための格好の書