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書誌詳細
銀しゃり
- 著者名山本一力[著]
- 出版者小学館
- 出版年2009.7
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計1
所蔵事項
- 登録番号9005965
- 請求記号b 91//ya//gi
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
- 所蔵館本館
- 配架場所
文庫・新書
- 所蔵状態所蔵点検済
書誌事項
- 内容寛政の江戸深川に「三ツ木鮨」を構えた鮨職人・新吉は親方から受け継いだ柿鮨(こけらずし)の味と伝統を守るため、日々精進を重ねていた。
職人の誇りをかけて、満足のいく仕事をする。
それが新吉の信条だったが、ふとしたきっかけで旗本勘定方祐筆・小西秋之助の知己を得る。
武家の借金を棒引きにする「棄捐令」に思い悩む秋之助との間に、互いの生き様を通して生まれる男同士の信頼感。
住む世界が異なろうとも、そこには己れの仕事に命を燃やす男たちの熱い心意気があった。
長屋に暮らす仲間たちと織りなす「笑いあり涙あり」の時代小説。
仕事、人情、心意気。
男が惚れる男の仕事振り。
江戸・深川で伝統の鮨を作る職人・新吉。棄損令に心を痛める旗本勘定方・秋之助。誇りをかけ、仕事に没頭する新吉の姿は立場の違う二人を固く信頼で結びつけた。長屋に暮らす仲間たちとの、心温まる人情譚。