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書誌詳細
いのちの選択 : 今、考えたい脳死・臓器移植
- 著者名小松美彦, 市野川容孝, 田中智彦編
- 出版者岩波書店
- 出版年2010.5
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計0
所蔵事項
- 登録番号7500792
- 請求記号IB//IW//782
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名いのちの選択 : 今、考えたい脳死・臓器移植
- 書名ヨミイノチノセンタク
- 著者名小松美彦, 市野川容孝, 田中智彦編
- 著者ヨミコマツ,ヨシヒコ
- 内容はじめに 編者代表 小松美彦
1章 知っておきたい,考えたい,脳死・臓器移植13のこと
香川知晶・小松美彦・田中智彦
<1>脳死・臓器移植とは何か/<2>日本における脳死・臓器移植/<3>2009年の臓器移植法改定/<4>脳死とは実際はどのような状態なのか/<5>脳死になると,ほどなく心臓が止まるのか/<6>「脳死=人の死」と科学的にいえるのか/<7>臓器移植によって本当に長生きできるのか/<8>「他人の臓器を待つ」とはどういうことなのか/<9>法改定で,私たち誰しもが備えるべきこと/<10>虐待を受けた子どもが「脳死」とされるとき/<11>臓器移植の代わりになる治療法はないのか/<12>脳死の保険治療打ち切りから尊厳死法へ/<13>科学技術と法律と倫理の関係
2章 家族として脳死と臓器移植を経験して
佐藤 凛 (聞き手・市野川容孝)
3章 さまざまな声
脳死臓器移植は愚行である(池田清彦)/脳死移植を考える(池内了)/小児脳死診断基準と長期脳死(杉本健郎)/脳死移植について(多田富雄)/脳死と倫理学(大庭健)/優生思想と功利主義による身体の資源化(荻野美穂)/聴こえない声を聴く(金森修)/生よりも,死よりも,高きもの(小泉義之)/改定臓器移植法は法の名に値するか(佐藤憲一)/これは,おそらく始まりに過ぎない(高草木光一)/希望をふりまくだけではなく,事実を伝えてほしい(柘植あづみ)/死を見据えて生きてこそ見える「いのち」の実相(爪田一壽)/「愛」を問いなおし,そして脳死となる人のいのちを大事にしよう(土井健司)/「長期脳死」をめぐる国会での暗闘(森岡正博)
主な参考文献/〔付録〕生命倫理会議 臓器移植法改定に関する緊急声明