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書誌詳細
新しい食物学 : 食生活と健康を考える
- 著者名加藤陽治, 長沼誠子編集
- 出版者南江堂
- 出版年2010.4
貸出・返却・予約状況
- 貸出状況
貸出可能
- 所蔵数1
- 貸出可能数1
- 予約数0
- 貸出累計2
所蔵事項
- 登録番号0066716
- 請求記号498.5//Ka86//3ed
- 貸出区分通常
- 蔵書区分図書 - 一般図書
書誌事項
- 書名新しい食物学 : 食生活と健康を考える
- 書名ヨミアタラシイショクモツガク
- 著者名加藤陽治, 長沼誠子編集
- 著者ヨミカトウ,ヨウジ
- 目次第1章 健康と食生活
1-1 健康とは
1 健康の概念
2 健康の成立条件とヘルスプロモーション
a.健康の成立条件
b.健康の水準と疾病予防のためのアプローチ
c.ヘルスプロモーション
3 健康と生活習慣
4 生活習慣病
1-2 健康と社会
1 人口動態
2 疾病構造の変化
1-3 国民健康づくり
1 第一次国民健康づくり対策
2 第二次国民健康づくり対策(アクティブ80ヘルスプラン)
3 21世紀の国民健康づくり運動(健康日本21)
1-4 健康と食生活
1 食生活の実態
2 食生活と健康問題
3 食事指導の実際
a.食事バランスガイド
b.4群点数法
c.糖尿病食品交換表
4 食中毒
1-5 日本人の食生活の諸問題
1 食生活の変化と問題点
2 食生活の外部化と健康問題
3 食生活の国際化、多様化と食料問題
4 食生活とごみ、環境問題
1-6 これからの食生活─食料、食品、食物、食事
1 何を食べるか?─食料、食品、食物
a.食料─環境と調和のとれた生産
b.食品─賢い選択
c.食物─おいしく調理
2 どのように食べるか?─いつ、どこで、だれと、どんなふうにして
a.生体リズムに適応した食事
b.楽しく豊かな食事─共食と食文化
■推薦図書
第2章 食物の安全
2-1 食物の安全とは
1 食品衛生法および食品衛生関連法規について
2 食品の安全性とは
3 食中毒の実態
2-2 食の素材の安全性
2-3 食品添加物
1 食品添加物の安全性評価
2 食品添加物の分類・用途
3 食品衛生法の一部改正─新しい食品添加物の規制について
2-4 農薬とその安全性について
1 農薬とは
2 農薬の安全性について
3 残留農薬について
2-5 非意図的に食品に混入してくる化学物質の安全
1 ダイオキシンとPCB
2 内分泌撹乱物質(環境ホルモン)
2-6 ウイルスおよび細菌による食中毒
1 ウイルス性食中毒
2 細菌性食中毒
a.感染型食中毒
b.毒素型食中毒
c.生体内毒素型(中間型)食中毒
3 細菌による食中毒と経口感染症
2-7 製造・流通レベルでの食の安全性確保
1 コールドチェーン
2 HACCPについて
2-8 遺伝子組換え食品
1 遺伝子組換え食品とは
2 安全性とその評価
3 遺伝子組換え食品添加物
2-9 安全な食生活を営むために
■推薦図書
第3章 食物と栄養
3-1 三大栄養素
1 糖質の種類と構造
a.単糖
b.オリゴ糖(少糖)
c.多糖
2 脂質の種類と構造
a.脂肪酸
b.トリアシルグリセロール(中性脂肪)
c.リン脂質
d.ステロール
3 タンパク質の種類と構造
a.アミノ酸
b.タンパク質
3-2 消化と吸収
1 消化
2 吸収
3-3 糖質の栄養
1 エネルギー生産
a.解糖系
b.クエン酸回路
c.電子伝達系
d.共通の代謝経路
2 グリコーゲンの代謝
3 糖新生
3-4 脂質の栄養
1 脂質の運搬
2 エネルギー生産
3 脂肪酸の合成
4 エイコサノイド
5 コレステロール
3-5 タンパク質の栄養
1 体タンパク質の代謝
2 アミノ酸の代謝
3 タンパク質の栄養価
3-6 ビタミンの栄養
1 脂溶性ビタミン
2 水溶性ビタミン
3-7 無機質の栄養
1 主要元素(多量元素)
2 微量元素
3-8 エネルギー代謝
1 基礎代謝と安静時代謝
2 活動代謝
3 身体活動の強度
3-9 食事摂取基準
1 エネルギー
2 タンパク質
3 脂質
4 炭水化物、食物繊維
5 ビタミン
6 ミネラル
■推薦図書
第4章 食物と嗜好
4-1 食べ物の二次機能
4-2 食べ物のおいしさ
1 おいしさと食嗜好
2 おいしさ評価のメカニズム
3 おいしさ評価の基本的要因─食べ物の食味特性
a.外観(視覚)
b.香り(嗅覚)
c.味(味覚)
d.テクスチャー(触覚、視覚)
e.温度(温覚・冷覚)
f.音(聴覚)
g.特性の寄与率(感覚の重要度)
4 おいしさ評価の変動要因
a.食べる時の食事環境
b.食べる人の生理状態
c.食べる人の心理状態
d.食べる人の食嗜好、食経験、食知識、食情報など
4-3 食べ物のおいしさと調理
1 調理とは
2 調理操作と食べ物のおいしさ
a.調理操作の分類
b.調理操作の目的と方法─こめの調理を例として
3 調味操作と食べ物のおいしさ
a.調味操作と調味料
b.調味操作の目的と方法
4-4 食嗜好の形成
1 食嗜好形成のメカニズム
2 食嗜好の加齢による変化
■推薦図書
第5章 食物の生体調節機能
5-1 食品の機能
5-2 生体機能の調節
5-3 生体機能調節成分
1 食物繊維
a.消化管の機能に対する効果
b.腸内細菌に対する影響
c.大腸がん発生率の抑制効果
d.血糖上昇の抑制効果
e.血中コレステロール低下作用
f.その他
2 オリゴ糖・糖アルコール
a.整腸作用
b.う歯予防効果
c.ミネラル吸収促進作用
d.インスリン分泌非刺激性
3 タンパク質・ペプチド
a.カルシウムの吸収促進効果
b.オピオイド活性
c.血圧降下効果
d.血中コレステロール改善効果
e.抗菌作用
4 エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸
5 カプサイシン
6 抗アレルギー成分
7 抗酸化成分
a.茶のポリフェノール
b.りんごのポリフェノール
c.ブルーベリーのポリフェノール
5-4 健康食品と特定保健用食品
a.栄養機能食品
b.特定保健用食品
c.特別用途食品
5-5 日常の食生活と食材
■推薦図書
第6章 望ましい食物摂取と食教育
6-1 望ましい食物摂取と食事計画
1 食の自己管理能力(食のマネージメント能力)
2 食事計画の必要性
3 食事計画の実践と評価
a.1回の食事バランス
b.食品群と一日の食事バランス
c.食事バランスガイドの活用
d.一週間・一年間の食事バランス
4 ライフステージと食物摂取
a.幼年期
b.少年期・青年期
c.成年期・壮年期
d.高年期
6-2 これからの食育・食教育
1 食をめぐる現状と食育
a.食をめぐる現状と課題
b.食育の目的および食育基本法の概要
c.食育推進基本計画の概要
2 食育と食教育
3 学校における食教育
a.食に関する指導の内容
b.食に関する指導にかかる全体計画の作成
c.栄養教諭の役割
d.学校における食教育の課題
■推薦図書
用語解説
索引
コラム 健康を規定している法規等/植物がとった生き残り戦略と食の安全性/残留農薬のポジティブリスト制/トランス脂肪酸/味覚地図(舌の上の味覚の局在)はあるのか?/メタボリックシンドローム/よく噛んで食べることの大切さ─咀嚼と食べ物を考える─/食育はいつから使われているか